ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

映画「ハドソン川の奇跡」

2017-02-18 05:47:19 | Movie
面白かった。DVDで鑑賞。

トム・ハンクスは、こないだはブリッジ・オブ・スパイで弁護士だったのに、今回は定年間近のパイロット。すごいなぁ、人間臭さが醸し出されている。

アメリカの公聴会という仕組み。金融危機やクリントン大統領の不倫疑惑でも、議会の前で尋問される場面をテレビで観た。面白い仕組みだと思う。日本でも。たとえば天下り問題で事務次官が呼ばれたりと国会尋問はあるが、それとはまた違って専門委員会が作られる形式?なのか、よくわからないが、興味深い。
ただ、呼ばれる方はたまったものではない、というのがこの映画。真実を決めるのは誰なのか。ディベートのような戦いの結果、真実が確定していく物語。

保育園落ちた@伊勢

2017-02-13 05:37:43 | Private・雑感
落ちた、

と気づいたのは通知がうちに郵送されてから数日後だった。インフルエンザで家族全滅のタイミング。しかも、「保留」と書かれていたから読んでからも数秒、意味がわからなかった。

「申し込みのありました施設への入所は、次の理由により保留となりましたので通知します」

その理由の欄には「定員を超える申し込みがあったため」

今回通知された一次調整の結果では、伊勢市内で122人が落ちたそうだ。およそ5人に1人。私は、2人の娘が別々の保育園に行っているので、下の子を上の子の保育園1歳クラスに転園させる申し込みをしたのでした。9人の枠に21人の申し込みがあったという伊勢市の説明でした。
これから2次調整なんだけど、もう住宅街に近いところの空きはない。合併前は別の町だったエリアとか、津波の来そうな海沿いとか、人里離れた山あいとか。およそ通勤路にもかからないところばかり。

…と下書き保存している間に、2次調整の話題がママ友との間に出て、彼女の方では3人目の子どもを1歳クラスに入れることができたそうだ。2次調整で。なんでも0歳の定員を減らして1歳の枠を増やし、新たに5人入れたんだとか。

我が家には声かからず。うちはなぜそんなに順番が低いんだろう。下の子を、不本意に別の保育園に行かせているのって私の精神的にもよくなくて、下の子の保育園で保育士さんに指摘されることがいちいち気に障ってしまう。パジャマ袋のサイズが小さくて子ども自身が取るのには難しいので入所の時に話したサイズでお願いしますと言われたりすることに、ふざけんな、ならパジャマ袋が必要だと言った時に言え、と思ってしまう。

就活に似ている。何が悪かったのか、自己採点できないけど落ちてることは事実、という無力感。1歳入所でだめなら2歳もだめなんじゃないか、と絶望感を増幅させていく自分がいる。さあ、今日もお酒飲もうっと。子どもをご飯粒だらけにしながら。

33歳で感じる「ひと段落」感

2017-02-12 05:50:13 | Private・雑感
20歳で大学のゼミに入り、社会のことを考え始めたり仕事をして自活したりするようになって13年。「最近、ようやく一周してひと段落という感覚になっている」という話を昨日夫としていた。何がやりたいのかもがいたり、こうあるべきだと職場で戦ったり、頑張れ頑張れと勉強したり。そうやってここまできたけど、今の状況を認めて、ある程度満足して、焦りから少し解放されて、落ち着いている。そんな感じ。夫は、「それわかる。俺も、自分が頑張るより後輩育てたほうがよっぽどここでいい仕事ができるようになるってわかってるから、そっちをやらなくちゃと思う段階にきてる。仕事も、一年前に辞めるイメージが完全にできたから、すごく客観視できているというか距離感保って付き合ってる」みたいなこと言ってました。

33歳。大学院を卒業してから就職して、転職は都合4回、引越し6回。結婚もして、だから転勤転職も多かったわけだけど、加えて出産も2回もした。人より忙しく転機を越えてきたと思うけど、ひと段落がようやく今かぁ、と感慨深い。
今の職場は音楽が身近にあって時々ピアノとか弾くこともあるのだけど、昼休みに最近ギターを練習していて(借りれるから)。高校時代、大学時代に、ただのぼやっとした憧れのままに練習して、楽しんでいた純粋な、軽いノリに、今の感覚は近いなと思う。

こういう感覚、同じ世代の人達はけっこう感じるものなのかな?ある意味、枯れてるんだよね。ユーミンのベストアルバム聴きながら、昔の恋を気軽に思い出したりできる。そのことを楽しんでいる。罪悪感などない。
ひと段落を楽しんだら、また次がきっとあるから、そのときはそのときで頑張ればいいかな。