「ハート・ロッカー」(2008)
アメリカ/監督、キャスリン・ビグロー
爆弾処理班の若いアメリカ兵の日常を、
そのまんま描くことに徹した映画。
イラク住民を大声で怒鳴りながら不発弾から遠のけ、一応の装備をして近づく。
笑いながらも緊張して、チームリーダーの彼を送り出す。
イラク人の一人が、「これくらいいでしょ、見逃してよ」という笑顔で
携帯電話をさわろうとする。
時限爆弾のリモコンの電波と、携帯の電波が一緒なのか、
爆弾は爆発、彼が犠牲となった。
冒頭のシーンは強烈だった。
「何のためにやってるの?」とかっていう倫理的、道徳的な
メッセージはない。
映画館を出て「疲れた」と友人が一言。
戦場に投げ出され、ストーリーとか関係無しに、そのものを
見せられた。なんというか、アクションゲームみたいな・・・。
疲れるには十分の迫力、リアリティで頭の中をかき混ぜられました。
これがアカデミー賞作品賞とは驚き。
クラッシュもそうだったけど・・・ストーリー性があまりにない映画というのは、
後世では評価されにくいかもしれません。
「ミルク」(2008)
アメリカ
「ゲイで初めて公職を得た」という冠が付くアメリカ人、
ハーヴェイ・ミルクの物語。
ハーヴェイ・バーナード・ミルクという人は、1930年から1978年の
アメリカを生きた人。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AF
この映画まで知らなかった人物だけど、それが恥ずかしいなと思うくらい
いろんな歴史を作った人だ。
カミングアウトし、ゲイとして市議に立候補し、落選し、
ほかのマイノリティを巻き込みながら支持を広げていく。
最後は同僚の市議に、市長とともに暗殺される。
といっても、カチカチな映画ではない。
何というか、愛の物語だなあというのが最初の感想だった。
主演のショーンペンはアカデミー賞主演男優賞を取ったらしいけど、
本当に名演技。
彼のパートナー、スコット・スミスとの掛け合いは素敵だ。
彼らが開いたカメラ店の前で、ミルクがひざまずいて
彼にキスをするシーンがとても印象的に残っている。
ドキュメンタリー映画も1984年ごろに出ているらしいから見てみよう。
アメリカ/監督、キャスリン・ビグロー
爆弾処理班の若いアメリカ兵の日常を、
そのまんま描くことに徹した映画。
イラク住民を大声で怒鳴りながら不発弾から遠のけ、一応の装備をして近づく。
笑いながらも緊張して、チームリーダーの彼を送り出す。
イラク人の一人が、「これくらいいでしょ、見逃してよ」という笑顔で
携帯電話をさわろうとする。
時限爆弾のリモコンの電波と、携帯の電波が一緒なのか、
爆弾は爆発、彼が犠牲となった。
冒頭のシーンは強烈だった。
「何のためにやってるの?」とかっていう倫理的、道徳的な
メッセージはない。
映画館を出て「疲れた」と友人が一言。
戦場に投げ出され、ストーリーとか関係無しに、そのものを
見せられた。なんというか、アクションゲームみたいな・・・。
疲れるには十分の迫力、リアリティで頭の中をかき混ぜられました。
これがアカデミー賞作品賞とは驚き。
クラッシュもそうだったけど・・・ストーリー性があまりにない映画というのは、
後世では評価されにくいかもしれません。
「ミルク」(2008)
アメリカ
「ゲイで初めて公職を得た」という冠が付くアメリカ人、
ハーヴェイ・ミルクの物語。
ハーヴェイ・バーナード・ミルクという人は、1930年から1978年の
アメリカを生きた人。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%82%AF
この映画まで知らなかった人物だけど、それが恥ずかしいなと思うくらい
いろんな歴史を作った人だ。
カミングアウトし、ゲイとして市議に立候補し、落選し、
ほかのマイノリティを巻き込みながら支持を広げていく。
最後は同僚の市議に、市長とともに暗殺される。
といっても、カチカチな映画ではない。
何というか、愛の物語だなあというのが最初の感想だった。
主演のショーンペンはアカデミー賞主演男優賞を取ったらしいけど、
本当に名演技。
彼のパートナー、スコット・スミスとの掛け合いは素敵だ。
彼らが開いたカメラ店の前で、ミルクがひざまずいて
彼にキスをするシーンがとても印象的に残っている。
ドキュメンタリー映画も1984年ごろに出ているらしいから見てみよう。