◎ 友人にもらった『僕はアメリカに幻滅した』(小林至著、太陽企画出版)という本を読んでみた。たばこに関する本書の立場は、被告側のメーカーに同情的であり、たちの悪い弁護士たちの莫大な利益のためにたばこという嗜好品が利用されたのではないか、と語っている。そして、アメリカの労働組合に対する観点も、かなり手厳しい内容であった。著者は、ご存じのとおり東大経済学部卒、ロッテマリーンズ入団・解雇、米国留学、プロスポーツ担当の放送局勤務・解雇、帰国した人である。
◎ 本書そのものは大変おもしろかったが、2001年7月の参院選に自由連合から出馬するということを知り、少なからず違和感があった結局、そのための本であったのか、などと詮索してしまったわけである(後日談として、彼は法定投票にも遠く及ばす、ものの見事に落選した)。。それを差し引いても、読まれてしかるべき本であることはたしかなので、ぜひお勧めしたい。(FRI.6.JULY.2001)
◎ 本書そのものは大変おもしろかったが、2001年7月の参院選に自由連合から出馬するということを知り、少なからず違和感があった結局、そのための本であったのか、などと詮索してしまったわけである(後日談として、彼は法定投票にも遠く及ばす、ものの見事に落選した)。。それを差し引いても、読まれてしかるべき本であることはたしかなので、ぜひお勧めしたい。(FRI.6.JULY.2001)