亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

ムードで買い上がった相場

2013年01月03日 23時57分50秒 | 金市場
主に共和党内に方針のひび割れを残した「崖」問題の妥協は、やはり心理的な効用から株から商品市場まで押さえつけられていた蓋を取り払うような上昇につながった。ただし時間の経過とともに現実に目を向けるにしたがい、回避は悪化を防ぐ目的であって新たな刺激策ではないこと。また、歳出の強制カット問題については先送りされたに過ぎないことから、本日はここまでのところムードで買い上がった相場に対する反動というか反省機運・・・つまり、手堅く利食いという感じで反落状態。

昨年に続きインド政府が経常収支の赤字減らしに金輸入を抑制する方針について年始から市場は喧しい。昨年書いたようにインドの輸入金額の原油に次ぐ2番手に金が位置しており、なんとか金の輸入を抑えることで赤字を減らそうというインド財務省の動きが続いている。昨年上半期に輸入関税(2%)を設け、それを短期間で倍にするということをやった。さらに引き上げという話。ここまではルピー安による価格の上昇が需要を抑える働きをしたが、こうした制度的なものは地味で即効性はないがジワジワと効きそうだ。

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