最近観た映画
「探偵はBARにいる」
「探偵はBARにいるⅡ」
「家族」(山田洋二監督)
8月の最後の週に、北海道へ家族旅行。その予習として観た。上二つは娯楽映画で、ただ楽しんだ。「家族」は、大阪万博に湧く世の中で、長崎の島から北海道の開拓村に、おじいちゃん、赤ん坊を含めた5人で電車で行くロードムービー。万博だから1970年。そんな時代にもまだ開拓で北海道に移り住む人がいたのだ、というのが衝撃だった。あと、旅の途中で、まだ6か月くらい?の赤ん坊が体調を崩して、そのまま死んでしまう。0歳児を育てる身として苦しかった。
「ブレイブ・ハート」 スコットランドの独立選挙が迫っていることをうけて、1300年代にスコットランドが独立した当時を描いた映画を。一度観ているが、3時間ある映画なのでなかなか2度目が来なかった。 当時、スコットランドの敵はスコットランド内に居た。イングランドの王におもねって、独立勢力を抑えようとするスコットランド貴族たち。今回は選挙。地を流さずに独立の土俵に乗ることはできる時代だ。「ダラス・バイヤーズクラブ」
昨年話題になっていた映画。実話をもとにしたもの。すごく、impressiveな映画だった。新しい薬の危うさ、でも死が見える場所にある患者たちからすれば藁にもすがりたい。医者のいいなりにならず、自分の頭で考えることが命を救う場合もある。
「レナードの朝」
思いがけず医療ものが連続で。ロビン・ウィリアムズを追悼したくて、まだ見ていなかったこの映画を借りた。これも実話もので、1960年代に、通称「眠り病」の患者を30年間の眠りから覚まさせた話。ハッピーエンドでもない。とても現実的で、感動的だった。
「ビフォア・ミッドナイト」
大学生のころ、留学先で何度もDVDで見たシリーズの完結編。主人公の男女は、とにかくしゃべる、しゃべる。人間はみんな、自分が大事で、それでいいんだよな、と思います。
「GILS」
30代前半の女性4人が、仕事と恋、結婚、子育て、などに悩むストーリー。3年ほど前に、夫が見て「勉強になった」と言っていたのを思い出して。お決まりと言えばおきまりの展開が詰まっているのだけど、見てしまいますね。でもまあ、今思い出すと、やっぱりシングルマザーはしんどい。