マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

勉強になりました

2006年03月29日 23時14分33秒 | 友達 永久保存
3年ぶりに国分寺の金沢治療院に
マッサージを受けに行ってきました。

金沢先生は同じ学校の卒業生。

開業して23年になる大先輩。

声が大きくて明るい気さくな先生です。

無論、治療の腕前は素晴らしいです。

ただ単に治療をしてもらうのではなく
技も盗んで勉強します。

一石二鳥。

面白い話をしてくれました。

素直で優しくてまじめな人は
案外、早死に。

癖があってわが道を行く人は長生き。

ん~、「こうするべきだ」とか
「ねばならない」とか「ちゃんと~する」
とか言うのは本当の自分ではないってことでしょう。

おおらかに過ごして
お気楽、極楽な人生っていいですよね。





農作業請負人 元木のおじさん

2006年03月29日 01時49分39秒 | 庵主の日記
先週末にはブログ三昧の予定でしたが、県外で寮生活している息子が春休みで帰省しており、親ばかチャンリンのベタベタ生活でつい息子といる時間ばかりが優先となってしまって、本日やっと書き込んでます。

そんな、毎日の中で昨日素敵な出来事が起こりました。

夕方、玄関チャイムがピンポーンと鳴るので出てみますと、見知らぬおじさんが立っていきなり玄関の中に入ってきました。正直ちょっとたじろぎましたが、おじさんが「あんたんとこのこと新聞で見て来たんや」とおっしゃいます。どうも、2月12日の講演会の一週間後に四国新聞でその様子を掲載して頂いた記事のことのようです。そ、それで・・・?と思っている私に、「野菜を持ってきたんで、食べてみてくれるんな」と切り出され「はぁ?」と言うまもなく、家の前に止めた軽トラに走って行っちゃったので、あわてて私も後を追いかけました。

これが、それはそれは!立派な!見事な!美しい!!「白ねぎ」との出会いです。
こんなにすごい白ねぎは生まれて初めて見ました。

そして、それを食べてみてくれ、と、言うのです。

それから話すこと30分。頂いたお名刺には<農作業請負人>と書いてあります。請負人?なに?と戸惑っている私に間髪なしで、それはそれは熱く、土作りの話を始められたのです。おからともみがらを長時間自然発酵させた堆肥でで作るお米と旬の野菜の話です。とにかく熱い!どんどん話しに引き込まれ、玄関の外で立ち話となったのです。元木のおじさんの口の悪さは天下一品とご自身でおっしゃっておられましたが、まっ正直な人柄の良さと野菜の骨太な様こそ天下一品ではありませんか。その魅力に、初対面のかたとは思えない親しみを覚えました。

で、夜さっそく骨太ねぎを使ってオーブングリル、本日は鍋。と、ねぎ三昧の2日間。とにかく甘い!白ねぎって、こんなに甘かったのか、と驚きの夕食です。

友人に、見知らぬ人から頂いたものを食べるなんて勇気あるなぁ、と言われましたが、食べずにはおられない、元木のおじさんの元気のよさとつやつやの白ねぎだったんです。そして、サイコー、サイコーと百回ほど叫んでしまった美味いねぎ。

写真に撮るのを忘れるぐらい食べるのに夢中にさせた、不思議で楽しい出会いです。今度お米を持ってきてもらうことにしたので、そのとき、写真をおみせいたしますね。

マクロをしているとこんな素敵なサプライズが起きます。あなたもいかが?