ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

出産「予定日」前後

2013-10-24 18:04:28 | Private・雑感

 こんなに頻繁に掃除したことはない。産休に入ってから、もう7週間(法定の産休に有休を合わせて)。9月初旬、岐阜に来た当初は暑くて、昼間には図書館などに車で避難していた。日中の暑さに、家の中を掃除する気にもあまりならず、無理して早産になるのもイヤだったので、適度に動きつつ勉強や読書の日々。それが、10月2週目くらいになると、ようやく秋の様相となり、家の中で快適に過ごせるように。いつ産気づいても早産とならなくなった頃から、週に2、3回掃除機を掛けている。自慢するような頻度ではないけど、屋内での運動と暇つぶしを兼ねて、掃除と料理を繰り返す日々。そしてまだ、生まれていない。今日は40週+2日目。

 予定日が10月22日。受精推定日から40週がこの日。その前の週数で生まれることも多いし、そこで生まれても「正期産」なので、「まだかな」と思いながら過ごす。このときはまだ、「予定日はまだなんだし、別にまだ出てこなくてもいいけどね」という感じ。

 20日の日曜日。この日から夫は育休(代わりの有休)3週間に入る。最近は自炊自炊の毎日で、がっつりお肉を食べたい気もしていたので、中部では多いというステーキ屋さん「あさくま」へランチに。急に寒くなってきて、産後の対策も兼ねてユニクロへも。

 21日、相変わらず兆候もない。お天気が良いので、夫のゴルフの練習に付きそう。狭い狭い、羽島のハーフコース。
 そして22日。この半年強、ちらっと意識しながら過ごしていた日にちだが、悠然と(?)過ぎる。夜は唐揚げ。

 23日は朝から大垣市民病院へ健診に。やはりまだ、子宮口は1センチほどしか開いていないらしい。41週に入る日(来週29日)まで分娩に至らなければ、分娩誘発のために入院し、分娩を促すという。「それで、痛みを感じる時間が短いならそれでいいわ」と思う私。でも、41週で分娩して、6日間入院して、その後退院して、、となると、家で夫に面倒をみてもらえる期間は1週間弱になってしまうなあ。その前に出産に至るといいのだけど。そんなことを考えながら、夜は「今のうちに」と岐阜市中心部のおでん屋へ。

 社労士の通信講座が、今来ている分は一応全部手を着け終わってしまって、次の回はおそらく来週にならないと来ない。毎日の日課から抜けつつあり、時間があるのに残念な感じになっている。


出産グッズにかかる費用

2013-10-13 08:35:47 | Private・雑感

 10月13日。日中はまだだいぶ暑くなる。今日は二階の風通しのよい部屋に避難。ちょっと勉強モードになれずにいるので、昼寝モードになるまでここで読書など。

 昨日、おそらく出産までの最後の大きな買い物と言える「ベビーラック」が届いた。日中に新生児~生後6ヶ月ほどの子どもを寝かせておくゆりかごで、背もたれを起こせば4歳くらいまではベビーチェアとしても使える。手で押せばゆらゆらと動き、コンセントにプラグをつなげば、そのゆらゆらが15分ほど続く。自分の記念に(?)これまでに買い揃えた出産・育児グッズとその値段をメモしてみる。

 ベビーラック(コンビ製・電動・替えクッション付き)2万5000円
 チャイルドシート(コンビ製)1万2000円
 ベビー布団 1万円
 ベビー服・ほ乳瓶などの小物 2万円
 パジャマなど入院グッズ 6000円
 小計 8万3000円

 おまけに
 マタニティウェア(下着・勤務用の新しいワンピース含む) 5万円くらい?
 
 さらに、リビング整頓のために組み立て式の棚をふたつ買い、これが計7000円くらい。

 でもこれは序の口で、どんどんと増える。一度費やしたお金は戻らないので当たり前だが。そう考えると計算してメモするもの無意味だが、意識的にお金を使うことは大事なので、まあいいか。これだけ準備して、本当に無事に生まれてきてくれるのだろうか。今もお腹の中でうごめいていることは感じているが、外の世界で泣きわめいてくれないと実感が湧かない。おーい、そこのところどうなんだ。

 本当に個人的でどうでもよいことだけど、現在の体重は61キロで、妊娠前からプラス15キロ。妊娠前が少し痩せすぎだったかなーという気もするし、本当に最近の産科医は体重のことをうるさく言わない(というか、妊娠5ヶ月目頃に、「10キロオーバーを目指しましょうか」と一度言われたくらい)なので、気にしてはいない。もうあと10日くらいでは、気にしたってしかたないだろうが、血圧が上がったりもしていないのでよいのだろう。
 唯一の悩みは、前にも書いた足のむくみだ。朝晩が秋らしく冷え込んできたので、いい加減、冷やさないことをしっかり心がけたい。
 


あと11日?

