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休日の昼前、本日初めての1本のたばこは、切ないほどうまい

2007年10月06日 | ここで一服・水元正介
◎ 今日(2002年12月8日)は、霧雨の合い間をぬうように、自宅の庭でたばこを5本吸った(それで、一昨日の夜に購入したマールボロが切れ、明日の小山駅まではたばこがない)。昨日、今日とせっかくの休日だというのに、あいにくの天気である。気温も下がっており、風邪を引いている人も多く、町でもインフルエンザの予防接種を呼びかけているようだ。

◎ 職場のある田町近辺でも、一昨夜あたりからいかにも忘年会と思われる集団が、狭い通りにあふれていた。これからの2週間ほどは、街の賑わいもピークに達し、長引く不景気にありながらも、この1年間、がんばってきた人たちの「年忘れ」の行事は不可欠なのだろう。自分が若い頃、区切りやフシメを重んじる慣習など軽蔑していたけれど、年齢とともに「何が何でもはずせないイベント」に変わりつつあるのだ。(2002 12/08)

※ 私は年齢とともに、愛国主義的な性格が強くなっているような気がする。詩吟の舞台では日の丸を背にして吟詠することに慣れ、イベントの開会式では「君が代」を何の疑問もなく歌うようになった。たばこに関しても、以前は強めのたばこが吸いたいときに、マールボロの赤を吸っていたが、2年ほど前から完全に外国たばことなったと聞き、一切手にしなくなった。それでも、マールボロは若い人たちを中心に人気が高く、ブランドの力はやっぱり世界一を維持しているようだ。(2007/09/25)
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普通の人が持っている普通が凄いんだよ

2007年10月06日 | たばこをめぐる見聞記
◎ 「ツール・ド・奥の細道」~漕ぎまくれ清志郎!1000キロの旅~は、2002年NHKBSで放送されたものだ。昨夜(2003年1月26日)24:00~25:13、私は偶然にも、NHK綜合テレビの再放送を見ることができた。その概略は、忌野清志郎さんの公式ホームページ(http: //www.kiyoshiro.co.jp/)で知ることができるけれど、私なりに印象に残ったことを書いてみたい。清志郎さんが芭蕉の奥の細道をたどるツーリングに思い至ったのは、自ら山中に出向き、雪崩に巻き込まれた息子たちを決してあきらめず、救い出した疋田虎さん(80歳)に直接お会いし、その元気の素に触れてくることだった。

◎ 清志郎さんを自宅前に迎えに出ていた疋田虎さんは、立ち姿がしっかりとしていた。足腰の丈夫さが一見してわかる。多分、私の父と同じような年齢だと思うが、父も膝に持病を抱えながら、今でもゲートボールの現役プレーヤーである。疋田さんと同様、父にも大正世代のりんとした共通の骨太さがある。家の中でテーブルの周りに座り、虎さんは待ちかねた客人の到着を安堵するかのように、たばこに火をつけて吸った。あぐらをかいた虎さんの背筋は、まっすぐに伸びて美しいほどだった。

◎ そのあと、一升瓶を手にまったく飲めない清志郎さんにお酒をすすめ、自分も「今は毎晩3合、調子のいいときは4号。若い頃、雨で山に出られない日は1升瓶を空けた」と語り、うまそうにコップ酒に口をつけたあと、3本目のたばこに火をつけ目を細めながら紫煙を吐いた。清志郎さんが「元気の秘訣」をお聞きしたところ、「歩かねばダメだ。これ(酒)だけではダメ(体をこわす)」とボソッと答えた。

◎ 疋田さん宅を後にして、スタッフが「普通の人でしたね」と感想と述べたのに対して、清志郎さんは「普通の人が持っている普通が凄いんだよ」と語ったという。功成し、名を成した清志郎さんが50歳を超えて、体力増強には遅すぎるのではないかと迷っていた時期に、テレビで「疋田虎さんのニュース」を見て、「自分に今最も必要なことは、このおじいさんに直接会うことだ」と直感し、今回のツーリングを企画したとのことだ。私はそこに、忌野清志郎さんのたぐいまれな才能があり、行動につなげていくための努力を惜しまない精神に、強い自省の念を抱きつつ、心打たれたのであった。(2003 01/27)

