ほっぷ すてっぷ

精神保健福祉士、元新聞記者。福祉仕事と育児で「兼業」中。名古屋在住の転勤族。

女性の方が検査や事務の仕事に向いているのか

2023-02-17 05:32:53 | Public
「女性の方が手先が器用で検査の仕事は向いていると思うので」
「女性の方が、ひとつのことを聞いて気を回すことが得意なので」

仕事でたくさんの企業を回っていて、人の採用について場面でよく聞かれる言葉。検査や細かい部品の組み立て、あとは事務。「求人票には書けないが、実際は女性を募集している」という会社はとてもとても多い。その理由として上記のようなことが言われる。

「そんなわけない」と、思う反面、自分の周りの男性と女性をみると、確率的には、コツコツと間違えずに作業をしたり、マルチタスクに対応したり、ということが得意なのは、女性の方が多そうな感じもする。(決してすべての女性ではない)。

何なんだろうなコレ…と思っていた。

この一年近く、熱心に聞いている歴史系ポッドキャストで、「ダーウィンの進化論」が流れてきて、ふと考えた。生物は、優秀な種が残って進化を紡いできたのではなく、多様な種の中でたまたまた環境の変化に適応していた種が生き残ってきたという話。優生学とは全く違って、多様性があったからこそ生き残るものがあったということ。

女性も、特に日本の女性も、社会から(勝手に)求められた「コツコツと正確に」「愛想よくマルチタスクOK」という役割に、当てはまった人が生き残ってきたのかも…。そうだとすると、ゆがんだ社会からの役割訴求が、多様性を殺しているようにも見える。

ひとつの仮説に過ぎないけれど、とにかく、性別での役割要求は家庭内でも社会でもやめてもらいたい、というお話でした。

実家に帰省したとたんにコロナ罹患、の年末

2022-12-31 12:43:38 | Public
年末の仕事を23日(金)に終え、24日(土)から新幹線で千葉の実家へ向かった。桑名と名古屋は、この地としては年に1度の大雪で、みるみる景色が真っ白になる天気。新幹線は30分遅れでやってきて、仕事が残る夫を残して子ども3人と私で千葉まで来た。
新幹線の中で、家から持ってきたおにぎりと、名古屋駅で買ったひつまぶしの海苔巻きを食べたのだが、それを手にしながら9歳の娘が言った「米系しかないの?」が私の中ではおかしくて。それ以外は想定内の喧嘩道中でした。

翌日は海辺の公園へ行き、強風&晴天の中、冬の浜辺で砂遊び、というシュールな光景。QBハウスへ行って上の2人の髪を切ってもらう、まではよかった。

3日目の26日(月)の朝から悪寒がする。てっきり、夜中に加湿もせずに寝たからのどが痛いのかな、でもこの悪寒はただ事ではないな…と思っていたところ、抗原検査キットで陽性が判明。これからの4日間に、この時にしか会えない友人たちとの約束があったのだが、もちろんキャンセルをして、部屋も移り、ただひたすら寝る、悪寒に耐える、ときどき頭痛、だるくて起き上がれない、寝る、を繰り返しました。一時は39.9度で、ふわ~~っとなりながら。本も読めない、映画を観るのもできない。
3日間は、こんな感じでしたが、4日目には収まってきて、5日目にようやくシャワーを浴びることができた。乗り切った感がある!
あまり飲まない方が早く治る、とネットで読んで、でも耐えきれずに飲んだロキソニン。1日目2錠、2日目2錠、3日目1錠、4日目0.5錠、5日目からゼロ錠。

それでも家庭内隔離は続いており、ありがたいことに1日3食、母がご飯を届けてくれます。

こんな生活で気づいたこと。椅子って大事。

床に座って、床にお盆を置いてのご飯
→床に座って、小さな台にお盆を置いてのご飯
→椅子に座って、小さな台にお盆を置いてのご飯
→椅子に座って、高い台(カウンター用のイス)にお盆を置いてのご飯

