『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎著、岩波文庫)を読む。
知人が「非常に良かった」と言うので読んでみた。なるほど素晴らしい本だ。中学生の主人公「コペル君」の日常生活と叔父から彼にあてた手紙で構成される。物語を通じて人として大人としてどう生きていくかが指南される。一見平易だが、道徳的なお説教にならないよう、非常に緻密に設計されている。底本は1937年に出版されたが、今だ色褪せないロングセラー。本書のファンが多いのがよく分かる。もっと早くに出会いたかった。息子にも是非読ませる。
知人が「非常に良かった」と言うので読んでみた。なるほど素晴らしい本だ。中学生の主人公「コペル君」の日常生活と叔父から彼にあてた手紙で構成される。物語を通じて人として大人としてどう生きていくかが指南される。一見平易だが、道徳的なお説教にならないよう、非常に緻密に設計されている。底本は1937年に出版されたが、今だ色褪せないロングセラー。本書のファンが多いのがよく分かる。もっと早くに出会いたかった。息子にも是非読ませる。