修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

続・古川の緑道を歩く

2018-03-17 09:05:59 | 散歩道

 今年2月1日のレポート「古川の緑道を歩く」の続編として、前回散策を打ち切った七軒屋橋から先を水源の高瀬堰まで歩いてきました。古川沿いの緑地はよく整備されており、今にも雨が降り出しそうな空模様でしたが気持良く歩くことが出来ました。ここは一級の散歩道と言えます。〔3月15日(木)〕

↓ 七軒屋橋の直ぐ下流部のせせらぎ沿いの並木です。土手の芝が緑色に変わり春の訪れを告げています。

↓ 国道54線の下を潜って古川を上流方向に遡って行くと、大型商業施設群の裏手を流れるようになります。

↓ 水量豊かな流れの淀みで水鳥達が群れていました。上流部の先には鬼ヶ城山(737m)を始めとする白木山塊の山並みが聳えます。

↓ 人にも怯えず泳ぐ水鳥たちでした。

↓ 岸辺の白梅は満開、川床の柳も芽吹いて随分と緑色が濃くなっていました。春の訪れです!

↓ 左岸沿いの八木第1公園の梅園の樹々も満開でした。

↓ 川岸に建てられた古川の流れを愛しくさせるような碑です。

↓ 片側に樹々が鬱蒼とし、河岸が高くなりちょっとした渓流のような様相となってきました。

↓ 流れを遡行して行き着いた先はコンクリートで固められた堰でした。

↓ 堰の上に回り込んでみると立派な貯水池がありました。ここが古川の水源で、水は直ぐ裏手の太田川高瀬堰から引水しているようでした。

↓ 堰の上から古川の源流部を俯瞰しました。

↓ 貯水池の裏手の高瀬堰の園地に建てられた「大禹謨」碑。昭和7年から40年に亘って敢行された太田川中流域の治水工事の完成を祝って建てられた碑です。この工事で古川の太田川からの締め切りがなされました。中国・黄河の水を治めた夏の王の偉大なはかりごとにあやかっての「大禹謨」とのこと。

↓ 水を満々と湛えた太田川の高瀬堰の川面です。

↓ 高瀬堰です。堰の前には高瀬大橋が掛けられています。