前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

知事、県議の期末手当引き上げ予算案に反対。ふるさと納税の問題点。日ロ首脳会談は大失敗に

2016年12月17日 | 福井県政
  昨日は県議会予算決算特別委員会、夜は地元湊地区の自治会連合会の忘年会でした。
予算特別委員会、今回は私は質問の機会がありませんでした。某部長は、佐藤さんの質問がないと寂しいね、と。原発担当部長でないから?
反対討論はおこないました。知事や県議も期末手当を引き上げることについて、むしろ引き下げが求められる、と。

 質疑のなかでは、ふるさと納税で福井市、坂井市、おおい町が逆に赤字になっていることが明らかに。仲倉議員の質問です。地方自治体同士での食い合いの激化は、本来の地方税のあり方を歪めるものになりかねません。



     福井新聞



 安倍ープーチン会談で、国民が期待した領土問題の進展はまったくなく、失敗に終わった。
こんな自民党の手法では未来永劫領土を取り戻すことができないのではないか。
詳しくは今日の赤旗をお読みください。福井の方のお申し込みは、0776273800 まで。



憲法共同センター、原発連絡会の会議。新幹線、小浜ー京都ルートで大騒ぎしているが、県民負担の全体像は不明確

2016年12月16日 | 福井県政
 昨日も会議がつづきました。憲法共同センターでは安倍政権の暴走政治を止めるために、野党と市民の共同をどうすすめるか、などいろいろ議論しました。
 原発問題住民運動県連絡会では、この間の、もんじゅなど原発巡る情勢、裁判闘争の現段階、来年福島原発事故から6周年に計画されている県民集会に向けた準備などについて協議しました。
 総選挙も予想されるなか、南スーダンへのかけつけ警護・戦争法発動やめよ、憲法改憲許さないたたかい、福島原発事故からもうすぐ6年だが、事故処理費用の天文学的な増大と国民負担、事故被災者の切り捨て、無謀な再稼働許さないたたかい、などをますますつよめ、安倍政権を追いつめましょう!


 昨日の福井県の地元紙は新幹線が小浜ー京都ルートに決まる、との記事が踊っています。
石川県境から大阪まで約3兆円の事業費、地元負担も大きい。さらに、北陸本線を自治体が買い取り、第三セクターで運営しなくてはならなくなり、これも地方にとっては大変な負担。県民負担の全体像はいまだ明らかにされていないまま、発車している。

 富山の第三セクター鉄道ですらなかなか苦戦。利用者がより少ない福井県が担う鉄道は?
安倍政権も福井県も、口では少子高齢化社会、人口減少で大変!財政は大変だ!とか言うのですが、公共事業だけは高度経済成長時代と変わらない道を突き進む。おかしくないか?



福井新聞




     日経新聞

さとう正雄ニュースを発行。オスプレイ墜落、米軍 謝罪せず。副知事「植民地意識丸出し」

2016年12月15日 | Weblog
活動ニュースを発行しました。議会での取り組み、新婦人の会のみなさんの県要望、福島県からの報告、など。
ひきつづきがんばります!応援お願いいたします!






 
  オスプレイの墜落事故でアメリカ軍に抗議した沖縄県副知事にたいし、海兵隊責任者は激高し、「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と述べたという。
 
  沖縄県民、日本国民の感情を無視したふざけた「弁明」としかいいようがない。

  今回のような事故が起きたことは、住宅地にも墜落する危険をしめしたこと以外のなにものでもない。

  日本の主権を踏みにじるアメリカ軍の本質が明らかになった。国民、住宅地に被害がでる前にお引き取り願いたい。


■朝日・・・米軍高官「被害与えず、感謝されるべき」 沖縄副知事に     朝日新聞デジタル 12/14(水) 15:51配信


 沖縄県名護市沖に米軍輸送機オスプレイが不時着して大破した事故で、沖縄県の安慶田(あげだ)光男副知事は14日、在沖米海兵隊トップのニコルソン四軍調整官に対し抗議した。安慶田副知事によると、ニコルソン氏は「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と抗議に不満を示したという。


