先週末は、広島、大阪、京都そして和歌山にまわって本日午後、東京戻り。和歌山は雨だったが、羽田に着いたときは降っていなかったので低気圧を追い越したか???大阪、京都では最近の金融環境について思うところを語り、特に大阪では金市場にフォーカスした。もともとそれが、テーマのセミナーだし。書き言葉では伝わらぬ、派生的な事柄とかその相互性による相場への影響とか、もろもろ伝えられるのがセミナーとか講演会とかではないかと思っております。うまく伝わったか否かは、こちらではわかりませぬが。ちなみに和歌山はプライベート。
先週末の動きを見ても、NY株の戻りが短時間で想定を超えたスピードで進んでいる。この分だと全値戻りもありという指摘は、もともと経験則にのっとり、半値戻しを達成したところから指摘されていた。足元の勢いを見ていると、それもありや、と思ってしまうだろう。別にあったから、どうなるでもないが。そもそも、株高による企業版資産効果がヒビ割れそうになり、放置すると景気後退からデフレ化を恐れたFRBが、方針を急展開させて延命策を講じているのが足元の姿と思う。ポイントは、利上げの打ち止めではなく、あくまで量的引締め(QT)を止めること。先週は、具体的に年内に止めようとブレイナード理事(女性)が発言したところから、株価の上げが加速したと思っている。米中交渉への楽観よりも、こっちの方が株を上げる材料になったと思う。しかし、これは両刃でバブルを作ってしまうのだろう。
週末のセミナーにて、この点を強調したが、役目を終えた中央銀行が再びマウンドに引き戻されて、延長戦に入っているのが現在の姿と思う。本来はバトンを渡そうとした政治(≒財政)が機能不全で渡せなかったのが、今後の不幸の始まりということか。ユーロ安(ドル指数高止まり)にもかかわらず金が買われ始めているのは、当然だろう・・・と。
先週末の動きを見ても、NY株の戻りが短時間で想定を超えたスピードで進んでいる。この分だと全値戻りもありという指摘は、もともと経験則にのっとり、半値戻しを達成したところから指摘されていた。足元の勢いを見ていると、それもありや、と思ってしまうだろう。別にあったから、どうなるでもないが。そもそも、株高による企業版資産効果がヒビ割れそうになり、放置すると景気後退からデフレ化を恐れたFRBが、方針を急展開させて延命策を講じているのが足元の姿と思う。ポイントは、利上げの打ち止めではなく、あくまで量的引締め(QT)を止めること。先週は、具体的に年内に止めようとブレイナード理事(女性)が発言したところから、株価の上げが加速したと思っている。米中交渉への楽観よりも、こっちの方が株を上げる材料になったと思う。しかし、これは両刃でバブルを作ってしまうのだろう。
週末のセミナーにて、この点を強調したが、役目を終えた中央銀行が再びマウンドに引き戻されて、延長戦に入っているのが現在の姿と思う。本来はバトンを渡そうとした政治(≒財政)が機能不全で渡せなかったのが、今後の不幸の始まりということか。ユーロ安(ドル指数高止まり)にもかかわらず金が買われ始めているのは、当然だろう・・・と。