前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

前福井県議会議員・さとう正雄の活動日誌。ご意見・情報は smmasao.sato@gmail.com までお願いします。

富山県知事の言い分は、敦賀開業時の特急存続にも通じる。敦賀原発で作業員に放射能ふくむ水がかかる事故

2016年12月02日 | 福井県政

  新幹線敦賀以西ルートについて、富山県知事が小浜ー京都ルートを支持することを表明したことが各紙で大きく報道されています。
その理由について、金沢乗り換えの不便性を理由にあげて、乗り換えが生じないルートをのぞむ、としています。
 富山県知事は新幹線金沢開業の際に、これまでどおりサンダーバードの富山までの乗り入れを強力に求めてきた経緯があります。今日の利便性低下の事態は予測されていたわけです。

 だから、当面の敦賀駅で全員乗り換えが生じることを私たちは問題にし、サンダーバード、しらさぎ、の特急存続をもとめているのです。
富山の皆さんにとっても、乗り換え負担が金沢駅から敦賀駅に代わるだけでは問題解決にはならないでしょう。
 願わくば、福井県知事もそういう立場でがんばっていただきたいのですが・・・・





日経地方版


 
  停止中の原発でも、もんじゅや、志賀原発、今回は敦賀原発で事故やトラブルが起こります。
放射能で汚染された冷却水を被る事故だからひどい事故で、NHKなどの全国ニュースでも報道されました。
 停止中だからといって油断することは許されません。

 今後、数十年におよぶ廃止作業が県内原発でもつぎつぎにはじまるわけですが、安全最優先でおこなっていただくことが大事です。



■NHK・・・・放射性物質含む水 作業員10人にかかる 敦賀原発2号機

11月30日 18時03分

  福井県にある運転停止中の敦賀原子力発電所2号機で、施設の点検作業中に放射性物質を含む水が作業員10人にかかったということです。日本原子力発電によりますと、含まれる放射性物質の量は国への報告基準を下回り、作業員の被ばくはなく、周辺の環境への影響はないということです。

30日午前10時50分ごろ、福井県敦賀市にある敦賀原発2号機の原子炉補助建屋の地下にあるタンク室で、放射性物質を含む水が作業員10人にかかるトラブルがありました。

日本原電によりますと、作業員がタンクにつながる配管の弁を解体する際に、配管の中にたまっている水を抜こうと弁を緩めたところ、水が噴き出したということです。

日本原電によりますと、噴き出した水はおよそ160リットルで、水に含まれる放射性物質の量は、国への報告基準を下回っているということです。
また、作業員の被ばくはなく、周辺の環境への影響もないということです。

敦賀原発2号機は運転停止中で、日本原電でトラブルの原因を詳しく調べています。

私の一般質問は5日10時半、テレビ中継されます。政治倫理審査会、傍聴認められず。自衛隊カレンダー。

2016年12月01日 | 福井県政
昨日は、地方財政に関する意見書提出の議会運営委員会、自民党・民進党系会派の代表質問、一般質問順序などを決める議会運営委員会、政務活動費のなどについての議会改革検討会議、笹岡県議の広報紙に関する政治倫理審査会、夜は9条の会の会合などがつづきました。

 私の質問は、一般質問1日目の12月5日月曜日、午前10時半から30分間です。久しぶりにテレビで生中継されます。
内容は、1、暴走する安倍政権、安保法制・戦争法の危険
  2、福島原発事故と福井県の原子力行政 
  3、子供も高齢者も安心して暮らせる施策について 
  4、その他、   です。

 テレビ生中継とともに、福井県議会インターネットでも生中継録画中継されます。よろしくお願いします。


  議会改革検討会議では、私は政務活動費について領収書をふくむネット公開を求めました。ほかの会派の方々からもいろんな意見がだされ、再度、協議することになりました。

 笹岡県議が自民党系会派分裂問題を書いたみずからの広報紙をあわら市内に全戸配布したことなどについて県会自民党のメンバーが政治倫理審査会の設置を求め、松井議長が設置し第1回目の会議がもたれました。
 しかし、設置に反対した日本共産党と、笹岡県議が所属していた自民党県政会(6名。解散し、今は全員無所属)は委員に選ばれませんでした。
 そこで私は議会の規則にもとづき傍聴を求めました。規則では、原則非公開ですが、委員の過半数の賛成があれば傍聴できる規定です。
 委員会は野田県議を委員長に選出し、私の傍聴の可否をはかっていただきましたが、民進会派の糀谷委員以外が全員反対し、反対多数で傍聴は認められませんでした。議会審議で議員の傍聴を排除するとはまことに残念です。
 私は初当選以来、議会は原則県民に公開すべき、との立場で、当時は非公開だった、常任委員会や特別委員会の審議の公開、議会議論のネット公開などを主張し、ほかの会派の賛同のなかで大きく公開はすすんできたと思います。
 議会基本条例もつくられましたが、基本は県民に開かれた審議がその趣旨をいかす保障ではないでしょうか。


 ところで、午前の県議会が終わり、控え室に戻ると、自衛官募集のカレンダーが置いてあった。こんなことは初めてです。
議会事務局に聞くと、稲田防衛大臣から届けられたという。
 安保法制、戦争法で敬遠する若者も増えて、募集が大変なのかもしれない。
しかし、大臣がカレンダー配っていいのか?