 安慶田副知事によると、オスプレイの飛行停止と配備撤回を求める抗議文をニコルソン氏に手渡し、抗議したが、ニコルソン氏はかなり興奮した様子で「(事故を)政治問題にするのか」と言ったという。安慶田副知事は「県民はオスプレイの配備も訓練も認めていない」と述べたが、ニコルソン氏は最後まで怒りが収まらない様子だったという。

 安慶田副知事は面会後、報道陣に「謝罪は全くなかった。本当に植民地意識丸出しだなと感じた」と述べた。

 沖縄には2012年10月から米軍普天間飛行場(宜野湾市)に順次24機のオスプレイが配備されたが、県や宜野湾市などは一貫して配備撤回を求めている。(吉田拓史)

やはりオスプレイは落ちた!稲田防衛大臣は、日本からの撤去こそ要求すべき。

2016年12月14日 | Weblog
 今日の赤旗。戦争法が発動された自衛隊。小松基地では、人権侵害の通話履歴提出要求が。自衛官の人権が奪われ、国民の人権が奪われていく。許されない!

  総選挙で再選めざす藤野やすふみ衆議院議員。福井はじめ全国各地の原発問題に取り組み、原発依存からの転換を訴えています。
 ぜひ、赤旗をお読みください。福井の方のお申し込みは0776273800 まで。







 
 
 やはりオスプレイは落ちた!
「未亡人製造機」とよばれている危険なオスプレイ飛行には沖縄県などからもつよい懸念と反対運動がおきています。
 高江でのオスプレイパッド建設にも激しい反対運動がつづいています。

 稲田防衛大臣は原因究明と一時飛行差し止めを米軍に求めるようですが、危険はオスプレイの本質的なものであり、言葉だけの言い訳を求めてすむものではなく、日本領土での飛行禁止、撤退こそ求めるべきでしょう。
それが、日本国土と国民の安全を守ることになるからです。


■NHK・・・・米軍オスプレイが名護市沖に不時着 2人けが   12月14日 4時56分

13日夜、沖縄県名護市の東の海上でアメリカ軍の輸送機オスプレイが不時着し、乗っていた5人全員が救助されました。このうち2人がけがをしていて、防衛省はアメリカ軍に連絡をとって当時の詳しい状況の確認を進めています。

防衛省によりますと、13日午後9時半ごろ、沖縄県名護市の東およそ1キロの海上で、アメリカ軍の輸送機オスプレイ1機が不時着しました。

このオスプレイには、アメリカ兵5人が搭乗していて、アメリカ軍のHH60救難ヘリコプターが13日夜遅く、5人全員を救助しました。5人とも命に別状はなく、このうち、2人がけがをしているということですが、けがの程度などはわかっていません。

不時着した機体は、沖縄県宜野湾市にあるアメリカ軍普天間基地に所属していますが、当時の状況や事故の原因はわかっていないということです。

現場付近の上空ではオスプレイが訓練のため飛行する様子がたびたび確認されていて、防衛省はアメリカ軍に連絡をとって当時の詳しい状況について確認を進めています。


大きく壊れた灰色の機体

午前2時前にNHKのカメラが沖縄県名護市安部の海岸から海のほうを捉えた映像では、浅瀬のような場所に大きく壊れたオスプレイとみられる灰色の機体が確認できます。現場の上空には第11管区海上保安本部のヘリコプターが飛び、大破した機体をライトで照らしていました。

名護市広報渉外課の仲里幸一郎課長はNHKの取材に対し、「事故を起こすのは言語道断で、かねてから機体の安全性が疑問視されていただけに許せない」と話していました。


機体が大きく損傷したケースは初

沖縄県のアメリカ軍普天間基地に配備されたオスプレイをめぐっては、県内では、おととし6月に機体から棒状の部品を落下させたほか、去年3月には機体からアルミ製の部品を落下させたことが明らかになっています。
ただ、機体が大きく損傷したケースはこれまでなく、安全性に対する懸念の声がさらに強まることが予想されます。


