亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

対応策の広がり

2008年03月11日 23時40分14秒 | 金市場
夕刻から出ていて先ほど戻ってレートを見たら金価格は一度980ドル半ばまで突っかけて70ドル近辺に戻るという値動き。調べればFRBが債券担保貸出の制度を設けるというニュースが流れたとわかった。これはいわゆるロンバート貸出制度と呼ばれるドイツ連銀が以前から採用している市場への資金供給手段ということか・・・と思ったら担保に住宅ローン関連債券も含むとなっていた。これは政府がリスクを取らない(取れない)のであれば中央銀行が取ろうという意志表明だろう。緩和策のひとつであって、基軸通貨発行国の中銀がそこまで踏み込む=金融リスクの高まり、ひとつ間違えばドルの信認低下、あるいは更なる緩和策との読みができるが、それが金価格をスポットで988ドルまで持ち上げたものの、後が続かず振り出しに戻ったということか。それにしても、FRBが次々と対応策を出しているのは、以前書いたように想定していた以上のことが、前倒しで起きているということなんだろう。それにしても金価格の反応は、ここまでのところ、まさに“行って来い”状態。

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7 コメント

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欧米中央銀行が再度協調 (小さな愛犬家)
2008-03-12 00:15:41
 お疲れ様です。
今日のアジア株が別段理由もないのに突如一斉値上がりして変だと思っていたら、欧米中央銀行会議で25兆円の緊急協調資金供給が決まりました。月中のFRB利下げ(0・75ではなく1%もあるんじゃないですか)とあわせた対策で、市場が南向きになると良いのですが。
それにしても人事でごたごたの日銀には一声もかからず「ジャパンパッシング」またやられてしまいましたね。
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アメリカ経済占い (torux)
2008-03-12 00:25:38
ドルの底が抜けたら、ドル以外の通貨の価値が上がり、世界中に金持ちが誕生してアメリカの需要を肩代わりして、世界的な資源高は続く、なんて風にはならないのでしょうか。

デフレ(流動性の罠)回避成功=ドル信任低下によるインフレ+資源高によるスタグフレーション=米国ハイパーインフレ、なんてね。
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愛犬家さん (K)
2008-03-12 08:32:50
そうですね18日のFOMCの利下げとの相乗効果を狙う側面はありますね。それと株安を止めたい。
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愛犬家さん (Toshi)
2008-03-12 10:03:43
「南向き」という表現は松藤氏もよく使いますが、使い方は違ってませんか?
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対応策 (ささやか)
2008-03-12 11:15:52
FOMCを来週に控えての対応策、容易ならざる事態なのだ、と改めて認識させられました。
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Tosshiさま (小さな愛犬家)
2008-03-12 16:14:58
ご指摘有難うごさいました。
確かに逆向きです。
まだ「若葉マーク」はなものですから。
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もっと若葉マーク (そよそよ)
2008-03-21 15:57:09
小さな愛犬家様

「南向き」というのは下がるを意味するのですか?
若葉マークどころか、双葉状態なので・・・
どうぞ、お教え下さい。
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