最近買った本。
・ベトナム料理の本×2
・女の子の服作りの本
・体にやさしいお菓子作りの本
先週は子ども用に斜め掛けのカバンを作り、職場に売りに来ていて買った梅を梅酒にした。昨日は、ベトナム料理の調味料になるものを、エスニック食材屋さんでたくさん買い、ついでにワンピース用の生地も買った。
ハンドメイド熱が少しある。理由のひとつは、つわりがようやく収まったこと。今回、食事だけでなく、体力的にきつかった。なんでもない遠出の仕事にくったくたになったり、車に酔いそうになったりしていたが、つわり終息とともにそれもなくなって、体力がもとに戻ってきた感じ。そのほかの理由は、ベテラン主婦たちと仕事をしていて、刺激を受けること。まあベトナム料理を作る人たちではないが・笑。特にホーム長は、干し柿を見事に作ったり、忙しい仕事の合間にパウンドケーキを作ったりしている。縫製も、かつて何か内職をしていたとかでお手の物。「いつかは身につけたいスキル」というのを、「今でしょ!」ではないが、少しずつ手を出しているところ。パクチーやシソのタネとプランターも買ったので、今週末こそ種まきしたい。
もうひとつ理由がある。児童福祉施設にいて、子どもたち(女の子たち)と接していて、料理やちょっとした(通常家庭でやるような)針仕事(すそ上げとか)をすることが仕事の一部になっている。私は料理をメインでつくることは今のところないが、ひとりホームに残っている子のお昼ご飯くらいは、一緒に作ることもある。なんか、そういう場面で少し「あたたかい雰囲気」を出せるといいな、という気持ちがあるのは確か。普通の大人として、私も成長して、この子たちに「醸し出す家庭的な暖かさ」みたいなものがあればいいな、という下心。
あとはまあ、結構こういう手作業は好きなのだ。あと、毎年夏になると食べたくなるベトナム料理を、この田舎で外食で求めることはあきらめ、できる限りやってみようと思ったのだ。要は、食べたい。特にハノイの料理。料理本を買ってみても、やはりホーチミンの料理がメインのようだが、「ブン・チャー」だけはゆずれない!必ず、それっぽいものを作りたい。
先日、大学の男友達が我が家に来たときにも思ったのだが、私の世界は、彼らとは違う方向ではあるが、確実に広がっているなあと思う。家族生活の世界。原始的な営みでもある育児の世界。日本文化もちらほら入る、家事仕事の世界。都会とは大きく違う、田舎生活の世界。そして、児童福祉というローカルで直接サービス的な儲からないビジネスの世界。
「子どもを●●保育園に預けているけれど、自分の住むところの小学校と違う学区で、入学のときのお友達がいなくなっちゃうけど、不安じゃない?」と言われ、入学のときまでこの地にいることなどつゆぞ考えていなかった私。来年はこの生活をできているか分からない。今は、それなりにこの生活を満喫して、私なりに世界を広げたい。