「本当に危ない、ショックと怒り」

オスプレイが不時着した現場に近い名護市安部地区に住む男性は「きのうの夜からヘリコプターが飛んでいたので何かあったなと思っていましたが、とんでもない事故です。本当に危ないし、ショックと怒りがこみ上げています。集落の上を飛ぶことは避けてほしいし、なるべく見えないところに行ってほしい」と話していました。

また、同じ地区に住む別の男性は「住民の家に落ちたら大変でした。危ないので、アメリカ軍も基地もなくなったほうがいいです」と話していました。


物資つり下げ訓練に抗議も

オスプレイをめぐっては、アメリカ軍基地キャンプハンセンに近い沖縄県宜野座村の城原地区の上空で今月、物資をつり下げて飛行する訓練が行われ、住民と宜野座村、それに沖縄県が「住民に不安を与える訓練だ」として、沖縄防衛局を通じてアメリカ海兵隊に抗議しています。また、沖縄防衛局も村や県に謝罪するとともに、アメリカ海兵隊に直接、抗議していました。

これについてアメリカ海兵隊はNHKの取材に対し、「訓練はルールに従って行われた。飛行ルートは考慮して決められている」と回答していました。


騒音への苦情や安全性に懸念の声

オスプレイは、老朽化したヘリコプターの後継機として、アメリカ軍普天間基地に平成24年10月に12機が配備され、平成25年9月までにさらに12機が追加で配備されました。

一方で、オスプレイは開発段階で事故が相次ぎ、安全性に問題があるなどとして、沖縄県が県内への配備計画に当初から反対し、平成25年1月には県内すべての市町村長などが連名で配備撤回を国に要請しました。おととし平成26年の知事選挙で、オスプレイの配備撤回などを訴えて当選した翁長雄志知事も、一貫して配備撤回を求める姿勢を示しています。

しかし、アメリカ軍は沖縄本島や周辺の離島などでオスプレイによる訓練を繰り返していて、住民から騒音に対する苦情や安全性を懸念する声が上がり続けています。

今月22日には、沖縄本島北部のアメリカ軍北部訓練場が一部返還されますが、翁長知事は、オスプレイの運用は容認できないなどとして、返還に合わせた政府主催の記念式典に出席しない考えを明らかにしています。


米国防総省「二度と起きないように」

沖縄県名護市の東の海上で、アメリカ軍の輸送機オスプレイが不時着したことについて、アメリカ国防総省のデービス報道部長は記者団に対して、「現在、調査中で何が起きたのか事実を知る必要がある。原因を究明し、教訓を基に二度と起きないようにしたい」と述べ、原因を明らかにするとともに再発防止に取り組む考えを示しました。

いよいよ戦争法活動はじまり、街頭宣伝。福井県議会、新幹線、在来線特急存続などで質疑

2016年12月13日 | 福井県政
 昨日は、金元衆院1区候補、渡辺常任との街頭宣伝、県議会新幹線特別委員会、共産党の会議、新婦人の会福井県本部、多田初江会長のお母さんが亡くなられお通夜にお参り、などでした。

 街頭宣伝では、南スーダンでの憲法違反のかけつけ警護活動などがいよいよ開始される問題を訴え、「殺し殺される」活動になりかねない戦争法発動の中止を求めました。
 ちょうど交通安全活動のみなさんも街頭活動。高齢者の交通事故が増えているなどの問題に触れ、車に頼らず地域で安心して生活できる地域交通の確立が課題、と訴えました。新幹線に巨額の財源を数十年間つづけていく間に、福井県内のあちこちで「移動できない」高齢者が増え続けていくようでは税金の使い方として本末転倒ではないでしょうか。


 新幹線関連の議会特別委員会では、坂井市での変電所建設に地元から反対の声がだされている問題、フリーゲージトレイン開発の難航の状況と在来線特急存続の必要性などを質疑しました。
 石川、富山県知事が「金沢乗り換えの不便」から「乗り換えなしの敦賀ー小浜ー大阪」ルート支持を主張していることにもふれ、敦賀開業時にも同じ問題が起こるわけであり、特急存続は切実な要望となる、と訴えました。





