ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

大型家具を買う

2015-12-21 04:56:47 | Private・雑感
週末を経て、やはり平然と迎える予定日の朝。もうヨガをして朝食を食べ、コーヒー飲んでいます。昨日の夜は、少し陣痛か!?という痛みがあったんだけどなあ。昼間に出歩いた疲れが出ただけ?

週末に、リビングテーブルを買いました。正確には買うことに決めて家具屋さんに抑えてもらいました。これも衝動買いのひとつか。ことし、地方創生だかなんだか知らないけど、12月末までに出産する人には県内の店舗で使えるクーポン券が、2人目出産の場合には7万円支給されるということで、しかもそれはリストアップされたお店の中で、金額の半分までしか使えない、さらに2月のいつやらまでが使用期限とかいういろんな制約があることを知り、何に使おうか考えておこうという中でダイニングテーブル購入となったのでした。まだ、生まれてないのに、とらぬ狸の皮算用…。すこし罪悪感があります。。インテリア家具ショップなので高めのお店なんだけど、定価16万円、展示品だから13万円にしてもらい、その半額がクーポンで払える計算。

結婚して5年になるけど、当時は家具を買うことがほとんどなくて、セミダブルのベッドを買ったくらいでした。お互いの一人暮らし家具で十分、むしろ、二台ある洗濯機や冷蔵庫を片方処分せねば、というところからのスタート。
セミダブルのベッドのあとは、たぶん上の子の妊娠時に買ったリビングソファ(5万円くらい)、で、今夏に買った食器と雑貨用の棚(10万円くらい)、家具ではないけどことし3月には新車(190万円くらい)、というのが大きな買い物。そう考えるとことしは多いな…。子どもがいると、家で過ごす時間が長くなり、かつ彼女に荒らされるので、荒らされないように(もしくは片付けやすいように)部屋を整えたいという欲求が生まれるのは事実です。

リビングテーブルは、すこし前から買いたいとは思っていて、でもそんなこんなのうちに、今の、夫が独身時代に使っていたテーブルに娘が油性マジックで落書きする事件があり、意欲を削がれていたのでありました。
ほんと、早く生まれてくれないとまたなんか買い物しちゃうかも…。ちなみに昨日、テーブル以外で注文したのはこれ。
授乳クッション
http://www.amazon.co.jp/青葉-授乳用クッション/dp/B001AI17LW/ref=pd_rhf_gw_p_img_6?ie=UTF8&refRID=1D20YM4ESAMXJ60PWVP4

前に買って使っていた、抱き枕兼用の授乳クッションはあるのだけど、確か厚みが足りなくて辛かったんだよねーということを、この間の授乳本を読んでて思い出し、ポチッとカートに入れていました。もうなんか、今は自分のことを、(合理的な理由があれば)最大限甘やかしたい気分なのです。

将来のことを考えると、来年は引っ越し、仕事復帰(収入減)、大学入学、夫の異動(仕事リズムの変化)、などが待っていることが考えられ、自分のキャリアや家計収支をうまく支えながら育児ができるのか不安が大きい。いま、深く考えてもよい方向にはむかなそうなので、ひとまず思考停止、が続いてはや2週間近くか。。

衝動買い

2015-12-18 05:32:07 | Private・雑感
毎日ブログ書いてますね。軽いうつ症状ではないかと思うことがあります。部分的には、たぶんそうです。やらなくちゃいけないことと、やりたいこと、やるとよさそうなことの整理がうまくなく、体を動かしてのリフレッシュが良いのではないかと思いつつも体が動かない。他人と自分(主に出産について)比べて違いを探し、ネットサーフィンするうちに何か買い物をしてしまう。

