読売新聞・・・・・民主と連立協議へ、社民が基本理念4項目
6月18日20時38分配信
社民党は18日の常任幹事会で、次期衆院選後に民主党との連立政権樹立に向けた協議に入る方針を正式決定し、協議に臨む際の基本理念をまとめた。
基本理念は、〈1〉新自由主義との決別と内需主導型経済への転換〈2〉社会保障、雇用を重視したセーフティーネット(安全網)の再構築と拡充〈3〉所得再分配機能の見直しと財源確保〈4〉憲法理念の尊重と具現化--の4項目。
民主党との協議では、消費税率の据え置きや高額所得者への所得税増税など、基本理念を踏まえた主要政策の実現を求めていく。社民党内には、党の独自性を重視する立場から、衆院選前に民主党との連立協議入り方針を打ち出すことに根強い慎重論があるが、執行部は「次期衆院選は政権交代の最大のチャンスであり、主体性を持って関与していく党の姿をアピールすることが必要だ」(重野幹事長)と判断した。 ・・・・・・
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福井では県政は自民・公明・民主・社民の相乗り県政で無駄な公共事業や危険な原発増設を推進している。国政では、社民は民主候補を応援するという構図がつづいている。だから、福井から見ると、「民主と社民の連立協議」といわれても違和感はないが。
しかし、この間の派遣労働の拡大等は民主党も自民党とともに推進してきたし、鳩山さんは憲法9条改憲論者。消費税増税論はもともと民主党の年金財源論で、「消費税増税しない」とは言えない。こんな民主党は自民党と危険な共通点がいっぱい。
それでもふみこむのは、昔の村山時代のように甘い汁をまた吸いたくなったのか、と揶揄されても仕方がない。それは「護憲」を期待する国民を裏切ることにもなろう。
福島さんは党首を決意された時、夫君から「社会民主主義の人柱に」と言われたそうだが、社会民主主義の歴史的な過ちをまた繰り返す道に踏み込むのではないかな。
6月18日20時38分配信
社民党は18日の常任幹事会で、次期衆院選後に民主党との連立政権樹立に向けた協議に入る方針を正式決定し、協議に臨む際の基本理念をまとめた。
基本理念は、〈1〉新自由主義との決別と内需主導型経済への転換〈2〉社会保障、雇用を重視したセーフティーネット(安全網)の再構築と拡充〈3〉所得再分配機能の見直しと財源確保〈4〉憲法理念の尊重と具現化--の4項目。
民主党との協議では、消費税率の据え置きや高額所得者への所得税増税など、基本理念を踏まえた主要政策の実現を求めていく。社民党内には、党の独自性を重視する立場から、衆院選前に民主党との連立協議入り方針を打ち出すことに根強い慎重論があるが、執行部は「次期衆院選は政権交代の最大のチャンスであり、主体性を持って関与していく党の姿をアピールすることが必要だ」(重野幹事長)と判断した。 ・・・・・・
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福井では県政は自民・公明・民主・社民の相乗り県政で無駄な公共事業や危険な原発増設を推進している。国政では、社民は民主候補を応援するという構図がつづいている。だから、福井から見ると、「民主と社民の連立協議」といわれても違和感はないが。
しかし、この間の派遣労働の拡大等は民主党も自民党とともに推進してきたし、鳩山さんは憲法9条改憲論者。消費税増税論はもともと民主党の年金財源論で、「消費税増税しない」とは言えない。こんな民主党は自民党と危険な共通点がいっぱい。
それでもふみこむのは、昔の村山時代のように甘い汁をまた吸いたくなったのか、と揶揄されても仕方がない。それは「護憲」を期待する国民を裏切ることにもなろう。
福島さんは党首を決意された時、夫君から「社会民主主義の人柱に」と言われたそうだが、社会民主主義の歴史的な過ちをまた繰り返す道に踏み込むのではないかな。