「人間」の生きる道は表層脳価値情報に頑迷にその心身を縛り それが浮世の定め
として保持していく姿となっている。この生き方の場合 見えない次元の探索は不
必要とされる。若し必要に迫られても誰かが表層価値に垂れ流した詐欺情報を掴み
創造根源がこの『今』に厳然と関わっていることについてはその真贋を覚ることな
く地上の生を終えるのである。当然 あの世に逝ってから相互波長間のギャップに
晒されることになるが 或いはそうなってからでも分からないものは分からないの
であろう。
この世にある時も 親しくあの世即ち見えない次元の創造根源を魂活動の指標とし
て三位重層で臨む『人』はそのように発念するだけでも素晴らしいことである。こ
れからの地球人意識はこの双方向の大課題をおそらくまともに被ることになるだろ
う。しかし 心配は要らない。「人間」としての意識波長平面に生きるか 『人』
としての意識層立体共振に邁進するか大いなる選択次第なのである。