昨日届いたのは、今流行っているというやわらかいコットンのおくるみ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00DUMWZC6/ref=oh_aui_detailpage_o02_s00?ie=UTF8&psc=1
アメリカの、エイデンアンドアネイというブランドのもので、イギリスのキャサリン妃も使っているとか。
そこに惹かれたのではなくて、どこかでちらっと小耳に挟んだ、「生後すぐからの数ヶ月は、やわらかいおくるみで、手が動かせないくらい(足は動かせるようにして)赤ちゃんをきゅっとキツめに包んでおくとよく寝てくれる」という情報を試してみたいという思いからだ。胎児の時は動くたびに子宮の壁に体が当たっていたので、外の世界でもそれに似た環境の方が落ち着くのだとか。
今でも覚えているが、上の子の生後1、2ヶ月はなかなか不安定に泣き続ける赤子に疲れ、「泣き止ませる方法を教えてくれるなら1万円、いや2万円くらい出すわ…」などと頭をよぎったものだ。
おくるみで巻くくらいで改善するなら安いもの。このブランドは、こうした生後すぐの巻き方とともに売り出しているようで、でまた柄がたくさんあって可愛い!正直、赤ちゃんを巻けるサイズの冬用のおくるみはすでにあったのだけど、もうすぐ生まれそうなこの子のための買い物ってほとんどしていないし、という言い訳を添えつつamazonで衝動買いしました。

そして、昨日注文したのはこれ。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4895958892/ref=oh_aui_detailpage_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
『産婦人科医ママと小児科医ママのらくちん授乳book』
というのも、昨日は1、2時間ほど、この著者2人のうちの産婦人科医の方、宋さんのネット連載をずっと読んでいたからです。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=50897
この人はメディアによく出てくるし、前職のときは仕事柄、この連載を覗いたことがあったけど、最近は私もツイッターをしないし、テレビも見ないので名前を目にすることがなかった。
それが、昨日誰かのフェイスブック越しにリンクを読み、ちょうど1ヶ月くらい前にこの方が第二子を出産していたことを知って、ダラダラと過去記事を読み始めたのでした。懐妊から経過、第一子との関係性などが、産婦人科や子育ての時事ネタの合間に出て来て読みやすく、タイミング的にとても興味深く読みました。
この人は37週で普通分娩に至っていて、羨ましい…と思ってしまう自分を感じながら。
まとめ読みしていてひとつ気づいたのは、この人の文章が上手、もしくは私好みであること。気づけば、構成も毎回三分割になっており、1000字以上の文章を書くときの基本ができている。読売新聞のサイトの一部だから、しっかり目に添削が入っているのかもしれないが。少し孤独感が和らぎました。

昨日は、昨日ブログに書いたやることリストのうち、床の拭き掃除と年賀状の宛名書きをやった。今朝は、キャラではないのだが、すでにアップルパイを作り、あとは焼くだけの状態。そしてすでに疲れている…。パイづくりの最後の方に、ストレスを感じて、棚にあったタコスのお菓子をがっつりたべたからかも。ひとまず横になって、そのあと散歩に出るか。
おやすみなさい。






分娩入院が年末年始にかかりそうな場合

2015-12-17 04:57:30 | Private・雑感
昨日は健診でした。39週と2日。子宮口は先週とあまり変わらず、すぐに生まれそうな感じはないですねー、とのこと。胎児は2900グラムほど。

予定日は12月21日なのです。年末年始も間近のこの場合、出産が遅れたらどうなるのか。私が分娩する大垣市民病院(おそらく岐阜県内最大のマンモス病院、産科に限ればわからないけど)の場合、
21日に健診
その後も出産に至らず41週に入る28日を迎えた場合は28日に分娩誘発のために入院

ということになるらしい。28日に分娩となれば、早くても退院は1月2日。お正月を病院で過ごすのはちょっとやだなあ、病院のひともちょっと嫌だろうしなあ…。今日から寒くなるらしいが、ウォーキングでもしますか。

気を取り直して、これからやりたいことを書き出してみる。
・年賀状の宛名書き
・リビングの床掃除
・窓の掃除
・DVD置き場の整理
・白菜で水キムチづくり
・りんごとナシ、おから粉でお菓子づくり(冷蔵庫内を片付ける)
・自分用のニット帽を完成させる

とりあえずこんなところ。
あとは、上の子のと私が風邪や胃腸炎にかからないように気をつけること。

2人目は早く産まれる、という噂を信じてここまで気楽にきたけど、そうもいかないのかな。まあ順調に成長していることが何よりですが。

障害福祉制度の改定論議

2015-12-16 05:43:45 | Private・雑感
知らないうちに、障害者総合支援法の改定論議が進んでいた。もう報告書をまとめる段階。
http://www.mhlw.go.jp/…/05-Shingikai-1260100…/0000106993.pdf

介護、保育では就業者の所得水準の低さと担い手不足がメイントピックのひとつとなるのに、なぜ障害福祉はならないのだろう?

