これから 2013-09-19 06:12:00 | ノンジャンル 嵐の前夜 蛾が迷い込んで来た。 蛾にしては珍しい 天鵞絨(ビロード)の翅だ。 追い出す考えを改め そのまま 窓辺に放置した。 一昼夜 彼の姿を見なかったが 嵐が去り 窓を開けようとすると どこからともなく現われ 優しく手元に触れた。 緊急避難のお礼のつもりなんだろうか 蛾のような小さな生命体にも 自然に通い合う心がある。 この時空間は まだまだ捨てたものじゃないし これから 大きく素晴らしく変容するだろう。