修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

太田川冬の漁

2021-12-21 20:12:00 | 散歩道

 いつもの太田川沿いのルートで散策を楽しんでいると、冷たい風の吹く川面に一隻の釣り舟が浮かんでいることに気付きました。寒空の下で行う作業に何があるのだろうと考えを巡らせて、見付けた答えは「ツガニ漁」!秋から初冬をシーズンとして行われるモズクガニ漁で、夏から秋の鮎漁と共にこの水域での漁の双璧をなすものです。〔12月20日(月)〕

↓ 太田川河畔を散策中に、安佐大橋の直ぐ下流部の水面に一隻の釣舟が浮かんでいることに気付きましたました。

↓ 望遠レンズで覗いてみると、釣り船には人が乗っており、何やら作業を行っているようでした!

↓ 水中にロープを垂らして何か仕掛けを設置または回収中のように見受けました。

↓ この水域がツガニ(モズクガニ)の生息域で猟場にもなっていると聞いていましたが、その漁の様子は見たことがありませんでした!普通であれば、前日夕刻に仕掛けを設置して、翌朝それを回収すると思うのですが、さてこの作業は!?

↓ 近くの水中にある流木の上ではコサギが夕食の漁の最中でした!

↓ 岸辺の浅瀬に鳥の影が見えました!どうも烏の行水のようでした!

↓ 付近の太田川の氾濫原は冬の荒れ野に姿を変えていました!


続・初冬の植物たち

2021-12-20 18:50:10 | 散歩道

 一昨日、昨日と雪化粧した朝を迎えましたが、今日は雪のない朝で、日中の気温はやや高めでした。厚着で汗をかくことを心配しながら散策をしていると、やはり初冬らしい植物たちの諸相に目が行ってしまいました。地味に咲く花々もまた冬の季節感を際立たせているように思えました。〔12月20日(月)〕

↓ 春を待たずに冬一番に咲くビワ(バラ科ビワ属)の花。今年ももう咲き始めています!

↓ ガザニア(キク科クンショウギク属)が寒空に咲いていました。冬のガザニアには哀愁を感じます!

↓ 庭石を伝うツタ(ブドウ科ツタ属)。健気な植物です!

↓ 木守り柿!赤々と熟してきている感じでした!

↓ 紅いアオキ(アオキ科アオキ属)の実が一般的ですが、まだ青い実に出逢いました。もう冬ですので、早く紅くなって欲しいものです!

↓ 紅と黄の南天(メギ科ナンテン属)の賑やかなコラボレーションです!

↓ すっかり葉を落とした桜の樹が林立する小さな丘の上に薬師堂の鐘楼の屋根が覗いていました!


初冬のカラフルな植物たち

2021-12-19 19:40:36 | 散歩道

 寒波の襲来で雪の舞う広島ですが、冷たい空気の中を散策していると、様々な色合いの植物たちに出逢えます。その色合いは意外にもカラフルで、厳しい気象条件の下で人の心にオアシスを提供してくれます。

↓ 一株で様々な色彩のグラデーションを見せてくれるボケ(バラ科ボケ属)に出逢いました。

↓ このピンクの集合体はマユミ(ニシキギ科ニシキギ属)の実です。心を温めてくれる色合いです!

↓ サザンカ(ツバキ科ツバキ属)とヤツデ(ウコギ科ヤツデ属)のコラボです。広島市内の中学校で見掛けました。

↓ キナンテン(メギ科ナンテン属)。紅い南天が一般的ですが、そんな世界で胸を張っている少数派のキナンテンが大好きです。

↓ 冬の間、長い期間黄色の花を咲かせてくれるユリオプスデージー(キク科ユリオプス属)。

↓ 真冬に突入する寸前まで黄葉を楽しませてくれたのはアカメガシ(トウダイグサ科アカメガシ属)のようです。

↓ 冬になっても民家の庭に皇帝ダリア(キク科ダリア属)が咲いています。


今冬初めての積雪

2021-12-18 19:06:27 | 散歩道

 昨日の夕刻の散策中に微かな初雪を見ましたが、明けた今朝には我が家の周りは薄っすらと積雪していました。道路までは積もらず、家の屋根や野天に駐車中の車の上が薄っすらと白くなる程度の積雪でした。初積雪ですので、寒さを我慢しながら朝の我が家の周辺を歩いてみました。〔12月18日(土)〕

↓ 家々の屋根の上や駐車中の車が薄っすらと白くなった初積雪でした。背後の山は日の出直後の阿武山(596.2m)、ここの雪も日が高くになるに従って融けてしまいました。

↓ 山茶花の花も少し雪を被っていました。

↓ オタフクナンテン(メギ科ナンテン属)の紅い葉が雪を被っていました。

↓ 広島インターチェンジのある緑井の街も薄っすらと雪を被っている様子でした。後背の山々も今冬初めての積雪です!

↓ 高台から眺めると住宅団地の家々は白一色で統一されている感じでした!

↓ 雪を被った住宅団地越しに遠く宮島の山々のシルエットを拝みました!

↓ 熟してきたみかんも雪に塗れていました!


初冬の散策~縮景園

2021-12-17 20:16:13 | 散歩道

 まだ色濃い紅葉が残っていることを期待して縮景園を訪ねましたが、園内の樹々は殆ど葉を落としており、完全に初冬の佇まいに支配されていました。そうなれば、冬の気配を感じながらの散策に方針を変えて、園内を周回しました。〔12月15日(水)〕

↓ 薬草園への裏道を行けば、枯葉色のカエデに初冬の訪れを感じずにはいられませんでした!

↓ 高台の迎暉峰から初冬の佇まいに支配された園内を俯瞰しました!

↓ 池越しに見た悠々亭も葉を落とした樹々に囲まれて初冬モードの中でした!

↓ マンリョウ(サクラソウ科ヤブコウジ属)の実も紅くなって冬の訪れが感じられました。

↓ 植え込みのツツジも完全に葉を落として冬を迎える準備完了といったところでした!

↓ 初冬の木漏れ日が落葉が積もった庭を紅く照らしていました!

↓ 名残りの紅葉が夕照庵を飾ります!

↓ 落葉の道は来訪者に冬の訪れを知らせてくれます!

↓ 秋から冬へ!

↓ 濯纓池の畔を紅く染める名残りのハゼノキ(ウルシ科ウルシ属)。

↓ 枯葉色が支配する園内で常緑の松が新鮮に感じられました!