供給量が足りていない、そのことによって障害のある人の尊厳を守れていない部分があるのに(例えば、グループホームに入れない、そのために精神科病棟から出られない、など)報酬単価や人材育成への言及が少なすぎるのではないか?(主任相談支援員を作ったって別にいいけど…本来はもっと心理士やOTが現場で支援する仕組みが必要では?)

介護と同じで、「行動能力の高い人、思考能力の高い人」ほど、サポートは大変になる(でも能力向上の余地は大きい)のだけど、障害程度としては低く区分され、正直単価的には見合わなすぎるのだが、障害支援区分に反映されないだろうか?

「親亡き後」問題などというが、もともと親に頼れない人もたくさんいて、事実上グループホームが親業の一部を担っていることは評価されないのだろうか?(でも、乳児院や児童養護施設におけるサービス利用を促進する旨が盛り込まれているにはよかった)

などと報告書案を読みながら考えました。
グループホームを重度障害者向けにシフトしていくとか言うけれど、軽度障害者向けのホームもとても意味があると思うのだけどなあ。ひとりで、サポートをうけながら生きていく力をつける作業を、親や周りの人から教わらずに大きくなってしまう人はたくさんいるわけで。グループホームが訓練給付なのはそこらへんを身につける訓練施設としての役割を強調されているということだと思うのだけど。

39週のゆるい毎日

2015-12-15 04:19:39 | Private・雑感
昨日から39週。今朝も2時半に目が覚め、4時すぎにしてヨガと朝ごはんを終了。まあ、この大きなお腹の中の赤ん坊は30分周期で起きたり寝たりしているらしいから、母体ばかりが何時間もぐっすり眠ることも難しいのだろう。加えて寝返りが出来ない疲れ。まあ、5、6時間睡眠はある意味健康的ではある。でも、上の子の妊娠の時ってこんな感じだったかしら…。歳とったから、というのもあるのかしら…。

備忘録として、このひと月ほどハマっていた&熟読していたもの

大地の子
http://www4.nhk.or.jp/P489/

家栽の人
コミック全15巻 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/家栽の人

マタニティから産後まで使えるおうちヨガプログラム
http://www.takahashishoten.co.jp/book/03248.html

かぎ針編み 子供たちのアニマルベスト&こもの
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=17407

小さなこどものかわいいニット
http://publications.asahi.com/ecs/detail/?item_id=17302

ゆるい…。メンタルを含めて健康管理第一、上の子の世話さえ第二、になっている毎日。でも、産休に入って1ヶ月ちょっと経ち、さすがにリラックスしきったところがあるし、掃除、整理整頓の類もだいたいできたので、もう少しストレスのかかることをしてもいいかな、という気持ちにはなってきた。が、まあいかんせん「いつ生まれるか分からない」というのは集中力を削ぐものではあります。

妊婦も疲れてきたし、いい加減(?)君の顔も見たいし、そろそろ生まれてくれると嬉しいんだけど…。こればっかりは君の都合もあるし、わからんよねえ。

背中に激痛

2015-12-12 04:59:40 | Private・雑感
38週と5日。昨日の夜、寝るときに背中の左上部に激痛が走った。つったのか、寝違えた類なのか分からないけど、ずっと痛い。朝、といっても午前2時半に起きたときも痛かった。最近朝4時ごろからやっているヨガの、ウォーミングアップはできた。でも、良くはならない。体を起こしたり倒したりするときには息を止めている…。参った!分娩時にいきんだりするときに大丈夫だろうか…、出産後の赤ちゃんの世話に支障がないだろうか…。

