友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

番組が個性的になることを政府は嫌うのか

2021年11月29日 17時54分49秒 | Weblog

 南アフリカで確認された新型コロナウイルスの新たな変種、オミクロン株が欧州にまで感染を広げてきた。各国は再び入国制限を強化し、人々の行動規制を復活させている。感染症が歴史を変えてきたというが、人類の歴史は感染症との戦いだったようだ。

 古くは国家権力が強権を発動し、人々を厳しく取り締まることで感染を封じてきた。近代国家が誕生し、議会制民主主義となった現代でも、国家権力の行使を望む声は強い。コロナ禍が政治の仕組みをいっそう強権的にする契機となっている。

 張本勲さんが『サンデーモーニング』を年内いっぱいで卒業するという。司会の関口宏さんとともに23年間も出演し、辛口(?)の弁舌で人気があったが、81歳は余りにも歳を取り過ぎた。最近は本人に悪意が無くても、聞いた側は傷つく言葉が多かった。

 関口さんが番組を振り返り、「左の方にいた番組が無くなって、一番左みたいになってしまいました」と言うが、私にはマンネリ化していてつまらないとしか感じられない。何でもそうだと思うけれど、10年を区切りにした方がいい。長期番組はどうしてもマンネリになってしまう。

 『サンデーモーニング』のコメンテーターは、誰もが当たり障りのない、当然そう答えるだろうということしか言わない。関口さんが経営する事務所の方が多いことにも原因するのだろう。張本さんの卒業に合わせて、『サンデーモーニング』も終了して欲しい。

 各テレビ局には、コメンテーターがいろいろ発言するニュース番組があるが、どれを見ても大差無い気がする。番組が個性的になることを政府が嫌うからだろうか。


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