
FOMCは予想通りの結果で材料にはならなかった。インフレと景気を両睨みという部分も予想通り。景気は減速傾向を鮮明にしているが、緩やかなペースで拡大するとした。一方でインフレ圧力は緩和されているが、悪化のリスクもあり、その際には追加利上げも選択肢にありとしている。まさに両睨みということ。そのなかで比較考量すると景気重視ということ。このFOMCの声明文よりも実は目を引いたのがこの日の午前中に発表された中古住宅販売のデータだった。販売戸数の減少は置いておいて、注目を集めそうなのが2ヵ月連続で販売価格の中央値が下がったこと。8月の価格も前年同月比1.7%の値下がりから2.2%の値下がりに下方修正されたが、9月も同じく2.2%の値下がりとなった。前回のデータ発表時には、この値下がりは一時的との見通しが支配的だったが、さすがに今回は年内は続くとのコメントが目立ち始めた。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、前年比2.2%の値下がりは、全米不動産協会の調べでは1968年以来38年ぶりの大幅下落とのこと。まぁ我々の感覚としては、この程度の値下がりはカワイイもんだとの認識になるが、それだけかの地では住宅価格はずっと前から堅調に推移してきたということ。それを壊すくらい直近の上げが大きかったということも逆にいえそうだ。2ヵ月連続の値下がりは1995年以来11年ぶりのものという。来月の数字の注目度が、ますます上がってきた。
金価格は2日連続の戻りになっているが、先週末に入稿し23日夕刻に配布された株式新聞の原稿を参考までに載せておきましょう。こんなふうに目先は考えているということです。下をクリックすれば、先方に飛びます。私の見方ということであって、引っ張るつもりはありません。念のため。
写真は昨日の続き。
株式新聞
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、前年比2.2%の値下がりは、全米不動産協会の調べでは1968年以来38年ぶりの大幅下落とのこと。まぁ我々の感覚としては、この程度の値下がりはカワイイもんだとの認識になるが、それだけかの地では住宅価格はずっと前から堅調に推移してきたということ。それを壊すくらい直近の上げが大きかったということも逆にいえそうだ。2ヵ月連続の値下がりは1995年以来11年ぶりのものという。来月の数字の注目度が、ますます上がってきた。
金価格は2日連続の戻りになっているが、先週末に入稿し23日夕刻に配布された株式新聞の原稿を参考までに載せておきましょう。こんなふうに目先は考えているということです。下をクリックすれば、先方に飛びます。私の見方ということであって、引っ張るつもりはありません。念のため。
写真は昨日の続き。
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