授業を受けたり、ほかの受講者と話をしたりして感じたこと。社会福祉士の仕事は問題の整理をして、優先順位をつけること。それくらいだ。何が緊急的な課題なのか。ジェノグラムやエコマップを作って整理する。
仕事はそれくらいなのだから、そこは時間と手間をかけてやる必要がある、と思った。
あとは、講師さんが児童養護施設の人で、施設養護の小舎制でどのように愛着形成の工夫をしているか紹介してくれた。子ども自身が生い立ちを整理するのに力を入れていること。職員が子どもと2人で食事に行くなどで、関係性を作らせていること。いかにも「施設行事」なものは廃止して、小舎ごとのイベントにお金をまわしていること。
私の中で、里親を増やすより、児童養護施設が小舎制をどんどん進めて行くことの方が現実的に進めやすいし、愛着形成もしやすいのではないか、愛着形成に必要な資源(ノウハウや相談・研究体制)を得やすいのではないかという思いが固まってきた。実親との関係性を残して愛着を形成するというのは本当に難しくて専門的な仕事だ。それを里親という個々の家庭がやるのは、成功例を作りにくいと感じる。
そんな自分の考えを基にしてどう動いていくかはまたこれから、おいおい考えるとして。今日感じたことを書いてみました。