現在、どこの部署でも次年度活動計画策定の真っ只中。たかが紙に書かれた文言なのだが、組織メンバーはこれを機軸に1年間、戦略・戦術を実行していくわけで、この時期の最重要業務の一つである。
これまでこのような仕事は幾度となくやってきたが、いつも悩ましいのは上位計画と下位計画のつながりについてである。
一般的に計画は箇条書きのツリー形式で構成される。そして、下位組織(上位が「部」であれば「チーム」、「チーム」であれば「グループ」)の計画(やるべきこと)から“目玉”的な項目をピックアップし、それらを整理すれば、上位計画は体裁的にはまとまる。ただそれではどうしても上位計画における「創造性や革新性」が乏しくなってしまう。ある経営者から「ビジョンはメンバーがそれを読んで感動で涙するようなものになっていればあとは組織が勝手に動く」と言われたことがある。到底そこまでのレベルには届かないものの、単に下位計画の重要項目がオムニバスで乗っかってきたものではなく、コンセプトのある物語としてまとまっており、それがきちんと下位計画へ流れていくような上位計画が必要なのだ。
要するに『ホワイト・アルバム』ではダメなのである。『サージェント・ペパーズ』のような計画を創りたい。
これまでこのような仕事は幾度となくやってきたが、いつも悩ましいのは上位計画と下位計画のつながりについてである。
一般的に計画は箇条書きのツリー形式で構成される。そして、下位組織(上位が「部」であれば「チーム」、「チーム」であれば「グループ」)の計画(やるべきこと)から“目玉”的な項目をピックアップし、それらを整理すれば、上位計画は体裁的にはまとまる。ただそれではどうしても上位計画における「創造性や革新性」が乏しくなってしまう。ある経営者から「ビジョンはメンバーがそれを読んで感動で涙するようなものになっていればあとは組織が勝手に動く」と言われたことがある。到底そこまでのレベルには届かないものの、単に下位計画の重要項目がオムニバスで乗っかってきたものではなく、コンセプトのある物語としてまとまっており、それがきちんと下位計画へ流れていくような上位計画が必要なのだ。
要するに『ホワイト・アルバム』ではダメなのである。『サージェント・ペパーズ』のような計画を創りたい。