物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

名言いただきました

2010年01月15日 | Weblog
 OBのOさんとSさんとで会食。Oさんは現役時代はわが社の経営の一角を担っていた方。私がお会いしたときにはすでに第一線を退かれ、出向先の監査役をしておられた。そのころも自宅が近いなどということもあり、食事をしたり家に呼んでいただいたり、可愛がっていただいた。引退後は大阪市大に通いビジネスマン時代はできなかった学問をされたり、奥さまと海外旅行をされたり、悠々自適の充実した生活を送っておられる。今年喜寿を迎えられるが現役時代とほとんど変わりなく矍鑠(かくしゃく)としておられる。政治経済、歴史、海外関係、料理・ワインなどなど、話題も豊富である。
 同じ職場だったときにいろいろ教えていただいたが、経営やマネジメントについて印象に残っているのが二点。
 一つは、やたら組織をいじろうとするマネジメントはあまり知恵がない証拠であるということ。Oさんいわく、「今のうちの事業形態は昭和40年代にほぼ完成したんや。以来、事業ごとやエリアごとで括ったり、細かいところでくっついたり離したりしているが、結局“弁当箱の仕切りを変えている”だけのこと。それよりも活動の中身そのものを高めていくことが大切である」。
 もう一つは、コストダウンについて。「5%や10%のコストダウンは現状の延長上で考えればなんとかなる。いきなり半分にせよとか大胆な指示を出さないと斬新なアイデアは生まれてこない」。
 10年以上前の言葉だが今でもはっきりと覚えている。また大阪市立大学学術情報総合センター(市大図書館)を教えて下さったのもOさんで、以来会員になりたまに自習しに行く。
 昨日も飲みながら出てきた“名言”が、
「優秀な上司には遠慮なく食って掛かれ。アホな上司は徹底的に立てろ(笑)」
シャープでユーモラスでちょっぴりアイロニカルだが、上司ポジションの自分にとっては非常にリフレクティブである(^_^;)
コメント (2)
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