物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

彼女のヒ・ミ・ツ

2010年01月19日 | Weblog
 X君と飲んでて、ある女性社員の話になった。彼女はわれわれと同世代、年齢年次的には「ベテラン」クラスである。X君は彼女と長年一緒に仕事をしてきており、私も一度同じ職場になったことがある。営業マンや企画スタッフの補佐的なポジションを担っている彼女は同僚からの評価が非常に高い(もちろん私も含めて)。なぜか?
「俺は彼女のあるスゴいところに気ぃ付いたんや」とX君。ふむふむ。
「彼女は人からモノを頼まれたときに、自分の仕事をいったん止めて、すぐにとりかかるんや。パソコンとかやっててもサッと手を止めやる。そこの切り換え動作が早いねん。よー見てたらいつもそうしてるわ」
 あ~、なるほど、確かにそうだ。頼まれ仕事にサッと取りかかる感じ、よく分かる。少し前にも、今ではまったく別の職場である彼女にモノを頼むことがあった。事務所で忙しそうにしてたので、「そんなに急げへんので明日でもええで」と言ってたが、期待していた水準以上のクオリティで、すぐに成果物を持ってきてくれた。
 ふつうは「重要度」・「緊急度」をもとに、仕事の優先順位を付けるものだが、彼女は「人から頼まれた仕事」を常に優先順位の上位に持ってきているようだ。仕事の進め方として、正しいか正しくないかは別として、長年そのやり方に徹してきた彼女は、「スーパーバイプレイヤー」として確固たる評価と信頼を築き上げている。
コメント (2)
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