ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

夫婦の家事分担、子ども3歳と1歳バージョン

2017-09-29 04:55:12 | Book

勢いで、家事分担について書きたいと思います。共働き家庭の家事分担は、子育てが始まって最初の、夫婦の価値観がガチでぶつかり得るテーマ。子どもが大きくなると教育方針とかもあるのだろうけど。最初の実質的な共同事業。細々と書き残したものが誰かの参考情報になりますように。

前提
子ども 長女 3歳11か月 次女1歳9か月 保育園は別々
夫 車通勤(10分)裁量労働制 私 車通勤(10分)9時-17時(時短正社員)
三重県伊勢市で2LDKのマンション住まい

<朝>
6時 私 自分の弁当と朝食を作る、夕食の仕込みも
6時半 私 子どもと夫を起こす、2人で子どもに朝食を食べさせる
7時くらい 私 洗濯機にスイッチ入れる、夫 食器を洗う

7時半くらい 2人のどちらかが布団を上げる
       夫 洗濯物を干す 乾き済み洗濯物が山になっていればたたむ
       私 掃除機を掛ける
ここまでで、子どもがトイレに行きたがったりすれば、どちらかが対応
8時 私 次女の歯磨き、顔洗い、着替え、保育園の用意
   夫 長女の歯磨き、顔洗い、着替え、保育園の用意、ゴミ捨て日ならごみを集める
8時半 私 次女を保育園に送る、出勤
    夫 長女を保育園に送る、出勤

<夜>
17時 私 退勤、長女の保育園へお迎え、園庭で少し遊ばせて、ほとんどの場合無理矢理車に乗せる(もっと遊んでいたいため)
17時40分 私 長女の保育園から次女の保育園へ。お迎え。
18時すぎ 私 夕飯の支度、テーブルに食事を出す、子どもを食べさせる
早ければ18時半、遅ければ19時半くらい 夫が帰宅、一緒に食べさせたり、夫が1人で食べて子どもの片方とお風呂へ
19時半 私も子どもの片方とお風呂へ
20時 夫 食器洗い
20時半 4人で就寝

こうやってみると、機械化は進んでいないですね、我が家は。家が狭くて、あと私があまり片付けが好きじゃないのでルンバは使いにくい、というのと、食洗機を置くにはキッチンが狭い(確かに夫がほしがった時期はある)というので・・・。乾燥機附き洗濯機はこの1年ぐらいほしい、が、横幅がうちのマンションでは入らないかもしれないということで、踏み切れず。でも明らかに、ひとり暮らしの時に使っていたままの4.2kgの洗濯機では小さすぎるし、乾燥機は便利そうなんだよなあ。

子どもの年齢や夫婦のお互いの仕事の状況で、あと家電の進化も横目に見ながら、修正しながら進んでいくのが家事分担。修正できるかどうかで、夫の器の大きさや柔軟性がありありと見えてしまうのだけど、それを結婚前に見抜くのはけっこう難しい。


民進党は既存支持者より「B層」を取った

2017-09-29 04:14:43 | Public

今、朝の4時。今朝はさっと起きられた。昨日は、2時くらいに目が覚めて寝付けず、この時間を「こんなこと考えずに寝たいのに」とムカムカしながら過ごしていた。何のことかというと、民進党のこと。9月27日の「民進党、希望の党に合流へ」と、「前原氏、無所属で出馬へ」のニュースで感じた憤りを、備忘録的にここに書いておきます。

前々から、「日本に”労働党”があればいいのに」と思っていた。労働者、勤労世帯の立場に立って、世の中を改善していくような主張をする。民進党がその役割を担っているのかと言えば否。民進党(民主党)の中心的意見は、バックに付いている連合の構成からして大企業の労働者、というより大企業の経営側の意見であることが多く(社会保険料を上げるな、原発廃止に踏み切れない、消費税引き上げによる社会保障拡充にも後ろ向き)、信用できない。

じゃあ、「消費税増税分を、財政再建ではなく子育て世代に使います」と言った自民党(安倍首相)は私のような一般労働者のことを考えてぶち上げたのか?と言えばそれも否。消費税による財政再建は、私たち子育て世代やその下の子ども世代のためにこそ、必要な施策だ。高齢者を含めた今の大人たちが、負担すべき料金を負担せず、先送りした結果としての財政赤字なのだから(その財政赤字により住宅減税や銀行の建て直し、インフラ整備などがされた)、今生きている人が負担をしてケリをつけてもらわないと、今の若い世代から下の人たちが、のちのち過大に、国債の返済、金利の返済をしていかなくれはいけない。それをまた先延ばしして、「あなたたちのために子育て施策を拡充させます」だと!?安倍さんの解散会見を聞いていて腹が立ちました。まさにポピュリズム的政策で、「目の前にニンジンをぶら下げておけば、難しい話を忘れて投票してくれるだろう」という魂胆が見え見えで。