と隔離部屋の環境をグレードアップさせる中で、イスがあることで立ち上がるし、腰は楽だし、体調も良くなる気がした。

冬休み。職場からは大きな宿題が出ており、人生の進路をどうするか、覚悟を決めないといけない(&夫とも話し合わないといけない)タイミングだったのだが、隔離のために夫とは数行しか言葉を交わしていない(笑)。
できることを粛々とやれたら、ご褒美にリュックかスニーカーを買うと決めている。

あれよあれよと3拠点生活になった経緯

2022-11-15 11:24:56 | Public
これまでで一番、ブログ更新の期間が空いてしまったのではないか?ことし2月からの私。やっぱり忙しく、でもこんなことで忙しくていいのか自信がなく、それでもまあ生き延びるために仕事をしたり、休んだり、少し無理して緑を求めに行ってはリラックスしたり、という日々です。

特に、3月くらいからは公認心理師の試験勉強をやっていたっけ。試験日が7月。そのころに申し込んだハーフマラソン(10月16日開催:かもしかハーフマラソン)のためにランニングを始めたり。これが人生で初めて習慣化して、2日1回、朝ランニングをしていたという日々。

夏に涼を求めて上高地と群馬県川場村へ。標高の高さや濃い緑、ひんやりとした川といった自然の力に魅了された夏。それと前後して夫の転勤で三重県桑名市への引っ越し。

転入のもろもろを、仕事と並行して行って、家の中が片付き、秋が来て、ハーフマラソンは無事に2時間11分で完走。日に日に色合いが変わっていく菰野のセカンドハウスに通いながら、仕事の方はなんとか気楽にやろう…と中抜けしている今。

しっかり書ければよいのだけど、と思っていることのひとつは、ヴィクトール・フランクルの本を読んでいること。川原理子の『フランクル「夜と霧」への旅」を読了し、久しぶりにこういったノンフィクションを読むことができた自分に、今「生きる意味」「意味があるということの力」みたいなことへの興味がある、魅力があると思っていることを確認できた。
彼の提唱したロゴセラピーとは何なのか。わたしの支援現場で交わされる心理の先生からも、なんとなく近い考え方を耳にしていて、いまが、それを深めるときなのかなと思っている。

過ごしやすく息がしやすい桑名の空気。仕事があり、ネットワークづくりがしやすい名古屋。日々成長しては声が大きくなる子どもたち丸ごと受け入れてくれる菰野。そんな3拠点生活で、生き延びるための体力がついたら、さて何やろう。

児童虐待事件への感覚麻痺

2022-02-17 05:24:32 | Public
一週間前、あさ新聞を読んでいて、5歳の子が虐待で死亡した事件に衝撃を受けていたのに、今朝はそれが記憶の断片として残っているだけだったことに気づいた。それは、また別の虐待に関する記事を読んでいて、「先週のあれ、なんだっけ」という感じ。

先週は、その事件が酷い内容過ぎて直視できないくらいだったのに。岡山市の5歳女児が、イスの上に置かれた両手鍋の上に長時間立たされたり、霧吹きを吹きかけられた上に扇風機を当てられ続けたりしたという。数か月の低酸素脳症状態があり、亡くなったという。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/20220211/4020011778.html
感覚がマヒしてしまっているのか。その後の3連休はセカンドハウスにいて新聞を読まなかったからかもしれない。続報があったかどうかわからない。私の周りで、この事件の話題はなかった。

ひとりの人が亡くなること辛さ、というより、5歳の子が人生の中で辛いことばかりだったのでは、と想像するとやりきれない。一宮市では、母が3人の子に手をかけて命が失われた事件もあった。自分の感覚麻痺を感じる一週間だった。

背伸びできない自分を見つめてみると

2022-02-10 05:28:19 | Public
今朝は・・・仕事をしていない!といって何かほかのことができているわけではなく、ドラマ(ファイトソング)を見ていた。やることはいろいろとあるのだが。

