亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

さらに高値更新

2009年11月09日 23時00分00秒 | 金市場
週明けも金価格は高値更新。ここまでで1111ドル台というゾロ目の高値。先週のインドの200トン買いから強気派が急増。その後FOMCで異例の緩和策の継続確認、金曜日の雇用統計は失業率26年ぶりの悪化の10.2%、慌てたオバマ政権は追加の経済対策の策定に着手。さらにG20にて刺激策(各国ともに財政出動)継続の確認、出口戦略は時期尚早との合意・・・・・。これでもか、これでもかというドル安材料のオンパレードだが、ユーロ・ドルはこれだけ材料を揃えてやっと1.5ドルを再び突破。それに合わせて金価格も高値更新。みな強気に転じて来ただけに、ノリシロは小さくなってきたイメージなんだが・・・。ユーロが歩を進める間の我が世の春。そこでまた「第2のインド」にバトンタッチ出きれば美しい。

ドル円だけが蚊帳の外というわけにも行くまい。89円割れへ。

ところで10月に我らの外貨準備が42億㌦弱増えたとのことでユーロ高と金高が押し上げたらしい。総額1兆567億㌦(約95兆円)あって外貨建て証券の残高が90兆443億円。このうち69%が国債。半分が5年以下、26%が5年超ということらしい。それ以外の23%が1年以下だと。外貨建て証券の7割が国債という数字を記憶しておこう。

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1 コメント

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2番底 (ナニユエ)
2009-11-09 23:15:36
株式の2番底ありやなしやは問題ですが 意外とないのでは。 なくてもgoldには問題なく1200ドル近くまで今回いっちゃうかな
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