ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

100歳まで生きる時代の人生設計

2018-10-27 04:37:09 | Book
今、日本の30代くらいの人は、寿命が97歳くらいになるらしい。そうすると65歳以降、年金プラス貯蓄で生活するにはかなり貯蓄するか生活レベルを落とすしかなくなるから、細く長く働いていくつもりで人生設計をしておかないと大変ですよ。

2、3年前に話題になった本『LIFE SHIFT』の最初のメッセージはこんな感じ。その後、細く長く働くために大事なことが述べられる。長く働く、というのは長く働き続ける、というのとは違う。キャリアを中断して休憩したり、学んだりしてもいい。それをまた、次のキャリアに繋げていく。75歳くらいまで働こうと思ったら、むしろ学び直してスキルアップしたり、休憩してやる気や体力を回復させたりしないとやっていけない。

ながーくなる人生で築くべきは、お金や不動産といった「有形資産」に加えて、「無形資産」だという。無形資産には3種類あって、スキルや知識、仲間や評判などの「生産性資産」、肉体的精神的な健康や幸福である「活力資産」、キャリア変更などの際に重要なネットワークや自分についての知識「変身資産」、が挙げられる。

こんなことが本には書かれていて、自分に振り返ってみると、「このままじゃ先が見えないなー」と思っていたことがうまく説明できる気がした。転々と夫の転勤について行って転職を繰り返していれば、スキルアップの面はあるかもしれないけど、仲間やネットワーク、評判などは築けない。精神的にもしんどい。主体的なキャリア形成ができず、資産を築くことも使うこともできにくい。居住地を定めていくことはやっぱり重要。

でもそれってできるんだろうか。夫も私もそれなりにキャリア展開していくとすれば仕事の多い都会がやりやすいし、一方でキャリアだけでなく生活しやすさ、生きやすさも大事だから、ある程度(今くらいの)田舎には住みたい。職住近接ばんざい。子どもも増えるので賃貸でもいいか戸建てが希望。そんなん叶えられるところ、見つけられる気がしない…。名古屋近辺となると特に。ほとんど土地勘ないし。

こんな感じで鬱々としていたのが先週のこと。夫にこの話題をふって、次の転勤後に半年くらいかけて考えようととりあえず落ち着いたので少し気が楽になりました。

仕事はしっかりしたい。そう思っていることは悪いことではないのだ。部分的にちゃんと肯定しておかないと、なんというか考えるのが疲れてしまう。

ワンオペ育児の疲れの種類

2018-10-20 20:44:55 | Private・雑感
ワンオペ育児のしんどいところは、子供に翻弄されることからくる疲れ、とともに、それを誰にもわかってもらえないことによる疲れ、だと思う。

今日のワンオペ育児。公園で遊び、お弁当を食べ、お風呂に入って家まで30分のドライブ、という鉄板コースのひとつ。帰ってきてから、娘たちは2時間くらい昼寝してくれました。

その時間、自分自身の疲れもある、でももったいなくて寝ることはできない、エネルギー不足の中でできたのは結局ネットサーフィンと少しの読書くらいで、子どもたちが元気いっぱいに起きてきたころには自分はクタクタでイライラしちゃう…。

そんな細々した成り行きを仕事から帰って来た夫に話すのも面倒、でもほんとに小さな一言(お鍋、ちょっとしょっぱいね、とか)でイライラがMAXになってしまうことも。
ワンオペというのはややこしい辛さがあるもの。次の日まで引きずってしまいましたが、翌朝は夫が子ども2人を連れてサッカーに行ってくれたので、なんとか回復しました。

月に2日くらいとはいえ、ワンオペ育児はやだわー。

子どもが揃って昼寝する奇跡の時間はなかなかやってこない

2018-10-07 17:03:06 | Private・雑感
延びに延びたこども園の運動会。天気が良すぎるのも困るもので、午前中、日陰のほぼない運動場で、下の子の面倒を見ながら上の子の勇姿を見てきました。



昼までに終わって、近くのレストランで昼食をとり、家に帰ってきて夫は仕事へ。ここからが(ここからも)大変だった。
アドレナリンが出ているのか、2人とも寝ない。
4歳児「お母さんが自分だけで工作してほしい!一緒にはもうしたから、お母さんだけやって!」と、謎の要求。
2歳児は、自力で開けたおせんべいの袋を私に取り上げられ、怒って泣いて、横になっている私を叩く。

隙を見て2人でけんか。寝そうになって布団でゴロゴロし始めたあとに足で軽く蹴り合って遊ぶ。結局、運動場で走り回ったはずの4歳児は午後3時半、帰宅時の車の中で少しだけ寝た2歳児は午後4時半に寝てくれました。この時間からでは母の私は寝れないなぁ…ゴロゴロはしたけど。

子どもが3人になったら、子どもが揃って昼寝する時間の奇跡度合いが跳ね上がるのだろうな。期待できないレベルなのかしら。とりあえず、昼寝する用の部屋がほしい。そしたら大人も、2人いたら交代で休めるから…。