その「やること」。それらは私にとっての「背伸び」なのだ。今は仕事が忙しいことと子育て真っ盛りであることによって、この二つ(特に仕事)で十分に背伸びしきっていて、それ以上かかとが上がらない。そんな状況なのだなと最近認識した。だから、嵐なのだ(笑)。我が家は朝、7時20分にタブレットから音楽が流れる。この時間には小学校に行く用意を始めないと間に合わないよ、の時間。流れるのは(今は)嵐の「Turning p」。車では、Amazon MusicかCDかで嵐の曲。それが心地よくなってきたのはなぜか、と考えると、今の背伸びできない自分でも楽しめる曲なんだろうなと思った。
(ここらへんはこのブログを書いていて気付いた → https://note.com/lifeiroiro/n/n64d51fca0599 )

でも背伸びしたい。世界を広げたい。それで、1月には「日本労働研究雑誌」を契約してみたり、公認心理師を受けようとしたりしている。

大きく背伸びできなくても、小さく背伸びしたい。そのためには仕組みだけでなく余力が必要なのだろうな。どうやって作ろうか。

もうすぐ40歳になってしまう。人生の終わりも、ぐっと身近になってきた。人生に四季があるとしたら(吉田松陰の言葉だった気がする)季節が変わりかけている気がする。夏から秋へ?わからないけど。

大きく深呼吸して背伸びする時間をつくるには、どうしたらよいものか。嵐を聞きながら考えたい。

38歳のさし迫った選択

2021-11-19 04:39:11 | Public
 17日に38歳になりました。いよいよ人生後半戦、という気持ちは出てきています。最近、中村哲さんの本を読んでいて、彼が精神科医時代に「なぜ生きるのか」と考えたとき(患者に迫られたとき)のひとつの到達点として、「与えられた生についての意味は、人知を超えたところにある無意識の領域にあるもの。これを無理に意識化して考えるのではなく、また無意識の領域にそっと戻してい挙げるのが仕事だと思った」というようなことを書かれていた。仕事でも、不意に根源的な問いにさらされることは多く、ごまかすことも多いのだが、これだ!と思った。無意識に戻していく。そのために日常や、人間関係や、仕事が必要なこともあるだろうから、そっちをお手伝いしていけばよい。

 自分のこととしても、ゴールを決め、そこに到達するために意味のあることだけをやっていくのは土台無理な話。先を見つつ、足元を踏みしめなくてはいけない…なんて読後感満載の文体になってしまった。

 目下、横たわっているのはスマホ問題。昨日、家で娘にスマホを渡すとき(朝の早い時間に、スマホ貸してとせがまれることが多く、1回15分、と決めて渡している)床に落とし、画面側が見るに堪えないひび割れ状態に。もともと角や周辺は割目が入っていたが…。これを機に、娘たちの刺激になりにくい、シンプルなものにしようかなと。社用携帯もあるし、夫が使っていないタブレットもある。テザリングができれば、今これを書いているSurface go もある。大げさに言えば、死に近づいている(これは真実)中で、もうちょっとデジタルデバイスと適切に距離を取りたい。連ドラとか、スマホでちまちま見るくらいならタブレット以上の大きさで楽しむ時間にしたい。

今気になっているスマホは
ニッチフォン http://futuremodel.co.jp/product_list/FmProduct_list/Niche_Phone-S2.html
カメラ機能がないのと、スマホではないためにナビ機能がない
ナビ機能はタブレットや社用携帯に代替可能ではあると思う

Unihertz Atom
充電?カメラ性能?

