マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

正食協会 むすび誌連載 歯医者さんの健康常備学(その4)

2006年03月07日 20時23分18秒 | 院長のブログ <歯医者さんの健康常備学>
良い育児は食育で決まる。
乳児期から幼児期にかけて(2ヶ月より3才まで)歯の発達と食べ物の関係
 
 無事おっぱいは出ていますか。生後2ヶ月位になると赤ちゃんの体重、気になりますよね。母子手帳を見ると「うちの子は少し体重が少ないみたい!」…。案の定、検診で「平均より小さいね。ママのおっぱいでは足りないかな?ミルク足しますか?…」。なんて脅されちゃいます。

 母子手帳のデータは絶対多数を占める人工乳育ちのデブデブ赤ちゃんが主体。心配なんか要りません。母乳で育つ子が固太りで小柄なのはちゃんと意味があるんですから。

 人間の赤ちゃんはママにしっかりだっこして守ってもらい体格よりも脳の発達の方が優先させるんです。歩行だって一年はかかるでしょ。体格より体質です。人工乳の原料は600kgに育つための牛の乳。知能の発達より大きけりゃ良いとまだ思いますか?

 六ヶ月にもなると下の前歯が2本生え始めます。巷の育児書では離乳食は早く始め様々な味に慣れさせるのが良い?らしいですが、子どもの消化器はまだまだ未熟で咀嚼は無理。特に異種タンパクなどは分子が大きく危険です。神様や自然の力を信じ母乳だけの栄養で育てましょう。

 母乳(良質な)を通じて味の成分や香りを赤ちゃんに記憶させると、時期がくればちゃんと子どもから離乳食を要求し始めます。育児書を持たない他の哺乳動物では離乳が始まると親は半消化の主食を口から出し子に与えます。あなたも虫歯や歯周病のない口(ちゃんと治療を済ませて)で、初めは良く噛んで与えてください。唾液と混ざり消化酵素の働きで子どもの未発達な消化を助けます。瓶からそのまま派ではダメですよ。

 歯の発達から食べ物を判定すると、生後六ヶ月までは歯無しですから液体食。七ヶ月から一才半までは前歯しか無いので流動食からドロドロ食。上下一対の乳臼歯が生えればつぶつぶ食が始まります。二対の乳歯まで生え揃うのは二才半。やっと固形食です。急ぐ必要はありません。日本人の子は四才位までラクタ-ゼ活性が残る事でも、幼児期まで母乳と主食の混合である事を示唆。ましてや味覚の形成を学習中の赤ちゃんにお菓子やジュースなどを与えると一生の嗜好の因子として植え付けてしまう事に!おっと、ベビービジネスの邪魔をしたかな?

無何有庵マクロビオティック料理教室<春の体験コース>

2006年03月07日 19時41分42秒 | 松見歯科診療所にようこそ
 もうすぐ春夏の料理教室が始まります。なんか、わくわくしたり、ドキドキしたり、ちょっとそわそわしますね。

 どうしても、一緒にお料理を作って行っても自然と日常に取り入れていかれる方と、途中でやめてしまう方がいらっしゃいます。全ての方がご満足いただけるとは限りません。私の力不足で、興味を持っていただきながら途中でやめられてしまう事もあるのではないでしょうか。本当に、身の引き締まる思いです。

 それでも、やっぱり教室は続けて行きたいですね。歯科診療での臨床の場では、多くの方が健康に問題を抱えておられます。少しでもお役に立てればという思いが勝ちます。主婦としての時間がどんどん削られていって家族にも少ぉしづつ負担をかけていますが、今、私にできることをしないでは居られないのです。

 そこで!といっては何ですが・・(笑)
<マクロビオティック料理・春の体験コース>やっちゃいます。しかも2回も!

 今年度は、岡田右佳先生のサポートも頂いて、心強く何でもできそうな気になってしまいました。

<春を楽しむ和のおもてなし>

日 時  3月14日(火)、3月29日(水)
     10:00料理スタート

お献立  玄米ピースご飯
     玉ねぎの蓮の花スープ
     豆腐と大和芋のキッシュ
     玄米クリームの桜羹甘酒ソースがけ

エプロン、筆記用具をご用意の上、ご参加ください。料理の内容は、マクロビオティック料理の基本を踏まえたおもてなしメニューです。お申し込みはお早めに。定員になり次第締め切らせていただきます。

体験コース特別参加費 2,500円(通常で3,500円のコースです)

お申し込み・お問合せは・・・087-881-2323 
松見歯科診療所 食養塾無何有庵
blog http://blog.goo.ne.jp/mukhayuan 
e-mail mukhayuan@matsumishika.jp

たくさんの方にご参加いただけますように、心からお待ち申し上げております。

 

春の講座を受講される方募集始めました

2006年03月07日 08時14分16秒 | 庵主の日記

 早いですね。ついこの前秋冬の料理教室が始まったばかりと思っていましたが、もう残り1~2回で終了です。4月の春夏の教室の募集が始まりました。

 今年は、料金が受講されやすいように少しですが改訂いたしました。メニューも春夏に合わせ、昨年度とはちょっとだけリニューアルしました。

 上級クラスの霽華のコースは、最終回に2泊3日の研修旅行を企画しています。

 また、新しい企画では、右佳先生の月一「マクロ日和」料理教室や無何有庵ブランド「ゆるりまんま」で月一ランチCafeをOPENすることになりました。10席限定1050円のマクロビオティックランチです。

 JEUGIAカルチャーセンター高松天満屋では4月から第2月曜日に<自然医食お手当講座>が始まります。昨年は、人数が少なくて開校できませんでしたので、是非大勢の方がお集まりいただいて、自然医食のパワーを知っていただきたいと思います。お申込お問合せは0120-919-108JEUGIAカルチャーセンターまで。

 6月にはヨンデンプラザ高松サンポート店で<マクロビオティックエコクッキング>を開催いたします。6月15日・29日の木曜日10:30分からです。お問い合わせはヨンデン高松サンポート店まで。

 まだまだ、新しい事を始めていきたいと思います。ご興味のある方は資料をお送りいたしますので、e-mail mukhayuan@matsumishika.jp にお名前・ご住所をお送りください。折り返し郵送致します。

今神(いまじん)

2006年03月07日 01時47分44秒 | 友達 永久保存
筋トレを漫然と行うのと
鍛える筋肉を意識して行うのとでは
まったく結果が違ってくるそうです。


ふと思いました。

それは筋トレ以外のことにも当てはまる
のでは?

いや、そうに違いない!

人生や生活も
漫然と過ごさず
忙しさに流されず
何か目標をもって
意識的に過ごすと
いいことが起きるに違いない。

いや、目標といわずとも
ただ、「今」を意識的に
生きることが大切だ。

いらんことをようけ考えることはしょっちゅうだ。

未来に心を振り、過去を振り返る。

「今」しかないのにねー。



セネカの言葉を思い出した。

ある者は過去の記憶を蒸し返して
我と我が身をさいなみ続ける

ある者はまだ見ぬ罪におびえて
我と我が身を傷つける

どちらも愚か極まることだ

過去はもはや関係なく
未来はまだ来ぬ