ところで、まだ元気にしていたおとといの夜、職場の忘年会があり、産休中からノコノコと参加した。こういう集まりに何かと子どもを連れて行くことが多いのだけど、この日は夫が引き受けてくれたおかげで会話を楽しめた。子どもが一緒だと、雰囲気だけ参加する、ということになることが多いので。

この一年は、みっちり働いたなーという実感。頼まれてもいないのにグループホームの事務を引き受け、初心者ゆえに事務処理にしょっちゅうつまづき、これに加えて裁判所からの補導委託にも思いの外主体的に関わらせてもらい、そのおかげで利用者さんとも濃いコミュニケーションが求められて鍛えられた。
大きなイベントとして、
・定員増にともなう県への申請、工事関係者対応、備品準備
・新規入居者の受け入れ4名(うち1人は初めての男性)
・退居者2名
・60歳になった人1名と、20歳になった人2名の年金等の手続き
・補導委託対応
・助成金申請
・シンポジウムの企画、運営
があった。本当にたくさんのことを経験させてもらい、この世界がどんなものか、だいぶ見えた気がする。自分との相性をジャッジするには至らないが、より大事なこと、つまり興味を持てるかどうかについては、「面白い!」と言えるほどにはなった。

来年4月から、社会福祉士の資格を取るために日本福祉大の通信学部に入学しようと思っている。児童福祉の世界に入る人と少し違いを出していくために、というより、これまでの自分の経験を今後生かせるように、制度に関するニュースにはもっと気を配りたい。背中の痛みに耐えながら…。

早起き生活

2015-12-09 03:29:08 | Private・雑感
38週。だいぶお腹が重い。寝返りが出来ず、寝る姿勢に制限があるため、寝ていても体が疲れる。夜8時半から9時には寝て、朝3時から3時半にぴたっと目が覚める。

起きてから、一時間は録画を見たり編み物をしたり、漫画を読んだり。4時くらいからヨガ。休憩後朝ごはんという感じ。ヨガをやるようになって便通も再開、調子が良くなってきた。「大地の子」をNHKオンデマンドで、テレビの再放送より早く見終わってからは、全巻を中古購入した漫画「家裁の人」を読んでいる。

産後のあの怒涛の日々が、少し待ち遠しい。初体験だった前回よりは、イメージが出来ている分余裕がある。でも赤ちゃんにもよるんだろうなぁ…。
前回出産時の前後のブログを読み返したりしている。今年は暖冬でありますように!

臨月の悩み

2015-12-06 04:40:41 | Private・雑感
妊娠37週に入り、急にお腹が重く、股関節も不安定な感じになってきた。そして便秘。それまでほとんどなかったのに…。気持ちもなんだかブルーな瞬間が増えてきた。便秘が元凶だろうか…。

朝はやたらとすくっと起きられる(熟睡していないのかも)ので、3時半から4時くらいに難なく起きる。で、今朝、いつも通り白湯を飲もうと、陶磁器の白いコップにお湯を注いだら、割れた…。結婚祝いにもらって重宝していたのに。陶器より陶磁器の方が熱に弱いのかな?

ここまでは、早産が怖くて、あとは仕事からの開放感を満喫したくて、あとは保育園探しなど手続き関係で出歩く用事もあり、さほど意識して運動していなかった。編み物をやる時間も長すぎたかも。反省して、マタニティヨガの本を買ってきた。自分のためにやるぞー。

もういっそ早く生まれてくれ~という気持ちと、1日でも長くお腹の中にいて、力をつけて出てきてくれ~という気持ち。そんな母の気持ちなど、子どもは無視して、自分の都合で出てくる。すでに、「別の人」なんだなあと思う。

ところで、今になって、長女の2歳の日に誕生会イベントをしてやらなかったことを後悔している。本人はなんとも思っちゃいないだろうが。でも、喜んではくれただろう。誕生日のころ、すぐに法事で親戚が集まるとか、その翌日からうちの親たちと温泉旅行だとかで忙しかったんだよなぁ…。クリスマスはなくても、誕生日はしっかり祝う家にしよう!来年から!