Unihertz Jelly2
どちらもこれまで知らない中国メーカーの製品なのが△

できれば週末には買った方がいいんだろうな・・・よい買い物&よいライフスタイルにしたい。



9月の夏休み化を防ぐ

2021-09-03 05:35:24 | Public
娘が濃厚接触者になったかもしれない、という一件が今週半ばにあり、学童を休ませ、一家全員もいったん休み、保健所からの連絡が遅いのでその間に自主的にPCR検査を受けて、陰性が確認できた翌日の午後からまた仕事再開、ということがあった。

家族5人で家で過ごすのは疲れるし、ノープランで急遽そんな事態になれば、一時はカオスにならざるを得ない。開き直って夏休み気分となり、「もしかしたらこのまま2週間こんな状態かも」と思うと、まともにプランを立てる気持ちもなくなり、もう仕事のことなど考えたくなくなる。

8月に入ってから、特にお盆休み(今年は9日間とった)に入ってから、プライベートの時間が極めてだぶついている。お盆休み前を思い出すと、図解の練習、研究支援ゼミ関係の集計、この関係の夏期大学院(一日のオンライン授業)への参加、など大枠としては計画をたててそれを進めることができていた。
お盆休み後は、仕事でのイベント準備(8月末)や、9月以降のプロジェクトの準備などが重なり、朝もそのための残業時間となっていた。立て直さねば。と思っていたところにコロナ濃厚接触者疑惑。疑いも晴れて日常生活を取り戻せそうな今、少しだけ状況を整理してみよう。

やらなくてはいけないこと
●研究支援ゼミ
 ・同僚へのインタビュー(3~10日)
 ・データ集計(13~19日)

●公認心理師の現任者講習受講(オンライン)
 ・9月3日から10月3日の間に20講座(計30時間!)
 ・もし仕事のない日のみでやるとすると、3時間×10日、というところか
 ・休日の朝の時間…例えば朝3時半~6時半?

本当はやりたいこと
●裁縫 友人の出産祝いになにか/自分自身のシャツを作る
●労働系の雑誌をまじめに読む  7月に少し試みていたのだができなくなってしまった

そのためには、仕事しすぎに気を付ける。9月の夏休み化を防がねば。
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小説の日々『サラバ!』『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』他

2021-08-13 05:19:40 | Public
 最初は会社の昼休みだった。休む暇なく仕事が詰まっており、予定と予定の間に電話があり、気合を入れて作ってきたスタミナ弁当をお昼休みに食べられず。受け取った電話の内容にもストレスが溜まった。ひと段落した夕方に、駅まで歩いて本屋に立ち寄り、手に取った小説の書き出しがほどよく現実逃避になった。それが島本理生『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』。食べ物が美味しそうに登場する恋愛小説で、海外ドラマにハマるように1日で読了。まだ恋愛小説に心躍らせている自分に驚いた。著者は私と同い年だ。

 小説の現実逃避感がいいなと思って、次に家にあった『女のいない男たち』(村上春樹)を読んだ。この中のドライブ・マイ・カーという短編の映画化が話題になっているが、それはぜひ観たい。それにしても、村上春樹の小説は数年ぶりに読んだが、昔ほど癖のない文章になった気がする。前は、村上春樹の小説を読むと、頭の中の思考ツールとしての言葉が、全部村上春樹風になってしまうので困ったものだった。

