ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

平日の休日2

2010-02-25 10:34:17 | Private・雑感
というわけで、映画のブログも書いたし。
ちょっと豪華な朝ご飯も食べ、洗濯もしたし。
そろそろ休日の仕事に入らないと。

・・・
先週末の土曜日は、名古屋の大須商店街に行って、
予想以上の賑わいぶりにびっくり。
おそらく「賃貸の」商店スペースが並び、人気店が
入れ替わり立ち替わり入るよい循環と、
古い和菓子屋や喫茶店が残るのと、バランスがとれているのが
人気なんだろうなと思った。
飲み屋街になっていないのは、栄という大飲み屋街が近くに
あるからで、各店舗は居酒屋チェーンと張り合わなくてもいい。
それは地方都市にはない環境条件でしょうね。
いやはや。小規模店舗が並ぶっていうのは、いいよね。
挑戦的な店、若い店は出てこられるし、見る方も
肩肘張らずにひやかせる。
商店街っていうのは、規模など条件が整えば、未だに
支持される業態なんだと思いました。
その後、ゴールデンスランバー見て、四日市で飲み屋へ。

日曜日は、桑名市の多度山へ。
標高460Mくらいだったかな、ハイキングコース。
暖かくなりかけの日、山頂からは木曽三川の
ゆったりとした流れと、真っ平らの輪中地域が望めます。
名古屋駅のツインビルも、御嶽山も。
その後は、桑名市長島町のナガシマスパーランド併設の
「湯あみの里」へ。
タダ券があったので・・・じゃなきゃ2100円も払って
温泉に行きませんよ!と思ったけど、すごい人、人、人。
それだけの人を裁ける広い施設なんだけど、
それにしても迫力有る人数でした。
ほんとに・・・サルみたいだよね。圧巻でした。
夜は、家で鉄板焼きと焼きそばーーとビール。

先週末はゆっくり遊びましたね。
さ、さ、今日を始めなければ。

「ゴールデンスランバー」(2010)

2010-02-25 10:21:01 | Movie
「ゴールデンスランバー」(2010)
監督 中村義洋、出演 堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆ほか

ザッツ・エンターテイメント、の一言。
さほど期待していなかったんだけど、スリル満点で
スカッとストレス発散という感じ。
映画館を出るときにはお腹がすいていました。

伊坂幸太郎の小説が原作。
総理大臣がラジコンヘリ爆弾でパレード中に殺され、
大学時代の友人に近くに呼ばれていた主人公・青柳が、
走って逃げる。
警察は、ラジコンヘリを購入した防犯カメラなどを証拠に
青柳を犯人として、追いかける。
友人をボコボコにしたり、バンバン発砲したりしながら。

エンターテイメントって、ディズニーランドみたいな
非現実性を売りにするものもあるけど、
私はこういう、「ありそうな」環境をパロディーにしたような
のが好みなんだな、とちょっと分析。
「そんなんありえないよー」と断言する一歩前のすれすれの
場面をつなぎ合わせた展開で、飽きさせない。見放せない。
「警察が政治権力とタッグを組めば、なんだってできる。
 法律を作って”合法化”だって簡単。法解釈によっては
 人殺しも合法」ということ。そのほかいろいろと。

何が残るってわけではないけど、
今、何かもやもやが残ってる人には、それを吹っ切ってくれる
ような映画です。

映画「マンデラの名もなき看守」ほか

2010-02-17 01:30:49 | Movie
「マンデラの名もなき看守」(2007)
監督/ビレ・アウグスト 主演/ジョセフ・ファインズ

マンデラ元南アフリカ大統領と、アパルトヘイト政策下の
白人支配の中、彼が27年間刑務所ですごしていた際に
接していた看守との物語。
看守(主人公)は、現地のコーサ語が話せたのだった。

マンデラが刑務所にいた27年間の時間をメインで扱っているのに、
その何年か後を描いた「インビクタス」の方が、
ずっとマンデラという人物がわかった気がしたのはなぜだろう。
27年間考えてきたことを暗示しながら、行動を見せる。
その方が、露骨な彼の姿のような気がした。
もっと単純に、インビクタスの方が感情移入しやすいような
ドラマティックな展開にしてあったからというものかもしれない。

