昨日の朝、エレベーターで小学生の男の子と一緒になった。「早いね」と言ってから、1学期の終業式の日と気が付いた。「今日から夏休みか、何するの?」と聞くと、「かき氷食べながら、ユーチューブ見る」と言うので、「ユーチューブはいかんな」と冗談で言うと、「いいの、いいの、もう終わったんだから」と言う。
私の小3と中2の孫娘たちも夏休みか。どんな計画を立てているのだろう。中2の孫娘は7月5日が誕生日だったから、カミさんが「プレゼントは何がいい?」と尋ねても音沙汰無しだった。通知表がどうのとか、成績のことに質問が及ばないように警戒しているのだろう。あの子なりに苦悶している様子が見て取れる。
その中2の孫娘から今、カミさんのところに、「シャツとネックレスと付け爪の3点をお願いします」とメールが来た。「付け爪っていいのだろうか?」と私に聞くので、「両親がよければいいんじゃーない」と答える。孫娘の母親は高校生の時に髪を染めて、生徒指導部に私が呼び出されたことがあった。
中2ともなると、夏休みの間はおしゃれしたいのかも知れない。そうやって女の子から女性に成長していくのだろう。私たちの中学時代とは全く違うし、違って当たり前なのかも知れない。孫娘は小学生の時は、「6年から心入れ替えて頑張る」と言い、中学生になった時も、「これからは頑張る」と言っていた。
頑張っているつもりでも、成果が出ないこともある。まあそこそこに生きていければいい。次女の小3の娘は母親に似て世話好きだ。父親が9月から大阪に転勤になると、昨日伝えたそうだ。「学校は3月まではこちらに通えるから」と話すと、「エッ、それまでママとふたりで暮らすの!」と怪訝な顔をしたそうだ。
父親がいない不安よりも、母親とふたりだけになることの不安の方が大きいのだろう。自由気ままにさせているようで、細かいところまで注意する母親のプレッシャーが想像できるようだ。どちらも似た者親子という訳だ。