共産党の会議、再稼働反対市民行進、地域てくてく訪問活動

2016年12月12日 | Weblog
 昨日は、共産党の会議、再稼働反対市民行進、地域てくてく訪問活動などでした。
市民行進や地域訪問は冷たい雨が降ったりやんだり。身体が冷えます。

 行進前のスピーチでは、藤野衆議院議員が暴露した美浜3号機のデタラメな規制委員会の審査の問題、原発事故時に福井県民や車両を京都府など県外で除染した際の汚染水などの行き場が決まっていないずさんな防災計画の問題点などをお話しし、再稼働は許されない!と訴えました。
地域訪問では、各所で激励をいただきました。安倍政治を終わらせ、平和と暮らしを守るために頑張りましょう!



オスプレイパッドと辺野古新基地を許さない福井県集会、お母さんから「子供の医療費窓口無料化ぜひ」と

2016年12月11日 | 福井県政
 昨日は、オスプレイパッドと辺野古新基地を許さない!福井県集会に参加しました。総がかりアクションの屋敷代表の挨拶、沖縄支援、高江行動に参加した奥出さんと宮下さんの報告、かねもと幸枝さんの発言、現地のたたかいのビデオ上映。
 あらためて、日本で国民の財産と安寧を奪うアメリカ軍と追従する安倍政権のひどさを痛感しました。
参加者からも、なんとしても野党と市民の共同で安倍政権を変えよう!との発言も。

 夜は後援会のみなさんとてくてく訪問活動。3人の小学生のお母さんから、ぜひ子供の医療費は窓口無料にして欲しい!とつよく要望されました。
いま開会中の県議会でも繰り返し求めています。

 新幹線やダムには数百、数千億円の財政を惜しまない福井県が、子育てで他県でやっている窓口無料をしないのは、財政の問題ではなく、気持ちの問題でしょう。








福井県議会。もんじゅ、原発事故時の県外での除染汚染水処理、国保県単位化など質疑

2016年12月10日 | 福井県政
  今日の福井新聞、県民福井など各紙では、昨日の県議会厚生常任委員会での、もんじゅ、原発事故時の県外での除染汚染水処理、国保県単位化などについての私の質疑を報道しています。

もんじゅ問題では、この40年間の議論を国にも求めるべき、とせまりましたが県からの明確な答弁はありません。もんじゅの失敗の反省抜きに高速炉開発を推進するのは大問題です。

 原発事故時の県外での除染汚染水処理について福井県内の関電施設に持ち込む、との内閣府の共産党への回答について質問。理事者は、「内閣府に確認したが、関電が処理するとのことだが、福井県内に持ち込むとは言っていない」などと答弁。では、京都府内で処理するのか?
 次回の訓練のなかでははっきりさせてもらわなくてはなりません。このような点があいまいなままの訓練は意味が半減するでしょう。

 国保が再来年度から県単位化されることについては、保険税の上昇への対応について質問し、県財政からの繰り入れで大幅な負担増を抑制すべき、とただしました。理事者は、そのための基金があり、活用する旨答弁しました。
 また、国保加入者への制度の変更などについてはていねいに説明すべき、と求めました。


 赤旗では、美浜3号機審査で原子力規制委員会が、新しい基準では不合格となるため、古い基準で合格させた問題を、藤野衆議院議員が追及!の記事。










福井市9条の会宣伝行動。今日は、原発再稼働反対県庁前行動、11日は市民行進、ぜひご参加を!

2016年12月09日 | Weblog

 75回目の開戦記念日の昨日、福井市9条の会は福井駅頭宣伝をおこないました。
海道弁護士、茂呂弁護士も参加して、戦争法廃止を呼びかけました!





11日付けの赤旗日曜版。民意無視、強行採決連発の安倍独裁政治を批判!
高浜、美浜など40年以上原発の再稼働、もんじゅ問題もズバリ!
ぜひ、お読みください。福井の方のお申し込みは、0776273800まで。

なお、今日金曜日は県庁前で再稼働反対金曜行動が夕方から取り組まれます。
また、11日午後1時半、福井市中央公園集合で、福島原発事故を忘れない、原発再稼働反対市民行進がおこなわれます。
危険な原発再稼働が企まれている福井県だからこそ、一人ひとりが声を上げていきましょう!





