ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

俳句

2019-06-21 11:11:54 | 俳句
長女が保育園の帰り際に飛び回って遊ぶ姿を眺める。究極に暇な時間なのだが、ときどき俳句を考える。先日の句。

子供舞う 園庭横切る 黒揚羽

ハチを避け
離れて見入る藤の花

無意味だと
知りつ子に布団、掛けてやる

昨日の新聞のコラムで紹介されていた短歌が、これ好きだな〜と思えた。

寝た者から 順に明日を配るから 各自わくわくしておくように (佐伯紺)

覚えてしまった。
俳句や短歌は反芻する感じがよい。

今の生活

2019-05-17 11:52:43 | 俳句
ありのままの今の生活。

朝食、家事
ダウントン・アビー 視聴、授乳
統計学の勉強
昼食
ダウントン・アビー か民放ドラマの視聴、授乳
読書ほんの少し
夕食作り
子どものお迎え
夕食
・・・

統計学なんて勉強して意味があるのか?
本を一冊読むくらいの意味はあるが。
資格を取ろうという気持ちは本心か?
やりたいことやるべきことをもっと深く考えた方が良いのでは。

2ヶ月がすぎ、よく笑い機嫌の良い時間が増えてきた赤子。私は君のことが大好きだが、君は私のことを大好きにならなくていいのだよ、お父さんと同じぐらいでよろしく頼むよ、と話しかける。上の娘2人が「お母さん」「お母さん」と競って呼びつけることが一日何度あることか。
この間作った一句。

赤子抱く
小鳥のあくびごとき寝息

本『生き抜くための俳句塾』

2019-04-23 14:38:17 | 俳句
最近、何にも集中できず、人生の後退感(?)に襲われて落ち込む日が度々。この一年ほど熱中していた裁縫は、仕事と育児の傍らに、仕事と育児の逃げ道としてやるから一心不乱に集中できたのだ。仕事も、育児も(日中は手のかからない赤子だけ)していないと思える私には、楽しみたい、楽しんでいいのだという気持ちが湧いてこない。

よくないよくない、と思い、この間ラジオで紹介されていたこの本をKindleで買った。今の私は、いわばストックになるようなものがなく、その日その日をやり過ごすフロー的な活動ばかり。刹那的でよい、遊べばよい、人生の苦しみが俳句になる、といったエッセイを書きなぐったような本で、気分転換によい。何も解決しないが、まあ解決などしなくてもとりあえずいいか、と思えたり思えなかったり。

俳句を作れたらいいなというのは前から思っていて、この本がめちゃめちゃハードル下げてくれたので、子どもの遊びに付き合うなどのヒマな?時間にいくつか作ってみた。少し楽しい。

園庭で こども見守る 無力感
5歳児の 握り返す手 力強し
5人分 寝息重なる 六畳間
はじめての 歯間ブラシに恐怖感
街を去る 木漏れ日ひとつも 名残惜し
子ども去り 部屋の外の音 聞こえくる