こんにちは。
今日はいいお天気ですね。
太陽を浴びて庭のみどりもいろいろな表情をしています。
横田のチェアーの隣では、やさしい色のバラが咲き誇っています。
なんだか診療室のチェアーもバラを楽しんでいるように見えたので一枚
季節を感じながらの治療ってなんだかいいですよ
さて、皆さんは、お食事の時に意識して噛んでいますか?
私は以前『噛んだつもり』で食事をしていました。
実際には噛めていないため、食事量が多く、一食で一合ぐらいはぺろっと食べていました。
しかも食べるのが早い!!
以前は一時間のお昼休みの間に一合ぐらいの玄米を食べ、10~15分程度歯みがきをして、お昼寝が出来るぐらい食べるのが早かったです。
結果…案の定、胃の調子が悪化しました。体調も優れません。
いくらいい物でも、噛まないといけないんだと痛感しました。
それから噛むことには気をつけていたのですが、最近、改めて意識をし、
身体のために、よく噛むようにしよう!!と決意し、まずは50回がみをする習慣をつける目標を立てました。
…( ̄~ ̄)もぐもぐ…( ̄~ ̄)もぐもぐ…( ̄~ ̄)もぐもぐ…
一口の量を少なくする。
一口一口お箸を置き、味わって食べる。
50回噛めるまでは、飲み込まないようにして、口に含んだ物全体を噛む。
『ありがとうございます』を5回言うと50回。
50まで数えてみる。
…( ̄~ ̄)もぐもぐ…( ̄~ ̄)もぐもぐ…( ̄~ ̄)もぐもぐ…
2~3日続けてみると50回噛むとどのぐらいになるのかが、数えなくても分かるようになってきました。
結果、食事量減少。
食事量が少なくても満足できるようになった。
体重減少。
50回は噛めていないと嚥下できなくなった。
素材の味を楽しめるようになった。
お肌の調子が良くなった。
就寝時間が早くなり、夜ぐっすり眠れる。
などなど、たくさんの変化がありました。
よくかむことの利点は、『ひみこのはがいいぜ』に隠されています。
ひ―肥満の予防
み―味覚の発達
こ―言葉を正しく発音
の―脳の発達
は―歯の病気の予防
が―がんの予防
い―胃腸快調
ぜ―全身の体力が上がり、全力投球出来る
まず口の中で噛み砕き、消化液である唾液と混ぜることが第一の消化活動です。
よく噛めて唾液と混ぜれていると、胃腸も本領を発揮することが出来ます。
唾液のすばらしさはそれだけではありません。
発癌性のある物質を唾液と30秒混ぜると、毒性がなくなるそうですよ。
よく噛むことで、食物中の繊維が歯の表面をおそうじしてくれるので、歯の汚れも付きにくくなってきます。
耳垢もたまりにくくなってきます。
うそだ~と思う人は、耳に指を少し入れて、噛んでみて下さい。
耳の中が動いているのが分かりますよ。
よく噛むことはストレスを解消する方法のひとつでもあります。
『ストレスがたまると甘い物が欲しくなる!!』
と思う方、ぜひ、ストレスがたまったときにこそよく噛んでみて下さい。
なんだか気持ちが落ち着いてきますよ。
ひみこといえば…
620回11分
3990回51分
これは、一回平均の噛む回数と食事時間です。
上段が現代人。下段が卑弥呼の時代。
現代は噛む回数激減ですね。
か・む 1 【▼噛む/▼嚼む/▼咬む】
(動マ五[四])
(1)上下の歯ではさんで、物をつぶしたり砕いたりする。
「よく―・んで食べる」「ガムを―・む」
(2)上下の歯の間にはさんで、傷つけたりする。
「舌を―・む」「犬に―・まれる」
…中略…
(6)〔遊里語〕説き伏せる。
「また平様に―・まれにやならぬ/歌舞伎・韓人漢文」
[可能] かめる
[慣用] 窮鼠(きゆうそ)却って猫を―・唇を―・砂を―よう/飼い犬に手をかまれる
かみこな・す 0 4 【▼噛み▽熟す】
(動サ五[四])
(1)食べ物をよく噛んでこなれるようにする。
「かたい肉を―・す」
(2)十分に理解し会得する。
「新思潮を―・す」
(3)思うままにする。
「五十三次に汁かけて、―・す与作ぢや/浄瑠璃・丹波与作(中)」
[可能] かみこなせる
やっとこさ『噛む』という意味を噛みこなせてきたようです。
食べ物を噛み砕くだけでなく、噛み砕いて、食べ物が『こなれる』ようにしないといけないんですね。
ぜひ『噛みこなす』事を意識して食事をしてみて下さいね。
よく噛んでると箸おきが欲しくなりますよ↓↓
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