福島復興、原発ゼロの大運動で福井県庁に申し入れ。北陸農政局との意見交換会。インドのお菓子

2016年12月08日 | 福井県政

  昨日は、昨日に引き続き、福島復興、原発ゼロの大運動で福井県庁に申し入れました。私も同席しました。
ふくしま復興センターの藤倉さんは、福島の実状を語り、知事や職員のみなさんが、ぜひ福島にきて、県民の声を聞いてください、と。
大事なことだと思います。福島を忘れ、切り捨てるところから新たな原発安全神話がはじまるのではないでしょうか。




 午後は、県庁で農業政策に関する意見交換会がひらかれました。北陸農政局から、農業競争力強化プログラム、米政策の見直し、農業再生協議会、経営所得安定対策などの説明がありました。知事や農林水産部長、JA関係者、県議会から多くの意見や要望がだされました。私も発言しました。
 全体として、自己責任論が推し進められ、希望がもてない方向にいっそうすすむ懸念を感じました。


 夜の会合でインドのお菓子がでました。有名らしいのですが、はじめて食べましたが、綿あめみたいな感じ。
ごちそうさまでした。




「ふくしまの復興と原発ゼロをめざす大運動」福井県集会。「わかさまごころ」と造り酒屋の店じまい

2016年12月07日 | 福井県政
昨日はひきつづき県議会一般質問が続きました。
 夜は、福井市内で「ふくしまの復興と原発ゼロをめざす大運動」福井県集会に参加しました。私が原発問題住民運動福井県連絡会の代表としてあいさつ。福島へ何度か訪れた体験もお話しし、「のど元過ぎればのように原発再稼働、原発輸出へすすむ安倍政権と福井県政を変えましょう」と訴えました。
 
 「ふくし復興センター」の藤倉英一さんが福島の現状とたたかいについて講演。事故を起こした原発の収束の見通しもたたず、先の地震でも冷却機能が停止し自治体への通報も遅れるなど、なにも変わっていない、と批判しました。
 また、こどもの甲状腺がん、いじめの実情、補償打ち切りの政府の姿勢などを詳しく報告し、原発ゼロめざす運動の発展をよびかけました。

 民医連の青山さんが福島調査の報告、原発問題住民運動県連絡会の林事務局長が広域防災訓練の問題点などを報告しました。






 わかさまごころ。
150年つづいた小浜市の造り酒屋「わかさ富士」が店じまいするという。
全国には500年続くところもある。

 嶺南地域で仕事をしていた30代にはケースで買って帰ったこともある。
元県議の渡辺三郎さん一押しの銘柄でいっぱいやれなくなるのは残念。地域の造り酒屋がなくなるのも残念。




一般質問。南スーダン駆けつけ警護、もんじゅ、原発事故時の除染汚染水、こども医療費窓口無料化

2016年12月06日 | 福井県政

 昨日は県議会一般質問、野党共闘会議などでした。
議会質問では、南スーダンへの自衛隊派兵や、失敗した高速増殖炉計画の総括などの問題で、西川一誠知事の見解をただしました。

 自衛隊員募集業務の協力に積極的な県の責任を指摘し、「自衛隊の命と身体を戦闘状態にある他国(の南スーダン)に送り込むことに、きっぱり反対すべき」だと迫りました。

 また、破たんが明らかな高速増殖炉「もんじゅ」と核燃料サイクルへの総括もなく、新たな高速炉開発に向かう国と県の態度には、「反省と総括・評価を明らかにし、国民と県民の中で議論すべき」だと強調しました。

 西川知事は南スーダンへの自衛隊派兵については、憲法に即した法律運用と国民への十分な説明が基本だとのべるにとどまりました。

もんじゅと核燃料サイクルの総括については、「(もんじゅの)40年間をどう総括して今後の方向にもっていくのか議論を求めている」「(核燃料サイクルを)どう進めていくかは位置づけを明確にする必要があり、議論を求めている」として、なおも破たんした路線にしがみつきました。

