土曜日、長男のスイミング進級試験に付き添う。現在2級にいる彼は1級への昇級試験を受ける。行われるのは2ヶ月に一度。今回のチャンスを逃すと次は2ヶ月後となる。種目は100m個人メドレー。バタフライ、背泳ぎ、平泳ぎ、クロールとそれぞれ25mずつ泳ぐ。フォームはできているのでタイム勝負。合格ラインは1分55秒。2級に進級してからは2度目のテスト。前回は2分4秒でアウトだった。
試験が行われるのは、通常のスイミング教室が終わる午後6時過ぎから。受験は任意かつ有料なので、受けずにそのまま帰る人も多い。プールサイドには試験管のコーチと受験者数名のみ。かなり緊張する雰囲気だ。
彼の番。私も見ながら手元の時計でタイムを測る。バタフライ、背泳ぎと終わったところで1分弱。微妙なところだ。次の平泳ぎで体力的もしんどくなったか、ペースが落ちる。クロールで少し盛り返すもタイムは2分弱くらいか。
フロントで結果をもらう。結果は1分59秒で不合格。あと4秒なあ。
夜道を二人で自転車をこぎながら帰る。息子はほぼ無言。
悔しいが仕方がない。成功体験ばかりではない。失敗や挫折、これまたすべて人生に彩(いろどり)を与えるものなのである。
奥田民生 - 息子
試験が行われるのは、通常のスイミング教室が終わる午後6時過ぎから。受験は任意かつ有料なので、受けずにそのまま帰る人も多い。プールサイドには試験管のコーチと受験者数名のみ。かなり緊張する雰囲気だ。
彼の番。私も見ながら手元の時計でタイムを測る。バタフライ、背泳ぎと終わったところで1分弱。微妙なところだ。次の平泳ぎで体力的もしんどくなったか、ペースが落ちる。クロールで少し盛り返すもタイムは2分弱くらいか。
フロントで結果をもらう。結果は1分59秒で不合格。あと4秒なあ。
夜道を二人で自転車をこぎながら帰る。息子はほぼ無言。
悔しいが仕方がない。成功体験ばかりではない。失敗や挫折、これまたすべて人生に彩(いろどり)を与えるものなのである。
奥田民生 - 息子