そこにきての、民進党の事実上の解党。大企業優遇政党だと見ていたとは言え、やはり民進党に「労働党化」してもらうことを期待していたのだ。希望の党など、それこそただのポピュリズム政党で、目新しさだけを掲げ、「何も語らない」ことで有権者を「自民党、民進党よりはまし」と引き付けたがっているように見えた。そこに民進党が合流するということは、民進党に投票した「政策で投票する民進党支持者」よりも「浮動票」「目新しさに弱い人」を取ったということだ。そちらのほうが多いし、そこが希望の党に流れたら党は維持できないから、先に一緒になってしまえと。自分たちの政策は二の次でいい。だって、政策を見てきたと思われる民進党支持者というのは、ほとんどいないのだから。

まさに、「B層」を相手としたポピュリズム政策。B層とは、「郵政民営化の広報企画にあたって小泉政権の主な支持基盤として想定された、「具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層」と定義されている」(wikipedia)。政治を、少しは考えてきたことが馬鹿馬鹿しくなった。正直、最初に民進党が希望の党に合流する、と聞いたときは、前回に共産党とやった「野党連携」の連携先を、共産党を切って希望の党にしたのかな、という程度にしか思わなかった。前原はやっぱり共産党が嫌いなんだな、細野が好きなんだな、くらい。前原が無出馬で出る、というニュースを昨日の朝2時過ぎに、ふと目が覚めたときにヤフーニュースで見て、初めて「民進党は解体する、ということなんだ」と認識して、ショックが大きくて、「候補者調整はどうするのか」「連合を捨てるのか?」などと思う一方で、「やっぱり心のどこかで民進党に期待していた自分がいたのか、今きっぱり、気持ちが離れたな」と思った。

ちなみに、報道を見ていると、今回の動きは、連合がむしろ後押ししている。東京都議選のとき、連合は小池百合子の「都民ファースト」やらを応援していたらしい。本当に、連合というのも、東京大企業集団である。地方の一般労働者と利害が相容れない。

私が20歳を過ぎて初めて投票に行ったとき、まだ民主党もできたてで頼りなく、政治のことも、自分の利害もあまりなく、ただ大学で学んでいることを照らし合わせてまともに政策を語っていると思われるところに投票しよう、と考えて・・・、投票したのはたしか共産党だった。なんだか既視感。逆戻り。風呂上がり後に丸裸でリビングのぶらんこに乗っていた子どもたちを見て、「この子たちが大きくなる頃にも、きっとまともな政治政党がないんだろうな」と思ったこと、合わせて書き留めておきます。もう、ショックを受けないように、ただただ、「こんなこともあった」と話ができるように政治状況を静観したいと思います。

 

 

 

 


育児中女性は能力を最大限まで使っているが、男性は…

2017-09-23 12:15:32 | Private・雑感
先週末の敬老の日を含む連休。半年ぶりに長女を連れて上京した。子どもは親に預けて、二日半ほど自由に遊んだ。

2人の子を持ち、実親が近くに住んでいないという高校の同級生2人と、それぞれ話をした。どちらもゆっくり話すのは久しぶり。片方は、夫が転勤族の金融系企業に勤める。子どもは2歳と0歳7ヶ月。もう片方は、夫が化学系企業でサウジアラビアにいるという。子どもは5歳と3歳。

私も同じ、2人の子の親で、実親は近くにいない。私のケースも含めて感じたこと。女性側は、最大限頑張っている。誰もが育児スキル、家事スキルが高いわけではもちろんないけど、みなそれを上げて最低限のところをこなそうと努力している。ギリギリまで。でも男性は、最大限までは努力していない。男性の性格的な得手不得手や会社による人事異動もあるかもしれないけど、とにかく最大限までは力を尽くせていないと思った。力の出し方を知らないというか。そこまで迫られていないというか。

正直、実親が近くにいなくても、夫婦とも職住近接で育児を共同化できている我が家は恵まれているなあと思った。夫の育児や仕事への考え方、伊勢という平和な土地、車通勤、いろいろと幸運もあるし私と夫の働きかけで良くなって来た要素もある。

そういう風にもっていくのは難しい相手、環境があるのも事実。妻たちが耐えるだけ、では子どももハッピーではないのだけど。何か方策はないかな。

あるワンオペの日の昼ごはん

2017-09-23 10:57:27 | Private・雑感
今日はひとり子守の日。秋の過ごしやすい陽気になってきて、散歩でも行きたいところだが、帰ってこられるか不安だし、明日は一応子どもが楽しむ予定があるので今日は手抜き。

キッズスペース付きのブッフェ(3歳児以下は無料なので私の料金1650円だけ。11時の開店と同時に入り、料理を取ってくる間はキッズスペースで待っててもらう。3人で来たのは初めてだから、というか3人で外食することはほとんどないけど(食事やトイレの世話が大変だし爪楊枝をばらまいたりするので)、今日は比較的楽にいけました。私もまあまあ食事を楽しめた。酢豚の肉が美味しかった!