 私は、高浜原発事故の避難の際、被ばくの検査・除染場所で発生する汚染水や汚染物について、内閣府が「福井県内の関西電力施設に移送し、保管する」としている問題も告発。「このような問題を県民に隠したまま原発再稼働を進めることは論外」だと追及しました。




福井テレビで放映されました







■私の質問です

1、 暴走する安倍政権、安保法制・戦争法の危険

議場のみなさん、県民のみなさん、おはようございます。日本共産党の佐藤正雄です。
まもなく75回目の戦争開戦記念日がめぐってきますが、安倍首相と稲田防衛大臣は、遠く離れたアフリカの南スーダンへ派遣する自衛隊に駆けつけ警護などの憲法違反の安保法制戦争法にもとづく新任務を与えました。多数の福井県民をふくむ日本人300万人もの犠牲をだした先の戦争の過ちを繰り返さないと、戦後71年間、日本国は一人の外国人も殺さず、一人の自衛隊員も戦死させずに今日まできました。

それでもこれまでのPKO活動で海外に送られた福井県出身の自衛隊員もいます。以前、その方のお母さんとお会いした時に、毎日毎日、息子が派遣された国の方角にむかって手をあわせて無事を祈っている、とお聞きしたことがあります。
安保法制・戦争法に反対する福井市内での街頭署名活動でも私自身が何人もの自衛隊員のご家族の方々の心配の声をお聞きしてきました。
11月30日には自衛官の息子をもつ50代の母親が南スーダンへの派遣差止と撤退を求めて札幌地裁に提訴しました。このお母さんは「自分が産んだ子も、誰の子も死なせたくない」と訴え続けています。
 
いま、ふるさとを遠く離れた内戦状態にある南スーダンに武器弾薬をもって乗り込ませ、殺すかもしれない、殺されるかもしれない、状況に日本人をおいた安倍政権、稲田防衛大臣。
私は怒りでいっぱいです。
①知事におたずねします。私にすら自衛隊員のご家族の不安の声がさまざま寄せられているぐらいですから、知事にも届いていることでしょう。福井県は自衛隊員募集業務に積極的に協力しています。県民の命と安全を守ることが最大の仕事である知事として、安保法制・戦争法にもとづき、自衛隊員の命と身体をいわば戦闘状態にある他国におくりこむことにたいしてきっぱり反対すべきではありませんか。見解をおたずねします。


2、 福島原発事故と福井県の原子力行政

つぎに、原子力行政について質問します。11月30日に日本原電敦賀2号機で点検工事中に放射能をふくんだ1次冷却水が作業員10人にかかるという事故が起こりました。また、度重なるトラブルがつづくもんじゅでは、9月に起こった火災事故の原因はいまだに不明との状況です。停止中の原発でも安全にたいする意識のゆるみが起こることは許されません。
さて、もんじゅについては、知事も参加する協議会が開かれ、つづけて高速炉開発会議が開かれました。
開発方針では、「核燃料サイクルを推進し、高速炉の研究開発に取り組む」などがしめされていますが、この間のもんじゅの失敗についての総括も反省もない姿勢です。
知事は代表質問への答弁で、運営主体の整備、敦賀市において研究開発・人材育成をおこなっていく具体的な方策をしめすように求めています。

②しかし、いま大事なことは、国も県も高速炉の研究開発ありきですすむのではなく、まともに運転できなかったもんじゅについてまず、反省と総括・評価を明らかにし、国民と県民の中で議論すべきと考えますが、知事の見解をおたずねします。


さて先日、テレビで福島県飯館村の村長選挙にかかわる番組がありました。「福島原発事故のことを忘れないでください」と繰り返しカメラの前で話す男性。高濃度の放射能で汚染されたふるさとのきのこを干してにおいを嗅ぐ女性、食べてしまう男性の映像にかつて観たチェルノブイリ原発事故後にほとんどの人は避難したのに、ふるさとにもどり生活している高齢者の映像が重なりました。
原発事故から来年3月で6年になろうとしていますが、放射能汚染はつづき、原発の廃止措置の展望も不透明です。災害関連死亡者は福島県だけがずば抜けて多く、災害そのものの死亡者を上回っています。最近では、福島の子供にたいする転居先でのいじめが大きく報道されました。また、教師によるいじめも明らかになりました。福島県の子供たちは自らの意思で、好んで転居したわけではありません。子どもたちを苦しめている原因の大本は原発事故です。

