ガスと強い風で冷たい霧氷の世界であった吉和冠山からの下山路は徐々に晴れて、標高1,200メートルから下はきれいな青空に恵まれました。下る程に残雪も少なくなって行き、さながらこの日の下山路は冬から春にタイムスリップする移動時間のようでした。
↓ ランチタイムを終えて、霧氷に包まれた吉和冠山々頂を後に下山の途に就きました。
↓ 吉和冠山々頂付近の積雪はまだ1メートルを超えていました。その雪原を抜けて冠山分れへと戻ります。
↓ 寂地山から松ノ木峠に下る尾根に乗りました。ブナ林が美しい実に気持ちの良い尾根です。
↓ 広々とした尾根の雪原を下って行きました。樹々の美しさに時に足を止めて感嘆しながら・・・・!
↓ いつの間にか完全に晴れて青空の下でのウォークとなりました。
↓ 広い雪原に樹々の影が投影されます。穏やかな春の山です!
↓ 春めいた陽光を浴びて眠っていたブナの古木も目を覚ましそうです!?
↓ 標高が1,200メートルを切ると、ぐっと積雪が少なくなりました。左側は自然林の広島県、右は植林された山口県側です。
↓ 雪解けが進んだ雪原です。この陽射しの下では早々に地面が顔を出しそうです!
↓ 中腹から見上げた吉和冠山の山頂。山頂もすっかり晴れてきていました。雪が融ければ、程なく萌黄色の山肌に変わるでしょう!
↓ 根明けしたミズナラ林。春の足音が聞こえてくるようです!
↓ 冬から春へと移ろう野辺です。背負ったワカンをこの日は使うことがありませんでした。
↓ 殆ど雪の消えた松ノ木峠へ下山!