子どもたちもごはんをいっぱい食べたので、夕飯が進まなくても放っておける。休日の昼ごはんがスムーズに終わると気が楽だ〜

東京には、手の届くところに欲しい物がある

2017-09-18 10:38:42 | Private・雑感
半年ぶりの東京に来ています。台風がやってきて、今朝通り過ぎて行ったところ。

東京に着いた日。夜の友人との待ち合わせまでの一時間半、三歳の娘は母に引き渡してうろつく東京駅。エキナカの雑貨屋や大丸の東急ハンズで買ったもの。

水色のトートバッグ、仕事カバンに
本2冊
折り畳み傘
化粧下地
リップグロス
ヘアカット用ハサミ

ぱぱぱっと買いました。そのうち買わなくちゃ、と思って数カ月が経ってしまっていたものばかり。伊勢生活で、欲しいものがない、切迫した必要性もない、自由時間がない、のナイナイ生活の中で買いそびれていた。東京駅に来て一時間で買えてしまう。手の届くところに欲しい物がある便利な消費社会を体感していました。

そんな、上京三泊四日の初日。

本『子どもたちの階級闘争』『ルポ 保健室』

2017-09-11 04:13:01 | Book
子どもたちの現場、についての本を続けて読んだ。

『子どもたちの〜』は、イギリスのある地方都市の、低所得者向け託児所が舞台。保育士として働く著者が、ルポ風コラム?を連載したもの。主観丸出し、コラムなので口調も時折崩れつつ、構成が上手いのかくだけた感じでもない。
所得階層に人種問題が絡み、複雑に、でも確実に階級社会であることを、日々の保育業務を通して描く。以前は、生活保護のような福祉給付で生き延びていた低所得階層が、著者の職場から消えて行き、難民家族ばかりの利用になってきたが、彼ら彼女らがイギリスの低所得者たちを見下し、子どもたちを一緒に遊ばせたくないと話す現実。(ついでに、オリバー・ツイストの映画も観直した)

『ルポ〜』は、日本の公立中学校の保健室をいくつか継続取材して、描写の間にフリーライターである著者の考察や養護教諭の解説が入る。文体は崩れない。
家族と学校の間に位置する保健室が、家族の不備(愛情を持って、経済的に安定したケアされていない)と、学校の教室における不備(いじめに教師が対処してくれない、居場所がない)を補完する場所。私が今、障害のある人向けにやっていることにとても似ていると思った。家庭と職場(就職)の間。私自身は小中高と、保健室に行った覚えがないから、悩み相談に行く子どもたちが新鮮だし、確かにその狭間機能を担う場所と人は必要だ。ときどき来るソーシャルワーカーに、「場所」の機能はない。

・・・どちらも関心のあるテーマだったので一気に読めたのだが、断然、前者の方が読みやすく面白かった。舞台がイギリスで、刺激的だからだろうか。それよりも、主観の入り方、私の考え方との距離の近さがあるからかなと思った。後者の方が、なんというか上から目線に感じた。第三者が描くとそうなってしまうのかも。


映画「ブルックリン」

2017-09-04 21:16:44 | Movie
ひと月前くらいにDVDで観たのだが、未だに「よかったなぁ」と思っている。人生に”if”があったならーーーというのは誰もがちょいちょい思うことだし、ドラマの定番である。1920年代に仕事を求めてアメリカへ移民した人たちは、そのドラマを地で行っていたということなのだろう。アイルランドからの移民たちが多く住んだというブルックリンで、若い女性が、そのifに揺れ動く物語でした。

若いということは、エネルギーが有り余っていて、物事がドラマチックに揺れ動きがちなのだ。

秋になる

2017-09-04 21:11:12 | Private・雑感
急に秋が来た。朝晩が涼しくなり、クーラーなしでも快適に寝られる。空は澄んで、これ見よがしにうろこ雲。夕焼けの後は月も綺麗に見える。

夏は、我が家の構造上、寝室のドアを開けないとクーラーの風が中に入らず、朝方も締め切るととても蒸し暑かった。それが、秋。ドアを閉めても寝られそう。すなわち、寝室のドアを閉めてリビングのテーブルで勉強できそう。

明日から勉強しよう、しっかり。最近は、一日一問は過去問を解こう…という微妙すぎるモチベーションだったが、今月中に三年分の過去問を終わらせる(すでに一年はやった)、一日一時間はやる、というのでいこう。四時に起きるぞー