(4)『京セラ』vs『AI』 ~5つの評価軸を活用~
[普遍グループ]では『京セラ』、[タイムリーグループ]では『AI』をそれぞれ選びましたが、この色合いの違う2冊を比較するのは非常に難しく、ここでOさんとSさんが述べられていた5つの評価軸を活用しました。
①有用性(読んだ時にインパクトがあったか? 読んで得るものがあったか? 考えるヒントがあったか?)
②他の人に読むことを薦めたいか?
③外国人に読むことを薦めたいか?(海外に通用するか?)
④オリジナリティ(独自性はあるか?とてもユニークと感じるか?)
⑤日本人の心得として有用か?(この本を読んで、日本人として誇りに思えるか?)
①④については、自分が欲していた内容が書かれている『AI』の方が知識欲が満たされました。『京セラ』で書かれていることには、古典などで既知の概念が多く含まれているのは否めません。
②についてはターゲットの範囲が違ってきます。『京セラ』は誰にでも薦められます。『AI』はテーマそのものに関心がないと響きにくいと思います。
③⑤については『京セラ』がその条件を満たします。筆者が日本の誇る経済人・教育者であり、長い年月が経っても色あせない“古典”になり得るものだと思います。
以上、5項目でみると『京セラ』は②③⑤、『AI』は①④で分がありますが、大賞にふさわしい書籍が放つエネルギー量は『京セラ』の方が上でしょう。
ということで、私の推薦書は『京セラ』としたいと思います。
[普遍グループ]では『京セラ』、[タイムリーグループ]では『AI』をそれぞれ選びましたが、この色合いの違う2冊を比較するのは非常に難しく、ここでOさんとSさんが述べられていた5つの評価軸を活用しました。
①有用性(読んだ時にインパクトがあったか? 読んで得るものがあったか? 考えるヒントがあったか?)
②他の人に読むことを薦めたいか?
③外国人に読むことを薦めたいか?(海外に通用するか?)
④オリジナリティ(独自性はあるか?とてもユニークと感じるか?)
⑤日本人の心得として有用か?(この本を読んで、日本人として誇りに思えるか?)
①④については、自分が欲していた内容が書かれている『AI』の方が知識欲が満たされました。『京セラ』で書かれていることには、古典などで既知の概念が多く含まれているのは否めません。
②についてはターゲットの範囲が違ってきます。『京セラ』は誰にでも薦められます。『AI』はテーマそのものに関心がないと響きにくいと思います。
③⑤については『京セラ』がその条件を満たします。筆者が日本の誇る経済人・教育者であり、長い年月が経っても色あせない“古典”になり得るものだと思います。
以上、5項目でみると『京セラ』は②③⑤、『AI』は①④で分がありますが、大賞にふさわしい書籍が放つエネルギー量は『京セラ』の方が上でしょう。
ということで、私の推薦書は『京セラ』としたいと思います。