「首都圏へ電気をおくり、経済成長を支えてきたのは福島県の原発だったじゃないか」というようなセリフでは、事故の避難者も、受け入れ先の住民の気持ちも納得できず、空虚にひびくだけです。
国民の多数が、とりわけ福井の原発の電力利用地域である関西地域で原発再稼働反対の声がきわめて高いことを考えずに、再稼働へばく進するようでは、福井県の孤立につながりかねないのです。時代と消費者の要求が原発から離れてきていることをしっかりと認識することが必要です。
8月に高浜原発事故を想定した県境を越えた避難訓練もおこなわれましたが、9月議会でも指摘しましたようにとても実効性のある訓練とはいえませんでした。
そこで内閣府に、除染作業によって発生するであろう大量の汚染水や汚染物質の処分はどうするのか、質問いたしました。

日本共産党の藤野やすふみ衆議院議員と倉林明子参議院議員にも同席をいただき、その後議員事務所を通じて届いた内閣府からの回答は、「福井県内の関西電力施設に移送し、保管する」というものでした。
関西の経済のために福井県の原発は貢献している、とかいうわけですが、福島のような事故の際に発生する放射能汚染物質は、京都や滋賀県など他府県に飛散したものもふくめて全部福井県内に搬送されるのであります。
福島原発事故でも、原発立地自治体に広大な汚染ごみの処分場がつくられています。
福島の現実と向き合えば、ふるさとに放射能汚染物質が押し付けられてくること、住民への保障や賠償も打ち切られ見捨てられていくこと、事故を起こした東電は破綻もせずに利益をあげる一方で、後始末の費用負担は国民負担とされること。これが冷厳な現実です。原発はクリーンでも安価でもありません。
西川知事は福井県は発電は引き受けたがごみは引き受けない、などとおっしゃいますが、政府は福井県の原発事故で発生し、他府県で処理した放射能汚染物質ごみは高浜町やおおい町、美浜町など福井県内に持ち込み保管する、と言っています。

③このような問題を県民に隠したまま原発再稼働をすすめることは論外ではありませんか。原発事故の際の福井県と県民が背負うリスクについて福井県の責任で県民への説明責任をなぜ果たさないのですか。
原発事故の際に発生した県外の汚染ごみも福井県に押し付けられる、このような原発再稼働にはきっぱり反対すべきではありませんか、知事の見解をおたずねします。


3、 子どもも高齢者も安心して暮らせる施策の推進を
■子供の医療費窓口無料化を
 つぎに福井県が全国から遅れている子供の医療費の医療機関での窓口無料化についてです。
 私もかねてから議会で要求し、県議会でも福井県医師会などからの陳情もあり全会一致で意見書採択されたこどもの医療費窓口無料化はぜひ新年度から実施すべきです。
 厚生労働省が社会保障審議会医療保険部会にしめした見直し案では、なんと就学前の子供に限り国の罰則措置を見直す、というきわめて不十分な内容です。
いま福井県内では中学卒業までの医療費無料化がすすんでいるのですから、小学校入学前までしか対象にしないというきわめて不十分な安倍政権の対応が明らかになった以上、多くの都道府県同様に、福井県独自にただちに取り組むべきです。



 2009年から中学3年までの窓口無料化を実施している群馬県では、その前後で、ぜん息患者の受診は20パーセント増え、アトピー性皮膚炎では16パーセント増えたそうです。つまり、それまでは受診抑制があったということであり、子供の健康にとって医療機関での窓口無料化が急がれます。
 また、東京23区では2007年から中学3年まで窓口無料化していますが、都民全体の救急車出動件数は増えていますが、中学生以下は窓口無料化の早期受診もあり、増加していません。また、救急夜間診療も減少傾向にあります。効果ははっきりでています。
④窓口無料化の準備には、担当課の話では1年ぐらいかかるかもしれない、ということですから、知事の決断が遅れれば遅れるほど福井県の子供は置き去りになります。 
 福井県でも全国並みの中学卒業までの病院窓口無料はただちにやろう、と決断すべきではありませんか。知事の決意をおたずねします。