マンデラらアフリカ民族会議の出した、自由憲章が
閲覧禁止でほとんどの白人は読んだことがなかったことや、
ボーア人に対する警察などの暴力、などの描写は印象に残った。
この看守が、「何か歴史に残したい」という人間としての望み、
生活を指させていかなくちゃいけないという男としての責任、
妻の出世欲にも一緒になって応えていこうという
夫としてのプレッシャーなど、人間的な立場を書いていたのは、
入り込みやすく、この時代の南アフリカの一人の人間として
イメージしやすかった。


「三人の妻への手紙」(1950)
監督/ジョセフ・L・マンキウィッツ

古典的だけど、現代的。古いアメリカ映画を見ると、
50年代とか60年代の男女も、基本の部分は今と同じ感覚で、
というより、もっと前から続く「原理」みたいなもので
動いてたんだなあと思う。
アディという独身の女性がいて、3人の妻に対し
「あなたたち3人の夫のうち、1人と駆け落ちします」
と手紙を残す。
妻たちは、「そんなの冗談よ」と思いながら、
夫との出来事を思い返す。
夫に付いて、見知らぬこの街に着た女性、
幼馴染で、給料の安い教師の仕事を天職と言う夫と子供たちのために
くだらない脚本を書きながら稼ぐ女性、
年上のデパート王をしとめ、裕福だけど愛を感じない生活を
してきた女性。
その、教師の男性=カーク・ダグラス=が、
「僕はコミカルな教養人でいたいんだ」という言葉が印象に残った。
あと、「こういう映画が、その後の映画の手本となっていったんだろうな」というような、
お手本的な要素を持つ映画だと思う。

・・・
今日は三ヶ月ぶりに運動をした。バドミントン。
健康は本当に、頭を働かせるのに必須ビタミンだ。
そのことを強く認識できたことは、今日の収穫です。
裏を返せば、ここ最近、どれだけ筋肉を使わない
生活をしてきたかということですけど・・・。

平日の休日

2010-02-16 11:36:56 | Private・雑感
今日が休みだからと、昨日少し頑張りすぎたのかな。
夜、ひとつのことに係りきりで、途中経過だけ上司に報告。
そのほかのインプットを全く消化できなくて、
今日やってしまいたい気持ちで朝から起きているんだけど、
新聞を読んでシャワーを浴びて、グーグルリーダーをチェックした後も
どうにもやる気にならない・・・。

ちょっと早いけど、家でお昼ご飯食べて、
少し休憩して、会社に行くかー。
何のための休日だ。でも、なんか消化不良が気になってしかたないのです。
別にせかされてる話でもないのだけど・・・

ハニートーストを食べて気分転換☆
食べてばっかりだ。

行政と報道2

2010-02-09 23:11:29 | Private・雑感
例えば、人口5万人くらいのある都市で、こんなことがあるとする。

3月議会の議案説明をする市長会見の時間を、午後3時にするという。
記者側が、「もっと早い時間にならないか」と要求する。
市の広報が、「考えますが、今回は3時で」と答える。

市はその理由を、「市長が1時ぐらいから業務が入るかもしれませんので」と、
のっぴきならない公務がある、というわけではない。
「かもしれない」という話。

記者はなぜ、もっと早い時間に、と要求するのか。
3月議会の説明=新年度予算案の説明。
市にとっては、一年間の方針を明らかにすることであり、
報道側としては、新しい施策とか、収入見込みの変化とか、
重点政策とか、いちいち気になる。
簡単に言えば、「ちゃんと取材できる時間をなるべく多く確保したい」というところ。

この要求が、個人的な能力のなさとか、個人的都合によるわがままなら
要求はできない。
じゃあ例えば、「そちらも、一年間の市のお金の使い方、施策を市民に多く知ってもらいたいんでしょう。それをこちらは、なるべく正確に、間違いなく伝えたいと思っている。協力してくれて当然ではないか」
と言ったらどうなるだろう。

一般常識で考えると、わがままと、正確さ追求と、どちらに見えますか?