2013-10-11 22:00:59 | Private・雑感


10月11日。38週と3日。予定日まであと11日。もちろん、予定日に生まれるとは限らない。今日産気づいたとしてもぜんぜんおかしくはない。今日は、昨日より腰の下部分の鈍痛みたいなものが強かった気がした。それが体の出産準備に当たるものなのかは分からないが。

我が家は、里帰り出産ではなく、新聞記者の夫が育休を3週間取って世話係になってもらう、夫婦出産(?)を予定している。育休といっても、今まで、ほぼ1度も有休を取ったことのない彼は、3週間(出勤日は15日ほどか?)のすべてを有休にできるのだとか。今は仕事も特に忙しい時期ではなく、そういう時には人員さえある程度余裕があれば、仕事内容としてはカバーしてもらいやすい職業(&部署)なので、割とすんなりと会社の理解は得られたようだ。「産後3週間は特に養生すべし」とはいろんな本に書いてあるし、実際動けないみたいなので、頼りにしている。ただ、いつ生まれるか分からないので、彼が休みの3週間と、養生すべき3週間がきれいに被るかどうかは神のみぞ知るわけですが・・・。

今日は、午前中に勉強し、昼過ぎに生協の宅配があって、そのころにはだいぶ暑くて、体操をして、「ねじれた絆」(赤ちゃん取り違え事件のノンフィクション)をKindleで買って読んで、1時間半くらい昼寝をし、散歩がてらローソンまで歩いて、野菜を少し買って、帰ってからヨガをし、明日両親が来るのに備えてきのこのマリネを作り、夕飯を作って食べたところ。今日は手抜きで、納豆チャーハンに、生協で買ったいわしの梅煮、昨日の残りのポテトサラダ。

ノンフィクションの続きを読むか。勉強しようとも思うが、座っているのがちょっと辛い。


映画「死ぬまでにしたい10のこと」

2013-10-11 08:33:03 | Movie

映画「死ぬまでにしたい10のこと」
2003年 カナダ・スペイン ★★★★

BSで放映されていたものを録画して観た。3回目くらい。全身に転移したがんで、余命2、3ヶ月と言われた23歳の女の子が、「死ぬまでにしたい10のこと」を試みていく。17歳のときに子どもが出来て、今は2人の女の子の母親でもある。

録画してあったこの映画の再生ボタンを押したのは、おそらく夫の同僚の女性記者が37歳で亡くなったと聞いたからだと思う。胃がんで、発見されたときにはもう末期だったという。発見から1年も経たずにその日を迎えたようだった。
私は面識もなく、夫も一緒に働いたことはない。どんな人だったかは知らない。それでも、同じ会社を選んで、同じような仕事をしてきて、同じような上司の下で、いくらかは同じようなことを考えたこともあるんだろうなと思うと、妙に近しい気がした。37歳で、胃がんで死ぬということもあり得るのだ。ただそれだけで今はショックで、そうであればどうしなければいけないのか、スティーブ・ジョブスのように、毎日を「最後の日だとしても」と考えて真剣に生きなければいけないのか、ぜんぜん分からない。映画を見ても、わからない。でも、少しだけ毎日への真剣さは増したような気がする。

健康で毎日を生きる。その中でやりたいこと、望むことを目指すことが出来るというのは幸福なことだ。そういう幸福にあやかることが出来るからには、不幸にもそうでない人の分まで、思う存分にやらなくてはいけない。そんなことも考えた。


マタハラ

2013-10-03 21:29:51 | Private・雑感

 NHKのクローズアップ現代。マタハラがテーマだったが、マタハラがある現実は分かったものの、現実的な解決策はよく分からなかった。特に、マタハラが深刻と思われるシフト型勤務の職場ではどうすればよいのか。「どの職場でも人に余裕がなくなってきている」という解説があったが、自殺統計や職場のうつ病などの経緯をみる限り、それは1990年代後半からそうなのだろう。これに加えて、女性の就業率は上がってきたし、男性の所得は下がってきていて女性の就業継続意欲も高まってきた。一応制度もできてきた。だけど、職場の対応は追いついていない。

 ひとつ勉強になったこと。番組で取り上げられていた、うまく対応している小規模の商社の社長が、「何で自分だけが、という不公平感があるときにハラスメントは起きる」と話していたこと。同僚たちが、産休に入る女性に対し「なぜこの人のせいで仕事が増えなければいけないのか」と感じてしまうと、女性が産休、育休、それからの復帰ができたとしても、言葉や態度で出てしまう。「同僚が子どもを生み育てること、それにより仕事を休んだり短時間にしたりということは、社会にとっても会社にとっても、私にとっても良い意味があるのだ」と思えたならこんなにすばらしいことはない。この商社がうまくいっているのは、やっぱり商社という仕事柄やりくりしやすい部分もあると思う。もともと、効率化する余地のある職場、職種なのだ。私のように書く仕事も、予算の達成などのノルマがない点で、その分、量より質がもともと評価の対象の多くを占めている点でやりやすい職業だと思う。

 根本的に思うのは、やっぱり「メンバーシップ型労働社会」だから、長時間労働、抱え込み型の仕事の仕方はなくならず、人と仕事をワークシェアしにくいという日本の働き方だ。だからマタハラの問題があり、女性のキャリアアップが遅れていて、上司や人事のコアにも女性が少ない。営業部長も人事部長も、財務部長も、そして営業チームの先輩のほとんども女性、というベトナムで一度働いてみたら考え方も変わるのではないか・・・。


10月

2013-10-01 14:45:35 | Public

10月1日

 足を組むと、下になった方の足に、組んだ跡が陥没して残る。明日は健診なので、「こんなもんですよね?」と聞いてみよう。
 今日も昼になるにつれて暑い。午前中に、少し二階の床を雑巾掛けしてみた。自主的に雑巾掛けするような綺麗好きではないが、雑巾掛けのポーズは骨盤に(?)良いらしい。37週目に入り、気休めと掃除を兼ねた運動としては良い。

 もうすぐ3時。昼ご飯の後はまんまと編み物に吸い寄せられてしまっていたが、中断して、勉強しよう。いざ10月。いざ正産期。