ダウントン・アビーの連続鑑賞を休憩しよう、と書いてから2日。シーズン3を観終わってしまった。なんと意志の弱いことか。赤子が泣きてもさほど気にせずに、ゆりかごを揺らしながら観るのにちょうど良いのだ。
シーズン3では1920年ごろに時代は進む。イギリス・ヨークシャーをの貴族が暮らす大邸宅。使用人もたくさんおり、使用人の職種としては執事、貴族夫妻のそれぞれの従者(付き人)、下僕(給仕)、料理長、メイド(掃除や家事)などがいる。使用人の直接の上司が執事である。
使用人はたくさんいるので、当然辞めたり入ったり、というのがある。その際にしょっちゅう話題になるのが「推薦状」。解雇の場合は推薦状がないことが多く、屋敷の事情だったり、本人の事情で辞める場合に推薦状が登場。「申し分ない推薦状を書こう」とか、「ここで働いて、よい推薦状を持って人生をやり直すのよ」とか、「10年働いてきて、推薦状なく放り出されるなんて雇う人なんていない。アメリカにでも行くしかない」とかエピソードが出てくる。
これは、情報の非対称性を改善するのに有効な仕組みだ。推薦状により、ステップアップとして転職を肯定的に捉えることも可能である。ネットで検索してみると、海外では今も、推薦状を持って転職したり、転職先の企業が元の企業の上司に推薦状や見解を求めたりすることがあるらしい。外資系企業では日本でも登場場面があるとか。
外資系以外でもこの文化が広がるといい。これからはジョブ型の会社、仕事も増えると思うし、そうすると転職機会の総数も多くなる。福祉の現場では、人手不足と低賃金、あとは良くも悪くも様々な学歴や背景の人が働いており、入職希望者も然り。履歴書だけで判断する難しさはよくよく感じていた(でもまあそんなにきゅうりかのいい仕事じゃないからイマイチな人でも仕方ないか、という諦めもあった)。どうすれば広まるだろうか…。
ところで、このシリーズの視聴者の誰もが、マシューという青年を好ましく観ているはず。爽やかな笑顔でだけでなく、良識ある意見や振る舞い。シーズン3では、早く子どもができないだろうかと待ち望み、それを口に出したり、戦争で傷を負った後遺症によって子どもができないのではと悩んだり、というシーンがあり、さらに好感度が上がった。男性がそわそわする姿は可愛らしい。
シーズン6まであるらしいが、本当にそろそろ休憩したい。誰も観ろとは言ってないわけだが。
シーズン3では1920年ごろに時代は進む。イギリス・ヨークシャーをの貴族が暮らす大邸宅。使用人もたくさんおり、使用人の職種としては執事、貴族夫妻のそれぞれの従者(付き人)、下僕(給仕)、料理長、メイド(掃除や家事)などがいる。使用人の直接の上司が執事である。
使用人はたくさんいるので、当然辞めたり入ったり、というのがある。その際にしょっちゅう話題になるのが「推薦状」。解雇の場合は推薦状がないことが多く、屋敷の事情だったり、本人の事情で辞める場合に推薦状が登場。「申し分ない推薦状を書こう」とか、「ここで働いて、よい推薦状を持って人生をやり直すのよ」とか、「10年働いてきて、推薦状なく放り出されるなんて雇う人なんていない。アメリカにでも行くしかない」とかエピソードが出てくる。
これは、情報の非対称性を改善するのに有効な仕組みだ。推薦状により、ステップアップとして転職を肯定的に捉えることも可能である。ネットで検索してみると、海外では今も、推薦状を持って転職したり、転職先の企業が元の企業の上司に推薦状や見解を求めたりすることがあるらしい。外資系企業では日本でも登場場面があるとか。
外資系以外でもこの文化が広がるといい。これからはジョブ型の会社、仕事も増えると思うし、そうすると転職機会の総数も多くなる。福祉の現場では、人手不足と低賃金、あとは良くも悪くも様々な学歴や背景の人が働いており、入職希望者も然り。履歴書だけで判断する難しさはよくよく感じていた(でもまあそんなにきゅうりかのいい仕事じゃないからイマイチな人でも仕方ないか、という諦めもあった)。どうすれば広まるだろうか…。
ところで、このシリーズの視聴者の誰もが、マシューという青年を好ましく観ているはず。爽やかな笑顔でだけでなく、良識ある意見や振る舞い。シーズン3では、早く子どもができないだろうかと待ち望み、それを口に出したり、戦争で傷を負った後遺症によって子どもができないのではと悩んだり、というシーンがあり、さらに好感度が上がった。男性がそわそわする姿は可愛らしい。
シーズン6まであるらしいが、本当にそろそろ休憩したい。誰も観ろとは言ってないわけだが。