修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

初秋の八幡高原に咲く花々

2020-09-20 05:21:12 | 散歩道

  晴れ間が覗いていた空模様の一日でしたが、午後遅くになって高原の空は曇空へと変わっていきました。取り急ぎ八幡高原の湿原などに初秋の花々を訪ねました。〔9月15日(火)〕

↓ 霧ヶ谷湿原はアブラガヤ(カヤツリグサ科アブラガヤ属)が草紅葉風に色付き秋模様となっていました。

↓ サワギキョウ(サワギキョウ科ミゾカクシ属)がまだ咲いていました。

↓ この季節の湿原ではアケボノソウ(リンドウ科センブリ属)がミゾソバと共に盛んに咲いていました。

↓ ミゾソバ(タデ科イヌタデ属)は地味ですが、愛らしい花です!

↓ ビッチュウフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)もまだ沢山咲いていました。

↓ ヒヨドリバナ(キク科ヒヨドリバナ属)とシラヤマギク(キク科シオン属)のコラボレーションです。

↓ キセルアザミ(キク科アザミ属)は益々盛んに咲いていました。

↓ 湿原の木道を埋めるように咲くミゾソバの群落!

↓ 木道に止まったハチョウトンボ!

↓ 薄の白い穂が目立ってきた霧ヶ谷湿原から掛頭山を見上げました。

↓ 湿原にもオタカラコウ(キク科メタカラコウ属)が沢山咲いていました。

↓ ホザキシモツケ(バラ科シモツケ属)がまだ咲き残っていました。

↓ ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)の大群落が広がっていました。

↓ 芸北のキツリフネ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)に今年も会えました。

↓ トリカブト(キンポウゲ科トリカブト属)が一輪だけ咲いていました。


八幡高原の白樺林&オタカラコウ

2020-09-19 06:48:28 | 散歩道

 八幡高原で赤蕎麦畑を見たあと、初秋の高原をもう少し楽しもうとあちこちのポイントを訪ねました。そのうちの白樺林とオタカラコウの群落をご覧に入れます。〔9月15日(火)〕

↓ 赤蕎麦畑から50メートル程行った広島浅野藩薬用人参畑の跡地に白樺林があります。幹の白さが際立っていたので立ち寄りました。

↓ 美しい白樺林ですが、惜しいかなここの紅葉はあまり芳しくありません。色付き間際の清新な色合いを楽しむのがベターかな!?

↓ 白樺の樹に巻き付いた蔦の葉が少し色付いていました。もう秋の入口にいるようです!

↓ 白樺林の林床の笹原にはまだ夏の風情が感じられました。これからの一日一日秋に向けて季節の進行が早まっていくことでしょう。

↓ 初秋の八幡高原は一時オタカラコウ(キク科メタカラコウ属)の黄色に染められます。こちらは目抜き通りの県道307号線沿いの一大群落です。

↓ 県道沿いに延びる水路脇にも例年オタカラコウが咲き誇りなかなかに大きな景観を形成してくれるのですが、今年は何とその全てが取り払われていました。残念なことです!

↓ オタカラコウは多くの蝶も呼びます!

↓ カラスアゲハも飛来してきましたが、蝶同士は縄張り争いをするようで、なかなかにシャッターチャンスが掴めませんでした。


赤蕎麦の里~八幡高原

2020-09-18 07:26:54 | 散歩道

 井仁の棚田から八幡高原に足を延ばしました。先ず訪ねたのは臥龍山への登山口のある千町原近くの休耕田に開かれた赤蕎麦畑。地元の住人グループが育生、管理している畑では、赤い蕎麦の花が咲き始めて見頃を迎えていました。〔9月15日(火)〕

↓ 段々畑状の休耕田に赤蕎麦の畑は開かれています。

↓ 白い花も交じって綺麗に咲いた赤蕎麦畑です。

↓ 幅広い畝が刻まれた畑で赤蕎麦は育てられています。

↓ 少し離れた畑から黄金色の稲田と赤蕎麦畑の織り成す初秋の情景を眺めました。

↓ こちらの蕎麦畑では畝の間に茂った雑草の草刈り作業中でした。

↓ 稲田と赤蕎麦畑が美しい縞模様の造形を描き出していました。

↓ 赤蕎麦畑の醸し出す里の秋の情景です。

↓ 見事に咲いた花が実って、蕎麦を食せるのは11月頃でしょうか!


井仁の棚田~秋の収穫の時

2020-09-17 07:01:00 | 散歩道

 彼岸花を求めて訪ねた井仁の棚田でしたが、彼岸花に早々に巡り会えたことからいつもの通りに棚田を周回することとしました。9月中旬を迎えて稲田の半分程は既に採り入れを終えており、残った田圃でも翌日から天気が崩れる懸念もあってか採り入れを急いでいるようでした。忙しい棚田の人々に出会いながらの周回となりました。〔9月15日(火)〕

↓ 彼岸花を見付けた棚田の高みにコンバインを走らせている田圃がありました。

↓ 新型のコンバインはなかなかの効率のようです、見る間に稲が減って行きます。

↓ 井仁の集落を見渡す高台にある田圃で農作業は続きます。

↓ 早く採り入れを終えた稲を干す稲木も見られました。

↓ 集落の南側に回り込むと広範囲な棚田と集落が眺望出来ました。

↓ 棚田の中を下って行くと中ほどにある稲木越しに北側の集落がよく望めました。

↓ 棚田の周囲の叢には満開のシシウド(セリ科シシウド属)が群生していました。

↓ 同じ叢にフシグロセンノウ(ナデシコ科センノウ属)の花も見えました。

↓ 狭い田圃でもコンバインを入れて刈り取りを行っていました。

↓ 棚田を見上げる展望台近くの田圃には稲木が並び、その傍では刈り入れ作業も行われていました。

↓ この稲刈りの機械はバインダーと呼ばれるようです。これで刈り入れると稲藁が残ります。

↓ 車道を歩いて上りながら棚田の石垣を見上げました。

↓ 展望台近くの田圃を高みから俯瞰しました。

↓ 棚田の一画に植えられていた赤蕎麦が綺麗に花を付けていました。

↓ 夏の終わり、サルスベリ(ミソハギ科サルスベリ属)も最後の盛りのようです!

 


彼岸花に会いに出掛けました

2020-09-16 07:37:34 | 散歩道

 9月中旬になっても今年はまだ彼岸花に出会う機会に恵まれないことから、それならこちらから会いに行こうと初秋の高原の観察を兼ねて出掛けました。車を駆って先ずは昨年も広島で初めて彼岸花を見た安芸太田町の井仁の棚田へと赴き、その望みと叶えることが出来ました。〔9月15日(火)〕

↓ 今年初めて出会ったヒガンバナ(ヒガンバナ科ヒガンバナ属)に花です。井仁の棚田の高台の葛の葉が繁る路傍に咲いていました。

↓ 満開の一本です。昨年は9月6日に満開の花に出会ったので、今年は1週間ほど花期が遅れているのかも知れません。

↓ 直ぐ隣にちょっと痩せた感じの2株が咲いていました。この日出会えたのはこれら6株だけでした。

↓ 彼岸花と同じ叢にツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)が咲いていました。ここのツリフネソウは少しずんぐりとした感じです。

↓ ゲンノショウコ(フウロソウ科フウロソウ属)が各所で咲いていました。

↓ ヤブツルアズキ(マメ科ササゲ属)の黄色い花が叢の中で伸びた蔓に咲いていました。

↓ 棚田の畑に紅い花が見えたので彼岸花かと思いましたが、近付いてみるとサルビア(シソ科アキギリ属)の花でした。