私は後者だ。・・・たぶん。
記者会見という形でやるのなら、当然、市側は正確な広報を目的に
会見に応じる、ということなわけだから、双方に妥当なやり方、時間でやるべきだ。
意味不明な理由で会見時間を遅らせて、その日にたどたどしい文章、表もなく数字の羅列された予算案原稿が紙面に載るようにつながるなら、
会見などしなければいい。
それで、個々の課の課長らが困ればいいんだと思う。
恐ろしくPOORな書き方だけど。

あーなんかほんとに、小さいことだ。
だけど、面倒くさいし、「どう論理武装すればいいのだろう」と考える。
やはり、「法律」もなければ、「競争市場の原則」も適用されない
憲法=表現の自由、の世界だからだろう。

クイックサーベイ:年齢と出産リスクの関係

2010-02-08 08:42:39 | Private・雑感
「女性の年齢が上がるにつれて、出産リスクは高くなる。
 母親と子どもの二つの命を扱うこともあり、過失に対しての民事訴訟も増えている。
 それが、産科医不足の原因になっている」

と言われる。この最初の仮説「女性の年齢が上がるにつれて、出産リスクは高くなる」ということの意味は何だろう。「出産」の周辺を含めて、20分限定で調べてみた。
一応、仕事の一環です(感想は個人的だけど)。

どうやら、
①33歳以降、「妊娠」の確率が低くなる
http://allabout.co.jp/children/birth/closeup/CU20050805A/
②35歳以降、「妊娠」から「出産」までの間の、「流産率」が急に高まるhttp://www.babycom.gr.jp/pre/sp1/spd2.html#d
(といっても、25~29、30~34でも12,3%もある。
 35歳以上は20%)
③34歳くらいから、子どもの「ダウン症率」が急に高まる
http://www.babycom.gr.jp/pre/sp1/spd3.html#f
29歳で0.8~1.2(/1000)
34歳で1.9~2.4(同)
39歳で6.6~10.5(同)

そのほか、妊娠中毒症の発症率が高まる、などもあるらしい。

この段階では、個人的には、流産率が少しショック。
相対的に、というより絶対値として。
ただ、これは1989~1994年のデータなので、現状は
もう少しよいかもしれない。
医療環境の悪化などで悪いかもしれないが。

ただ、ググってみると、とりあえず「高齢出産を過度に怖がらないで」
という趣旨のHPが多い。
本当のところは、そうなのかも。

あるHPに、「昔も高齢出産率は高かった」とあって、
それは「昔は、4人、5人の産む女性が多かったから」。
なるほど、それは納得。
次は本屋でも覗いてみよう。薄い本ないかな~。

映画「インビクタス」「第三の男」

2010-02-07 22:33:42 | Movie
「第三の男」: THE THIRD MAN(1952)

イギリス、監督キャロル・リード、主演ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ

 第二次世界大戦後のウィーンで、ペニシリンを水で薄め、闇に流していたハリー・ライムが死んだ。彼の親友で、その悪事を知らなかった主人公が、「誰がハリーを殺したのか」と追いかける中で、現場に「三人目の男」がいたことを突き止める。それは誰なのか・・・という物語。

 このハリー・ライムを演じるのがオーソン・ウェルズ。名前聞いたことあるな、と思ったら、市民ケーンの人ですね。この個性的な顔。映画は、絶賛されるほど刺激的ではなかった。エビスビールのCMでおなじみの曲は、この映画のBGMとして作られた(たぶん)というのは驚いたし、この音楽が映画の雰囲気に与えている影響は大きいと思う。ハリー・ライムの、カラッとした悪意というか、その背景にあるだろう戦後の混乱とか、今までの民主主義を否定された喪失感とか・・・?次は紳士協定を見たいです。

