ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

普通の一日

2008-05-15 09:18:45 | Private・雑感
興味のある人のために―――ある新聞販売店で過ごす一日を紹介。

朝3時起床、3時15分から朝刊勤務。
3時半、朝刊が販売店に届く。
4時半まで店内業務。
新聞の束を袋に入れて配達区域名を書いていく。
配達さんが持ちきれない分を束ねて、各配達スポットに車で落としていくためのものだ。

4時半、自分の配達区域の配達さんが来る。
最後から2、3番目くらいかな。
中日90部、中スポ22部、日経12部。
一緒に出発、5時15分頃には配達完了。

配り終わってもいろいろと、ある。
主に昼間に作る、翌朝刊分のちらし作り、のための準備。
6時半くらいには一段落することが多く、7時まで談笑したり新聞読んだり。
7時に、社員さんたちがあがり、交代でパートさんが出てくる。
私は、もう一人の、滋賀県の次期販売店主さん(販売店の息子さん)33歳と
朝食へ。
吉野家の朝定食か、ガストの朝定食。

帰ってきて8時くらい。
だいたいパソコンを見たり新聞の続きを読んだり。
10時くらいまでは粘っておきてることが多い―――あんまり食べてすぐ寝ては、
太る、というより、体も(胃が起きているために)休まらない気がするから。

次の出勤時間は14時だけど、まあ10時から2時間くらい寝て、本を読んだりして
13時くらいに出勤。
日報を書いたりなにやら手伝ったりする。

14時過ぎからほかの社員さんが出社。
夕刊の増減をチェックしたりして夕刊に備える。

15時、昼礼。
昼礼が終わると、支店まで自転車を飛ばし、
そこで夕刊を待つ。
15時半過ぎ、夕刊着。
中日112部、日経17部。
自転車で配って、帰ってくると17時15分くらいか。

自転車で本店まで戻って17時半。
翌朝刊の増減をチェック。
これがなかなか大変なんだな~ミスがあればコトですから。

18過ぎから営業に出ることも。
帰ってきて20時、店じまいをしておしまい、というわけでもない。
研修生は店主の奥さんに、作ってもらうとかなんとかして
夕飯をお世話になっている。
実際はいつも外食。奥さんと行くか、滋賀県出身の彼と行くか、
ほとんどは後者だけどね。

食事が終わって帰ると21時半くらい。
もちろん集金などがあると勤務自体が9時前までになったりするから
帰ると22時とか過ぎることも。
シャワー浴びたり浴びなかったり、
おなかいっぱいのまま本を広げて寝ていたり。
23時・・・23時半くらいには寝るようにしている。

さあ、こんな感じで楽しそうでしょ?

おとといは、朝刊一面が四川省大地震のニュース、
見出しだけ読みながら、ぞくぞくそわそわしながら
朝刊業務をしていた。
今朝の中日には、校舎に生き埋めになっていた子供、178人が遺体で発見され、
現段階で2万人以上が生き埋めになったままとある。
すでに死者は四川省だけで1万4866人。

ミャンマーにおけるサイクロンの被害は新聞に載らなくなってしまった。


平和に晴れている名古屋市緑区の空の下、
新聞業界について考えていることはまた今度。