マクロビオティックな歯医者さんの食と暮らし                   食養塾 無何有庵の日々

無(む)と空(くう)の癒しの時間の中で、心食動息の一つ一つを共に考えていきたいマクロビオティックなスペース。

十年物の味噌

2011年01月27日 18時29分18秒 | 伝統食をつくろう 庫裏(くり)のコース
昨年の初め、二階の冷蔵庫が壊れ
以来そのままずっと我が家の手前味噌が危機に陥っていました。

この冷蔵庫には古い味噌が寝かしてありました。

この月曜日に新しい冷蔵庫を購入したので、味噌の整理をいたしました。

H.12.2月仕込み

と書かれた密封容器の中には白カビがカマンベールチーズのように張り付き、その下には分厚く味噌チーズの層。そしてその下から出てきた芳醇な甘みのあるしかし10年の濃厚な深みのあるコクをもった手前味噌が顔を出しました。



写真の露出がよくなかったので白々してますが、これが十年ものの味噌です。

もっと鹹くなるのかと思っていましたが、
甘みのあるお味噌に仕上がりました。

さっそくお昼にお味噌汁にいたしました。

味噌チーズのところは、湯に溶けませんでした。

スタッフが、これは何?
「レバーじゃない?」
「でもうちにレバーが出るはずないし・・・」

などと会話をしたそうです。

これはカナッペなどに使おうと思います。

味噌カマンベールの白カビ部分は酒のつまみにと思います。


しかし、発酵ってすごいですね。

この後、毎年少しづつ残して保存してきたので、また、楽しみがたくさん残ってます。

庫裏仕事は、こんな楽しみもありますよ。