「インビクタス 負けざる者たち」(2009)
アメリカ、監督 クリント・イーストウッド
主演、モーガン・フリーマン、マット・デイモン

ブラボー!という感じ。知的な面白さと、エンターテイメントとしての
満足感、素晴らしい作品だと思う。

作品の紹介は、allcinemaより

アパルトヘイト(人種隔離政策)後の南アフリカで開催されたラグビーワールドカップを巡る感動の実話を映画化したヒューマン・ドラマ。アパルトヘイト撤廃後も人種間対立が残る中、国民が一つにまとまる大きな転機となった自国開催のラグビーW杯での奇跡の初優勝までの道のりを、ネルソン・マンデラ大統領と代表チーム・キャプテンを務めたフランソワ・ピナール選手との間に芽生える絆を軸に描き出す。主演はモーガン・フリーマンとマット・デイモン。
 1990年、アパルトヘイトに反対し27年間も投獄されていたネルソン・マンデラがついに釈放される。そして1994年、初めて全国民が参加した総選挙が実施され、ネルソン・マンデラは南アフリカ初の黒人大統領に就任する。しかしアパルトヘイト撤廃後も、白人と黒人の人種対立と経済格差は依然として解消されず、国家はいまだ分断状態にあった。マンデラ大統領にとって国民の統合こそが悲願であり、自ら寛容の精神で範を示し、国民に和解と融和を呼びかける。そして、翌95年に南アフリカで初開催されるラグビーW杯を国民融和の絶好のチャンスと捉える。彼は、長らく国際試合から閉め出され弱小化していた代表チームのキャプテン、フランソワを官邸に招き、国を一つにまとめるためにW杯での優勝が欠かせないと訴えかける。戸惑いつつも、大統領の不屈の信念に心打たれたフランソワは、やがて誰もが不可能と考えた優勝目指してチームを引っ張っていくのだが…。

マンデラという人物に、素直に興味を持った。彼が、27年間の東国生活で、心の支えにしたという詩が、ウィリアム・オーヘスト・ヘンリーのInvictus。”I am the master of my fate:I am the captain of my soul.”を語る場面は、胸に迫ってくるような感じがあった。27年間で壊れず、尊敬される政治家としてさまざまなことを成し遂げることができたのは、なぜなのだろう。

自分用のメモに。

Invintus / William Ernest Henley(1875)

Out of the night that covers me,
Black as the pit from pole to pole,
I thank whatever gods may be
For my unconquerable soul.

In the fell clutch of circumstance
I have not winced nor cried aloud.
Under the bludgeonings of chance
My head is bloody, but unbowed.

Beyond this place of wrath and tears
Looms but the Horror of the shade,
And yet the menace of the years
Finds and shall find me unafraid.

It matters not how strait the gate,
How charged with punishments the scroll,
I am the master of my fate:
I am the captain of my soul.



映画「キャピタリズム」「天国と地獄」ほか

2010-02-01 00:25:27 | Movie
映画を観よう、と思うと、意外と観られるもんです。

「キャピタリズム マネーは踊る」
監督:マイケル・ムーア

告発映画。「キャピタリズムの先」として、こういう事態もありうるな、と
いう世界が、アメリカには現実になっている。
どれもこれも、キャピタリズムの理論で、説明できる、ある意味合理的な結果だから、
余計に考えさせられる。
住宅ローンが払えずに、間髪入れずに強制撤去させられる人たちとか、
従業員に対して生命保険を掛け、それを家族に知らせない大企業とか、
リーマンショックで巨額の公的資金が注入された銀行が、
取引先の企業に追加融資をせず、工場の閉鎖によって多くの人が失業している実態とか。

住宅から強制撤去させる人として、「保安官」という職業の人が出てきたけど、
これは一体どんなポジションの人なのかがよくわからず、困惑した。
http://www.heatwave-toys.com/datafiles/police/data-us_police.shtml
ここに書いてあるsheriffのことだと思うのだけど、
威圧的に追い出し、その後は追い出した家のドアにベニヤ板を打ち付けるほどの
どんな権限のあるひとなのだろうと気になった。

