中1の孫娘を迎えに、隣りの豊山中学校へ行った。豊山中学校で卓球部の練習試合があり、昼には終わるので迎えに行き、昼食を食べさせて、名古屋の英会話教室へ送って欲しいと長女から連絡があったからだ。
そんなことくらい構わないが、いつもの練習試合は自宅の清洲からみんな自転車で来る。自転車はどうするのかと思ったら、「朝は父親が車で送ってくれた」と言う。じゃあ、英会話教室が終わったらどうするのと聞くと、「夕方、新瑞橋でパパと落ち合うの」と言う。
メールだから詳しいことは書けなくても仕方ないが、どういう風に動くかくらいは知らないといろいろ心配してしまう。長女もカミさんも、その点はルーズというか、誠に大雑把だ。相手のことをもう少し思いやって欲しいものだとひとり思う。
正午過ぎに中学校の体育館から少女たちが出て来た。ひとりが孫娘とカミさんを並ばせて、「やっぱり似てる」と喜ぶ。昔は私の方が似ていたけれど、孫娘も大人っぽくなってカミさんに似てきたようだ。
「せっかくだから、エアポートウォークで食事にしない」とカミさんが言うので、空港のショッピングセンターへ向かう。駐車場が全く空いていないし、車の上に陣取ってカメラを構えている人たちがやたらと目に付く。
一番奥まで向かったがどこも空いていない。むしろ駐車場の一角は、カメラを構えた大勢の人たちでいっぱいだった。航空自衛隊小牧基地の航空祭は明日だが、今日はその前日の訓練が行われていたのだ。自衛隊の飛行機が編隊を組んで飛んでいるのが見えた。
結局は駐車できず、食事は別のところになってしまった。食事の時、孫娘に「苦手な教科は何?」と聞いてみた。「国語。テストで主人公の気持ちを書けとあるけど、他人の気持ちなんて分かる訳が無い」とぶっきらぼうに言う。
「それにさあー、横書きならまだ読みやすいけど、縦書きだよ。ますます分からん」と言う。小さな時からスマホで、横書きばかり見てきし、マンガの主人公は分かりやすい。本や新聞を読まない若いこの子たちは、これからどうなっていくのだろう。
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