子育てのアドラー心理学

2015-12-02 04:43:12 | Private・雑感
「子どもというのは、いくら経験に乏しく体が小さかったとしても、対等な存在である。例え0歳児であっても」

こういうことを言っている著者インタビューに関心を持って、アドラー心理学の本を二冊読んでみた。
岸見一郎『アドラー心理学入門』
岸見一郎『子育てのためのアドラー心理学入門』
私も、子どもを産んでみてから、なんとなくそう感じていたんですよね。自分から出てきた存在ではあるけど、当たり前だけど自分とは全く別人格であり、この子が考えてることなど全然わからないし、それで良いのだ、最低限の衣食住や愛情の環境を与えれば、勝手におのずから育ってくれそうだ、と。それは、この「対等な存在」という考え方とすごくリンクするような気がしたのだ。

「アドラーは、人間関係における精神的負担の根元に『縦の関係』があると考えていて、横の関係、対等な関係の構築を提案する」。確かに。大人同士でも、当然のように私とあなたの関係性はタテですよ、というスタンスの人がいる。私の嫌いな「議論のできない人」というのはそういう人が多い。夫婦や学生時代の友人の間で議論や付き合いを楽しめるのは、例え年収や仕事内容に「違い」があっても、それは「優劣」ではない、それを超えたところで互いの関係があるのだ、という共通認識が対等な横の関係を保証しているから気軽で楽しいのだと言えるのかもしれない。

で、対等な関係に基づく子育てとは?
それが、叱らない、褒めない、ということ。このどちらも、上下関係に基づく行為だから。「ダメ」と制止することは、子ども自身や他人への危険行為、迷惑行為であるときには仕方がないが、そうではない多くのことでは、よく考えてみれば叱る必要のないこと。例えば、家でご飯を食べている時にスプーンを持たずに手で食べたり、わざと落としたり、おもちゃを片付けなかったり、学校に忘れ物ばかりしたり。
本書では「これは誰の課題なのか?」と問いかける重要性を繰り返しているが、これらは子ども自身の課題であって、親の課題ではないのだ。親の課題があるとすれば、子どもの課題であるにも関わらずイライラしてしまうのをどう抑えるか、ということくらい。
褒めるというのも、「子どもに言っている褒め言葉を、同世代の友人やパートナーに言うとしたらどうですか?」と言われると、確かに上下関係が基本にある。「ちゃんと全部食べれて頑張ったね」とか、自分で服を着られて偉いね」とか。

ではどのように子どもに声かけすればよいのか。それが「勇気づけ」、特に他人への貢献を強調する勇気づけである。「食器片付けしてくれて(お母さんは)助かったわ」、「全部食べてくれて(お母さんは)嬉しいわ」など。

「電車では静かに座ってないとだめ!」ではなく、「静かにお座りしてくれると(お母さんは)嬉しいな」。子どもにも、人に物事を頼む時には「こうして!」という一方的な要求ではなく、「こうしてくれると嬉しいのですが」と頼むことを身につけてもらう。この勇気づけを通して、他人への貢献、他者は味方であるという認識を持つことで、人はさまざまなことにチャレンジする力を養うのだという。

いろいろと納得する部分が多く、具体的で興味深く読みました。長女は今2歳1ヶ月なのだけど、私が考えている以上にいろんなことわかっている。オムツひとつ取って欲しいな、と言うと取ってくれる。あとで何々しようね」と言うと待ってくれる。言葉がしっかり言えなくても、理解はしているのだ。

児童福祉施設での仕事でも、縦の関係に基づく人と、横の関係に基づく人は分かれるなあと思う。とくに、軽度知的障害のある女の子が暮らす棟では、スタッフの間でこういう認識を再度確認した方がいいと感じた。
自分の子どもで訓練をしながら、仕事にも生かせるといいなあ。