けさのメディアで歴史的大敗と表現されていた都議選での自民党の惨敗。この結果よりも驚いたのが日経がトップで報じ、各社後追いとなっているキリンとサントリーが統合を視野に入れ交渉中とのニュースだった。とくにサントリーはビール事業がここにきてやっと黒字転換して、これからという勢いがあったし、非上場であり創業者一族のイメージが強いこともあって再編の当事者などということは思ってもみなかった。おそらく多くのひと . . . 本文を読む
東京ドームのコンサートはOld Friendsに始まりアンコールの観客総立ちのCeciliaで終わった。約2時間余り。サイモンとガーファンクルいわゆるS&G。アート・ガーファンクルがよかったぁ・・・・。往年の声は出ていないのだろうが、なんの、なんの、感動もんで最初はウルウルしてしまった・・。ポール・サイモンの方は円熟の歌声とでもいうんだろうが、こちらはアレンジして歌ってしまうため、オレタチ、ムカシ . . . 本文を読む
景気見通しに俄かに暗雲が垂れこめ金市場以上に景気動向に敏感な原油やアルミその他ベース・メタルまたプラチナなどの下げ幅を大きくしている。そのなかで金は連れ安というよりもむしろ、リスクに敏感になっているファンドの手仕舞い(取引解消)売りが下げを主導しているかたち。昨夜のNY市場では節目となる915ドル割れで、こうした投げやオプション取引に関連した売り(プットの人々のヘッジ売り)なども見られ下げ幅が拡大 . . . 本文を読む
イタリアで開かれているサミット、主要8カ国首脳会談も、またプラス新興5ヵ国の会議でも、吹聴された基軸通貨を巡る問題や為替水準について声明文に盛り込まれるようなことはないようだ。そもそも中銀総裁や財務相が参加する会合ではないので掛声倒れは指摘されてきたので、サミット自体の材料性は薄かった。経常収支の不均衡な状態がスムーズに是正されることが長期的成長には必要・・・とは、ほとんどルーティーン化したサミッ . . . 本文を読む
6日はインドで2009年度の予算案が提出されたが、課税免除所得額の引き上げなどが盛り込まれていた。さきの選挙に勝ち2期に入ったマンモハン・シン政権だが、元々貧困層を支持基盤として1期目の政権を運営してきただけに低所得層に気配りをしたということか。予算案では双方ともにBRIC’sの雄として比較対象となる中国にくらべ見劣りが目立つ高速道路網や発電所など社会インフラの整備に重点を置いた編成となっている。 . . . 本文を読む
以前から7月は、4月以降のNY株の上昇に牽引される心理面に引っ張られる形での景気指数の改善の節目になると捉えてきた。注目点の一つとして4-6月期の金融決算の内容をあげてきた。いよいよ来週後半、さ来週あたりから決算見通しの公表が始まる。温度差があるのは元より想定済み。蓋を開けてみないとわからないがゴールドマンのように好決算に沸くところもある一方で、1-3月期の好調は何だったのかというところも出るのだ . . . 本文を読む
写真は、先週福岡行きの飛行機から撮った富士山。まだこれだけ雪が残っているんだと思いながらシャッターを押した。7月1日の朝のNHKニュース。山開きということで富士山から生中継をしていたのだが、ご来光を拝むのに「今年は雪が多く危険なので頂上への登山は禁止されている」とかで確か3000メートル辺りの山小屋から中継しているようだった。やはりこの時期にしては雪が多いんだと納得した次第。温暖化のせいなのか、こ . . . 本文を読む
週末が連休の関係で1日前倒しで日本時間の今夜発表される予定の米6月の雇用統計。先行して発表される米企業向け給与計算サービスのADP社(オートマチック・データ・プロセシング)などが取りまとめる民間雇用のデータが発表された。結果は47万3000人の雇用減となった。市場予想(40万人の減少)を大きく上回ったことから政府部門を含む今夜の雇用統計には、楽観論は後退しやや警戒モード。ここまでの市場予想では35 . . . 本文を読む
今週の注目データのひとつS&Pケースシラー住宅価格指数。米主要10都市(18.0%)も20都市(18.1%)も前年同月比で下落ピッチこそ落ちてはいるものの下げは続いている。メディアも下落ピッチが穏やかになっているということ自体を評価する程度。
それよりも市場の関心を引いたのは、米民間調査機関コンファレンス・ボードが発表した6月の消費者信頼感指数だった。いいと思われていた数値が、悪かった。ここまで . . . 本文を読む