ロッド・スチュワートの『SOULBOOK』を聴く。
『グレイト・アメリカン・ソングブック』シリーズではアメリカのスタンダードを、『グレイト・ロック・クラシックス』では、ロックの定番をそれぞれカバーしていたロッド。なんかもうすっかり「カバーのひと」なイメージだが、今回はR&B。全13曲(日本盤はボーナストラックが2曲入っているらしいが)収録。
ソウルミュージックのボーカルというと、真っ先に思い浮かべるのは、マーヴィン・ゲイやオーティス・レディングなど、少しくぐもった感じの甘い声の持ち主たちであり、ロッドのハスキーボイスはソウル向きではないと思っていた。が、どうしてどうして。完全に「ロッド・スチュワートの世界」を構築している(ジャケットなんて笑ってしまうくらいロッド的)。もう顔と声がブランドなのだ。
ただ、新しいファン層を開拓するというレベルではない。旧来のファンのために、「確実に70点」を取りにいった企画モノである。
うん、70点。
『グレイト・アメリカン・ソングブック』シリーズではアメリカのスタンダードを、『グレイト・ロック・クラシックス』では、ロックの定番をそれぞれカバーしていたロッド。なんかもうすっかり「カバーのひと」なイメージだが、今回はR&B。全13曲(日本盤はボーナストラックが2曲入っているらしいが)収録。
ソウルミュージックのボーカルというと、真っ先に思い浮かべるのは、マーヴィン・ゲイやオーティス・レディングなど、少しくぐもった感じの甘い声の持ち主たちであり、ロッドのハスキーボイスはソウル向きではないと思っていた。が、どうしてどうして。完全に「ロッド・スチュワートの世界」を構築している(ジャケットなんて笑ってしまうくらいロッド的)。もう顔と声がブランドなのだ。
ただ、新しいファン層を開拓するというレベルではない。旧来のファンのために、「確実に70点」を取りにいった企画モノである。
うん、70点。