高校野球の甲子園大会を観ていると、随分選手の髪型が昔とは違って来た。野球帽を被っている時は気が付かなかったが、帽子を取ると長い髪が見える。「なかなかハムサムでイケメンが多いわね」と、カミさんは長髪男子を褒めている。
髪型で勝敗が決まる訳では無いのに、どうして坊主頭にしてきたのだろう。「気合を入れるために、坊主にしろ」と、生徒に要求してきた監督もいたようだ。「スポーツマンシップが誤解されてきた」と、慶応高校の監督は言う。
「スポーツは勝つことは大事だが、勝つためには何をしても良い訳では無く、正々堂々と戦う必要がある」と、述べている。だからか、バッターボックスでキャッチャーの動きを盗み見るなと指導していると言う。
勝利至上主義になっている、高校の部活動は改善すべきだろう。プロ選手を目指して部活に力を入れるのは構わないが、本末転倒にならないようにと思う。私が高校生の時だから60年以上も前になるが、生徒指導部の先生と校則のことで話し合ったことがある。
「何のために校則はあるのですか?」と尋ねると、「生徒のためだ」と言われる。「生徒のためなら、生徒に決めさせればいいではないですか」と、当たり前のことを言ったが聞いてもらえなかった。今、校則を無くすと言う校長が出て来たが、上からではなく、生徒自身が決める、そういう風土を作っていくべきだ。
甲子園でチアガールの服装が話題になっている。盗撮されるのを防ぐというのなら、いっそのことチアガールは無くせばいい。男たちは女の子の身体に関心があり、女の子は見せたい気持ちがある。どんなに盗撮はダメと言っても、無くなることはない気がする。
プロ野球をテレビ中継で観ていても、綺麗な女性がいるとか、脚が白くて綺麗とか、全く野球と関係の無い場面に目が向いてしまう人もいる。短パンやミニスカートの女性は入場禁止にしてもらいたいくらいだ。
「人の性(さが)」をどこまで許すか、いや、受け入れるか、困ったものだ。
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