
人はアルコール依存症、ニコチン依存症、読書中毒など、少々困った生活習慣を身につけてしまうものだ。ぼくの場合、アルコールに依存できるような酒飲みではないし、読書中毒も2年ほど前に卒業してしまった。でも、ニコチン依存症だけは、よほど体調が悪いとき以外、たばこを手放したことがない。ビール好きの人と同様、たばこをより美味しく吸うために、一時的(半日程度)にがまんしたり、スポーツで汗を流したりすることもある。

ときに、ぼくは富士山依存症もあるのではないか、と考えるようになった。先週末から今週の頭にかけて、通勤途上で楽しみにしている白い富士山は、天候のせいで私たちの前に姿をあらわさなかった。そんな日は、実に物足りなくて、さびいしいのだ。一日の初めにあたって、やる気をそがれる気になる。春や夏、よほど空気が乾燥していないと富士山は見えないし、それがわかっていれば納得できるのだが、晩秋から3月ぐらいまでは毎日見たいのだ。というわけで、今朝は富士山を眺めてきたから、今日はとっても元気だぜ。(2004 02/05)
※ 本日は秋晴れでございますな。空気の冷たさが身に沁みるようになってくるに従い、富士山/~\の見える朝が楽しみになってくるのでございます。心底から、山頂に雪をいただく雄姿が、私に元気を与えてくれるのです。(2007/10/18)