※ 2006年7月13日、忌野清志朗さんは自分のホームページ上で、喉頭ガンであることを公表した。私自身もホームページを見る機会があり、大変驚かされたし、喉頭ガンならたばこが原因とでも言いたいところだが、「何の言い訳もせずに、活動を休止する」と宣言した姿勢に、なおさら尊敬の念を強くしたのである。それから療養生活に入り、翌年の2月21日、TBSラジオ「竹中直人ハードボイルド・ソーセージ」に出演し、告知を受けた直後の心境や闘病生活の現状を語っている。放射線治療は最後の手段として留保し、玄米を中心とした菜食療法で活動を続けているそうだ。(2007/10/06)
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圧力団体が凶暴化するとき

2007年10月06日 | たばこ弁護の諸説紹介
◎ 今朝(2003年1月24日)の朝日新聞によれば、日本公衆衛生協会は、2月1日に開催予定であった「生活慣習病予防週間シンポジウム」を中止することにした。その大きな理由は、「90歳まで現役宣言!」のテーマで講演することにしていた作曲家三枝成彰さんが愛煙家であるため、「たばこ問題情報センター」(渡辺文学代表の禁煙団体)が「講師にふさわしくない」と同協会と後援する厚生労働省に交代を申し入れ、それが受け入れられたからだ。

◎ これに対して、三枝さんは「生き方の話をするつもりだったのに、たばこで降ろされるとは思わなかった。たばこが体に悪いことは確かだし、ヘビースモーカーなので怒る気はない。ただ、個人の好き嫌いを縛るのはよくない。ビートルズの写真からたばこが消されたとの報道があったが、声高に言えば通るというのはファッショに通じるようで怖い」と述べていた。

◎ 私は渡辺文学さんが、前回の衆院選で「禁煙団体のリーダーとして自由国民連合から出馬し、その結果は法定得票数にも遠く及ばず、見事に落選したことを知っている。テレビで演説する姿と表情は、とても清潔で安らぎのある「健康さ」など皆無だった。多分、彼の運動を支えているのは「自己顕示欲」が未達成のまま、「怨念」や「憎しみ」といった類の感情に転化した「悪しきイデオロギー」なのだ。

◎ 三枝さん事件は、たしかに「ファッショに通じる」恐れがあるし、閉そくした世相の中で、「ガス抜き」「うさばらし」「たばこは殺人だ」「ぜいたくは敵だ」というような世論の暴走を予見させる。私は、彼の数少ない今回の勝利が、これ以上「禁煙」グループ系圧力団体を凶暴化させないよう願うのみである。(2003 01/24)
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アニメに登場しそうな「Smo Car」

2007年10月06日 | たばこをめぐる見聞記
◎ 出先での仕事を終えて、昼休みに新橋の旭川ラーメン(醤油大盛り、800円)を食べてから、千代田区大手町に駐車中の「SmoCar」を見学してきた。新橋からならば、近いだろうと歩いてみたけれど、けっこうな距離があり、少々疲れた。愛煙家である私は、たばこに関するイベントがあれば、極力出かけるようにしており、今回の「Smo Car」にもたいへん興味があった。

◎ さて、帝国ホテル、帝国劇場を皇居のお堀に沿ってとおり抜け、右に曲がった読売新聞社前の広場に、その車はあった。ボテッとした車体は、まるでアニメに登場するような姿で、車内は想像していたよりも狭かった。しかし、禁煙・嫌煙が世論の正義になりつつある中で、たばこメーカーとしての今回の試みには敬意を表したい。聞けば、2月上旬からは、札幌雪祭りの会場に移動するという。(2003 01/22)
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