『日本人へ(国家と歴史篇)』(塩野七生著、文藝春秋)を読む。
文藝春秋に連載されていたエッセイを新書化したもの。初出は2006年10月~2010年4月と、つい最近のトピックスも多く含まれている。また、筆者のエッセイは古代ヨーロッパの基本的史実や歴史人物を基礎知識として持っていないと分かりにくい部分があるのだが、その辺りをもう少し噛み砕いて書いてくれているからなのか、前著『リーダー篇』よりも読みやすかったような気がする。
本エッセイ連載中の3年半に、日本は政権交代し、総理大臣はアベ・フクダ・アソウ・ハトヤマと4人変わっている。このことが、ヨーロッパではほとんどニュースバリューがない、あるいはサミットにおける日本のトップの発言が全く話題にならない、というようなことを、本書で何度か述べている。
国際社会における我が国のプレゼンス&プレステージの凋落ぶりは国内報道だけでもよく分かるが、イタリア在住の筆者からそれを言われるとリアルに辛い。
文藝春秋に連載されていたエッセイを新書化したもの。初出は2006年10月~2010年4月と、つい最近のトピックスも多く含まれている。また、筆者のエッセイは古代ヨーロッパの基本的史実や歴史人物を基礎知識として持っていないと分かりにくい部分があるのだが、その辺りをもう少し噛み砕いて書いてくれているからなのか、前著『リーダー篇』よりも読みやすかったような気がする。
本エッセイ連載中の3年半に、日本は政権交代し、総理大臣はアベ・フクダ・アソウ・ハトヤマと4人変わっている。このことが、ヨーロッパではほとんどニュースバリューがない、あるいはサミットにおける日本のトップの発言が全く話題にならない、というようなことを、本書で何度か述べている。
国際社会における我が国のプレゼンス&プレステージの凋落ぶりは国内報道だけでもよく分かるが、イタリア在住の筆者からそれを言われるとリアルに辛い。