 そして。夏休みの連休前半で、西加奈子の『サラバ!』文庫版の上、中、下を読破。1日1冊。小説だと全然いけるなー。面白かったのだ。サラバ。

 器用に生きてきたと思っていた主人公が陥った大きな穴。それは奇しくも今の私と同じ37歳のときに入り込んだ。これまで器用に立ち振る舞っていたと思っていた自分は、何も決めないこと、選ばないこと、中庸でいることを信念のようにしていたけど、それは信念でもなんでもなく、やはり空白だった。そう言ってしまうと誰もがそれに当てはまるように感じるのではないか。私はそうだ。
自分の信じるものは何なのか。理念。小説の最後の部分は、どんな解釈が正しいのかわからないが、首尾一貫を求めるだけが素晴らしいのではなく、思い出やその時々に信じたものを受け止めて、「サラバ」を告げて進んでいくこともまた一つの信念と言えるのではないか、というような…自信はないがそのようにこの言葉を受け止めた。真面目に仕事をし、子どもを育てているように思っていても、ただただ「真面目風にそれらを流している」自分がいる。そう自覚せざるを得ない。セカンドハウスなぞ買って、悠々自適にしている場合か?と突っ込む自分もいる。まあ、セカンドハウスはツールであって、必要なエネルギー補給兼、子育ての省エネ化の一策だというのが私の解釈だが…。

面白い小説体験でした。菰野の中古本屋でたまたま見つけたのがきっかけだったのだが、連日の雨模様の中で集中して読めて楽しかった。

セカンドハウスの契約

2021-03-22 04:55:46 | Public
そして、先日の土曜日にセカンドハウスの契約を済ませた。
今回は仲介での購入なので、売主さんのサインをこれからもらう必要があるが。

・買い主がサイン
・手付金&仲介手数料の半額を仲介業者に入金
・入金確認後、売主がサイン
・同時並行で、今回は売主が負担すること契約書に書かれている修繕工事
・修繕工事が、屋根材の取り寄せに時間がかかるとのことで3~4週間かかりそう
・修繕完了とクリーニング(今回はこれも売主負担)後に引き渡し
・引き渡し日に司法書士事務所にて登記手続きを依頼(平日に限る)
・登記費用は15~16万円ではないか、とのこと

引き渡し後にかかるランニングコストとして
水道、電気、ガス、固定資産税、合併浄化槽のメンテナンス(年2回ほど)

4月はよい季節なので、早く使用できる状態になることを願うが、ゴールデンウィーク前くらいが目安になるだろうか。
昨日は久しぶりに悪天候の休日で、午後に私がオンライン勉強会(その間、夫に子どもたちを連れだしてもらう)というのもあって、午前中は比較的クタクタ、イライラ、してしまった。ひどいことはなかったが。

セカンドハウス、ここまでくると、最初は乗り気でもなかった夫がアイデアとして気に入ってくれているのがうれしい。今年は結婚10周年。次の10年を楽しむアイテムとして、使い倒せるといいな。

「新型コロナ危機」後の雇用支援に関する勧告(EASE)

2021-03-08 05:46:28 | Public
備忘録として。私が仕事でやっていることが、ほぼ網羅されていると感じた。EUが出している「「新型コロナ危機」後の雇用支援に関する勧告(EASE) 」。若者に特に言及されているところと、長期無業の人へのアウトリーチの必要性。就労支援におけるアウトリーチは、あまり日本では重視されていないのではないか。

やっていないことは、労働需要の変化(産業構造の変化)への対応として、雇用創出分野のスキルを身につけてもらうこと。これは、もう少しできるといいかもしれないが・・・。以下コピペ。

(III) ENHANCED SUPPORT BY EMPLOYMENT SERVICES FOR JOB TRANSITIONS 

14. Member States should provide individualised support to jobseekers, comprising counselling, guidance and mentoring, assessment and validation of skills, job-search assistance, entrepreneurship support and referrals to social services when needed. Specific attention should be devoted to young people, in particular those entering the labour market, and to countering gender bias and other forms of discrimination. 

15. Member States should offer support to workers affected by company restructurings, in close cooperation with companies in search of additional skills and workforce. Such support could include personalised career paths, equipping them with the skills needed to transfer to different jobs within the same company, re-employment plans, or external training and outplacement to other firms, together with facilitating crossborder mobility and promoting the recognition or validation of skills. 

16. Member States should ensure that public employment services have the necessary operational capacities to directly provide or otherwise contribute to the provision of the different forms of support referred to above. Outreach activities by the public employment services should be promoted, with a specific focus on the hard-to-reach long-term unemployed or inactive youth, in cooperation with social services.