■県道の歩道照明の拡充を
 最後に高齢化社会に対応した歩道照明について質問いたします。
  かつて子供の通学路にたいする歩道を明るくする事業を県としておこない県内各地で取り組まれ歓迎されました。
 今後、高齢化にともなう免許返納者の急増とともに、より歩道を安全にしていく取り組みが必要になります。たとえば、今頃の時期になりますと夕方5時ごろから薄暗くなり、6時ぐらいには照明がない歩道は暗くなり、歩きにくく、危険になります。福井市中心部でも、歩道のでこぼこが見えにくくなることによる転倒とか接触事故のヒヤリハットが報告されています。また、高齢者の交通事故増加で、福井県や県警は高齢者に自動車や自転車の利用を控えるようよびかける、と報道されました。
 そこで新たなスキームとして、子供もお年寄りも安心して歩ける街づくりために、県が管理する県道について車道照明に責任をもつだけではなく、県が管理する道路の歩道については県が責任をもって歩行者の利便性と安全性を高める施策が必要ではないでしょうか。
今後、福井国体もふくめて観光誘客もすすめるのであれば、なおさら夜に歩けない暗い歩道は解消されなくてはなりません。
 とくに、高齢者やこどもたちが会合やスポーツなどで夜間に集まるのは公民館や学校です。
⑤まずは、公民館、学校周辺の県道について安全と要望の調査もおこない、対応すべきではありませんか。
 子供と高齢者の安全のためにも歩道を安心して歩けるように歩道照明などの整備を計画的に推進すべきでありませんか。答弁を求め、質問を終わります。

いよいよ本日、福井県議会質問。福井テレビ、県議会インターネットで10時半から中継。

2016年12月05日 | 福井県政
 いよいよ本日、私の質問です。12月5日月曜日、午前10時半から30分間です。久しぶりにテレビで生中継されます。
内容は、

  1、暴走する安倍政権、安保法制・戦争法の危険
  2、福島原発事故と福井県の原子力行政 
  3、子供も高齢者も安心して暮らせる施策について 
  4、その他、   です。

 福井テレビ生中継とともに、福井県議会インターネットでも生中継録画中継されます。よろしくお願いします。

敦賀市でもんじゅ廃炉集会に参加。新幹線小浜ルートなら原発事故時の避難にも活用か?

2016年12月04日 | 福井県政
昨日は、敦賀市で開かれた、もんじゅ廃炉全国集会に参加しました。
プラザ万象の大ホールにいっぱい!
いよいよ廃炉、ということで座席でウェーブ。
これまでの長いたたかいを振り返りながら、あらたなたたかいの決意。5日の県議会質問でもとりあげます!







  原発事故時に新幹線を活用して避難?自民党 高木衆議院議員。 新幹線小浜ー京都ルートではなんでもありか。県民福井。



高齢者交通事故多発と免許返納、その後の生活・・・・・

2016年12月03日 | 福井県政
福井県内でも高齢者の交通事故があいついでいます。連れ合いの介護や通院中の事故、との報道も少なくありません。
先日も私の同級生の家の倉庫に高齢者運転の運転の車が突っ込んだ。高齢の夫の見舞い帰りだった、と聞く。

 免許証返納も増えています。
しかし、福井県は車がないと生活出来ない地域となってしまいました。
私の故郷も、子供のころは電車もバスもあったが、もうない。

 行政の政策の反映でもあります。

 決算審議でも議論になりましたが、超高齢化社会の入り口なのですから、買い物や通院などに不自由しない交通政策とセットで免許返納の取り組みもすすめないといけないと思います。








  新聞は福井新聞。資料は県警本部提供。