亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

米中合意署名12月にずれ込み? 困るFRB、下値を固める金

2019年11月07日 11時03分10秒 | 金市場
11月6日のNY市場の金価格は、大幅安となった前日の取引に対する自律的反発と安値拾いの買いにより4営業日ぶりの上昇となった。NYコメックスの通常取引は前日比9.40ドル高の1493.10ドルで取引を終了した。ここ1カ月余り続いている1480~1520ドルのレンジ内に収まる展開。前日の下げは米中通商交渉を巡る楽観論の高まりに反応した債券市場(金利)や株式市場に関連し、金市場にてアルゴリズム(AI自動 . . . 本文を読む
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NY金大幅安に一筋の光

2019年11月06日 22時41分31秒 | 金市場
昨日のNY金は結果的に前日比27.40ドルの大幅安状態となった。WGCのデータだけではないが、米中楽観論などが下地になってNY入り後から売りが先行する流れとなって、1500割れに。それでも下げ渋っていたが現地の午前10時にISM非製造業景況指数が出て、そこで我慢も限界というような感じで下げ足を速めた。後はアルゴの売りで急落。しかし下値は1480.70ドルまでかろうじて、このところのレンジの下限14 . . . 本文を読む
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打たれ強さを発揮した金だったがデータで1500割れ

2019年11月05日 23時18分31秒 | 金市場
伝えられているように週明け11月4日のNYダウ30種平均株価は7月以来となる高値を更新し過去最高値で取引を終了。これで米国株の主要3指数ともに最高値を更新し、いわゆるリスクオン・センチメントの広がりの中で足元の市場は日本株まで上昇し世界同時株高の様相を呈している。その中で、一般的には売られることの多い金市場だが、4日のNYコメックスの通常取引は前日比0.30ドル安の1511.10ドルと小幅な下げで . . . 本文を読む
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