『ザ・ブルーノート、ジャケ裏の真実』(小川隆夫著、講談社)を読む。
ジャズの名門レーベル「ブルーノート」のアルバム「1500番台」、すなわちカタログナンバー1501番から1600番までの100枚のライナーノーツの解説書。もともとの企画は「ライナーノーツの完訳本」だったらしい(私もそのように思って買った)。それが著作権の問題で、ライナーノーツを書いた執筆者に一人ずつあたって許可を取らなくてはならない。ところが「1500番台」は1950年代に発表されており、執筆者の大半は生死も不明なら、どこに住んでいるかもわからない。せっかくたどり着けても、ひとりでも「ノー」と言われたらおしまい。そこで妥協策としてライナーノーツから記述の一部だけを抜き出して、それに著者の小川氏の解説を組み合わせてガイドブックに仕上げるというかたちで本書を出版した。
最初、アルバムを聴くのではく、解説書だけ読むのは無味乾燥で、途中で「挫折本」になるのではと思っていたが、面白い読み方を考えた。You Tubeでそのアーチストを検索し、その音源をBGMとしながら読むのである。中には名前すら知らない人も何人かいたが、さすがYou Tube、すべてのアーチストの音源が出てきた。
これは面白いと、パソコンを操作しながら一気に読む。
昨年末、本書の続編?の「4000番台の全解読」が発売された。それも読んでみよっと。
ジャズの名門レーベル「ブルーノート」のアルバム「1500番台」、すなわちカタログナンバー1501番から1600番までの100枚のライナーノーツの解説書。もともとの企画は「ライナーノーツの完訳本」だったらしい(私もそのように思って買った)。それが著作権の問題で、ライナーノーツを書いた執筆者に一人ずつあたって許可を取らなくてはならない。ところが「1500番台」は1950年代に発表されており、執筆者の大半は生死も不明なら、どこに住んでいるかもわからない。せっかくたどり着けても、ひとりでも「ノー」と言われたらおしまい。そこで妥協策としてライナーノーツから記述の一部だけを抜き出して、それに著者の小川氏の解説を組み合わせてガイドブックに仕上げるというかたちで本書を出版した。
最初、アルバムを聴くのではく、解説書だけ読むのは無味乾燥で、途中で「挫折本」になるのではと思っていたが、面白い読み方を考えた。You Tubeでそのアーチストを検索し、その音源をBGMとしながら読むのである。中には名前すら知らない人も何人かいたが、さすがYou Tube、すべてのアーチストの音源が出てきた。
これは面白いと、パソコンを操作しながら一気に読む。
昨年末、本書の続編?の「4000番台の全解読」が発売された。それも読んでみよっと。