それと、公的資金が入った企業が、その後どんな動きをするのか、
お金の使い道はどうなのか、といったことをしっかり追いかけないといけないなと思った。


「天国と地獄」(1963)
監督:黒澤明、主演:三船俊郎
2時間27分の大作。2回に分けて観た。
映画と言うより、テレビドラマっぽい親しみやすさを感じた。
一流の役者がそろって居るんだろうな、という感じはあるが、
それよりストーリーが面白い。
エド・マクベインという人のアメリカ小説が原作。

「格差の戦後史」の中で、横浜の丘の上に豪邸を構える権藤(靴メーカーの重役)
と、丘の下の3畳の部屋で、「冬は寒くて寝られない、夏は暑くて眠れない」という
生活を送る、医学部の研修生の対比を紹介していて興味を持った。
この研修生が、権藤の息子を誘拐する。誘拐したら、権藤家の運転手をやっている
青木の息子だった。権藤は身代金を払うのか?犯人は捕まるのか?
というストーリー。

ウィキペディアより、背景の紹介。

黒澤が『キングの身代金』を映画化しようと思った動機は2点あり、「徹底的に細部にこだわった推理映画を作ってみよう」ということと「当時の誘拐罪に対する刑の軽さ(未成年者略取誘拐罪で3ヶ月以上5年以下の懲役〈刑法第224条〉、営利略取誘拐罪で1年以上10年以下の懲役〈刑法第225条〉)に対する憤り(劇場公開時のパンフレットでも誘拐行為を批判している)」だという。

映画は興行的には成功するが、一方で公開の翌4月には都内を中心に誘拐事件が多発した。映画は公開中止にはならなかったが、国会でも問題として取り上げられ、1964年の刑法一部改正(「身代金目的の略取(無期又は3年以上の懲役)」を追加)のきっかけになったという。

「幸せになるための27のドレス」
監督:アン・フレッチャー 主演:キャサリン・ハイグル

「プラダを着た悪魔」のスタッフが送る~とあったから
観てみたけど、全然比じゃなかった。特段面白くなかった。
ちょっと興味を持ったのは、「ブライズメイト」という
花嫁の付添人のこと。
海外ドラマだとよく出てくる。結婚式のときに、3~4人がおそろいの
ドレスを着せられて、花を持って花嫁の横に立っている。
窮屈そうなしきたりだなあと。

※あるサイトより
ブライズメイド(bride's maid)とは、花嫁の付き添い人、立会人として、結婚式で花嫁の側に立つ女性たちのこと。主に花嫁の友達、姉妹、親族で、未婚の女性が務める。バージンロードで花嫁に先立って入場し、花嫁の身の回りの世話をする。白以外のお揃いのドレスを着てブーケを持ち、花嫁に華を添え引き立てる。ドレスは新婦が用意してプレゼントする。

ブライズメイドは、結婚する花嫁を祝福する前祝いパーティのブライダルシャワー(bridal shower)を企画する。ブライダルシャワーは一般的に結婚式の2ヶ月前から2週間前ぐらいに、レストランや花嫁・ブライズメイドの自宅などで行われる。参加者は伝統的に女性のみで、お茶やおしゃべりを楽しみながらお祝いし、花嫁が集まったプレゼントを順番に開けてゆく。

花婿側の同じ役割をグルームズマン(日本ではアッシャーと呼ぶ場合が多い)と呼び、ブライズメイドとグルームズマンは人数を揃える。一般的にブライズメイドは2~5名程度選ばれるが、人数が多いほどステイタスが高いとされる。ブライズメイドの中でも一番花嫁と親しい、代表的な立場の女性をメイド・オブ・オナーと呼ぶ。一方、花婿側の代表をベストマンと呼ぶ。

ブライズメイドやグルームズマンの習慣は、中世のヨーロッパが起源で、花嫁の幸せを妬む悪魔から花嫁を守るために、未婚の姉妹や友人たちが花嫁と同じような衣裳を着て付き添い、悪魔の眼を惑わした伝統が由来とされる。